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  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    1万4千の島々が連なる日本列島は、ユーラシア大陸の東縁でその土台ができ、やがて分離。3万8千年前に人類が上陸し、歴史を紡いできた。変化に富んだ気候が豊かな資源を生み、国土を潤す。本書は、時空を超えて島国の成り立ちと形を一望し、水、火、塩、森、鉄、黄金が織りなした日本列島史を読み直す。天災から命を守り、資源を活かす暮らしとは。地学教育の第一人者が、列島で生きる醍醐味をやさしく解説する。
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

    Posted by ブクログ

    ネットで本を買うことが多くなりましたが、偶に時間がある時に本屋さんに行くと今回読んだ本に出会うことがあって嬉しいものです。

    この本は日本列島にはなぜ、各種資源に恵まれているのか、一部資源に恵まれていないのかを地質学的に説明されています。日本には台風・火山噴火・地震等の自然災害が多く、ある意味暮らしにくい、生活するにはリスクが高い場所かもしれませんが、それでも数万年と人間が住み続けてきており、魅力もあるのだと思います。

    この本では日本列島だけではなく、なぜ地球に人類が住めるようになったのか、つまり酸素が増加するようになったのかの解説もされています、氷河期を幾度と経験してきた地球が、その間に酸

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    2024年05月24日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

    Posted by ブクログ

    <目次>
    序章   日本列島の見方
    第1章  かたち~1万4000の島々の連なり
    第2章  成り立ち
    第3章  火山の列島~お国柄を決めるもう一つの水
    第4章  大陸の東、大洋の西~湿った列島
    第5章  塩の道~列島の調味料
    第6章  森林・石炭・石油~列島の燃料
    第7章  元祖「産業のコメ」~列島の鉄
    第8章  黄金の日々~列島の「錬金術」
    終章   暮らしの場としての日本列島

    <内容>
    地学の本である。表記はおしなべてわかりやすい。特に松尾芭蕉の『奥の細道』をベースに語る前半が、文系と理系をつなぐような記述となっている。日本史を考えるとき、こうした自然環境だからこそ、のことが多い。それを

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    2024年05月03日

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