作品一覧

  • 花咲く神さまの花嫁
    -
    1巻748円 (税込)
     勤勉で、安定第一。結婚願望も持たない千景は、地方公務員試験前に訪れた神社で、銀髪蒼眼の男・秋水にいざなわれる。気づくと裏世界《月世》に連れ去られていた。  秋水によると、千景は世界を支える《命花》を育てる巫女だという。主神である自身と結婚し、花を咲かせるよう請われるが……。 「花が必要なら協力はします。ですが花嫁になる必要はないのでは?」  元の世界に帰る条件で、お仕事として巫女をすると宣言して!?  何かと噛み合わない千景と秋水。二人の思いは、やがて月世を、そしてお互いを変えていく――。
  • 拝啓、桜守の君へ。
    4.0
    1巻748円 (税込)
     恋と友情を同時に失い、落ち込み気味だった大学生の咲は、早春の朝、近所の庭園に赴いた。純白の花を咲かせる木の傍に、佇む人影――白木蓮の精霊が、何故かため息をついている。咲は幼いころから花木に宿る精霊を視ることができた。美しい姿の精霊たちは、長い時を生き人を見守っている。  白木蓮にため息の理由を尋ねると、ある少女を捜してほしいと頼まれた。咲は昔なじみの精霊・楠と協力し、望みを叶えるため街を奔走する。やがて木精が抱き続けていた本心を知ったとき、咲の中でも何かが変わり始めていく――。
  • 拝啓、桜守の君へ。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    咲たち東平家を見守る精霊は楠だし、確かに町の名物は咲かなくなったとはいえ大きな桜。
    タイトルの意味とはと思っていたところに、終盤明らかにされた真実。
    確かに「桜守の君へ」捧ぐ物語だった。
    少し想定とは違ったけれども。
    (タイトルとしては、主人公やや置いてけぼりなので)

    咲が精霊たちの頼みごとをこなしながら、人と植物、そして人と人との様々な縁に触れて成長していく物語。
    最初は失恋やら何やらで後ろ向きな部分も多かったが、途中に出会った西橋さんの支えもあって、咲は立ち直っていく。
    個性的な精霊たちも魅力的だし、咲のバイト先の先生も素敵な人。
    彼女を取り巻く世界は、とても優しい。

    槐と金木犀の話は

    0
    2022年05月25日
  • 拝啓、桜守の君へ。

    Posted by ブクログ

    とにかく読みやすい
    自分も花とか好きだから読んでて
    新しい情報が入ってきて嬉しい
    カピバラさん…見てみたい…
    おばあちゃんっ子だったから羨ましい

    0
    2022年05月25日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!