作品一覧

  • 脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論

    Posted by ブクログ

    脳の仕組みを解明しようとする研究者の著作。この本が面白いのは、作者がアカデミック出身ではなく、パームコンピューターで大成功した起業家であること。ビジネスで大成功を収めてから、元々関心あった脳の研究所を設立し、打ち込んでいるという変わり者。だからかもしれないが、内容はとてもわかりやすい。人工知能がもたらす変化なども、シンギュラリティを恐れる必要はないし、映画のような機械の反乱などが起こらないことをわかりやすく説明してくれる。脳を機械に接続して保存したものは、人間なのかという問いや、地球外生命体とのコンタクトまで、脳を題材にいろいろなテーマを取り上げていて、興味が尽きない。

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    2024年04月14日
  • 考える脳 考えるコンピューター〔新版〕

    Posted by ブクログ

    タイトルが面白そうとは思ったが、松尾先生の推薦があったので購入した。
    内容は期待以上だった。知能がどのように実現されているのか、についての答が書かれていると思った。興味のあるテーマであったので興奮した。
    タイトルで損をしていると思う。

    さらに約20年前に書かれたものであることは驚きであった。ChatGPTなど、現在の人びとの生活への浸透が進みつつあるAIはこの理論を裏付けるものであると思う。
    この後、AIや、AIが浸透した世の中がどうなるのか、とても興味深い。自分なりに考えていきたい。

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    2024年01月28日
  • 脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論

    Posted by ブクログ

    前作(「考える脳考えるコンピュータ」)を読んでいないと深く理解するのは難しいと思われる。

    前作が日本で発売されたのは2005年。当時、ものすごく興奮して読んだ覚えがある。そして、前作の帯には「10年以内に実現する真の知能を持つ機械」と書かれていた。

    それから17年。
    今作を読んでわかったのは、脳のメカニズムを理解することは想像していた以上に難しそうだということだ。

     前作では、脳のメカニズムを理解するには柱状構造(本作での皮質コラム)と新皮質の六層構造を理解することが必須だと指摘されていた。
     本作でもその課題意識は引き継がれているが、結局は「コラムはこのような機能を持っている筈だ」とい

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    2023年06月04日
  • 脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論

    Posted by ブクログ

    脳が情報をどのように認識しているのか、理解できた。そして、それを理解した上でのこれからの時代がどう変わっていくのか、そしてその変化に対してどのような考え方を持つのか私達ははっきりさせるべきだと思った。

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    2023年01月30日
  • 脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論

    Posted by ブクログ

    完全文系の私には理解できない部分も多かったが、情報量も多く文才もあってか読みやすく良い本でした。
    最後の将来予想はまあ頭の良い人の時間軸やスケール感は凡人には理解できない部分もあるので、そんなこと考えてるんだなあという以上の感想を持てませんでした。

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    2024年03月20日

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