佐々木鏡石の作品一覧

良いとこで終わるな〜

とにかく続きの舞踏会シーンが早く読みたい！！！
虐げられて自己肯定感の低かったヒロインが優しく優秀なヒーローと頼りになる仲間に恵まれて徐々に覚醒していく過程がユニークなキャラクター設定で進んでいくのが面白い！！
アリシアとノエルという双子の姉妹は顔は似てても中身は天使と悪魔のように違っている設定だが…本来のアリシアの凄さを本能的に恐れた凡庸な華やさ位が取り柄の双子妹ノエルの嫉妬心ゆえな気がするし、前聖女エブリン様は民に寄り添う素晴らしい聖女として偉大であったし、アリシアのような優秀で頑張る弟子に対しては優しかったけれど… 母親として息子に寄り添い、立派な王子に育てる能力は低かったことも事実だか...続きを読むら…
実は単純な勧善懲悪ものでは無い裏の原因もある感じの目新しさに惹かれてしまったなぁ〜

かなり深い

よくある薄っぺらい追放モノかと思っていましたが、サンプルを読んでちょっと違うと思い購入しました。
先ず聖女のいる世界観なのに魔法の概念が無い。
これは大きい。
妹のノエルが「迷信」と２回言ったが、重要な事だと思う。
魔法の概念がある世界で「迷信」は存在しない筈だから魔法は必要無かったのだろう。
それにしてもノエルは腹立たしいが迷信に対する科学哲学は正しい。
正しい故に深い。
何故ならアリエルはノエルの正しさとは異なる行動を採っているのだから。
これは今後、全巻購入を視野にして読むべき。

かなり深い作品です

王子にも心に傷があった。
只のバカじゃなくて良かったです。
前巻でノエルの「迷信」が気になっていたが、今巻の騒動で重要なセリフと証明された。
間違っているかもだけど、この作品のテーマは宗教(迷信)と自然科学だ。
成る程、魔法の概念は必要ない。
このままだとノエルは迷信に殺されるかも知れない。
アリエルだけが妹を救えるかもだけど、どうなるんだろう？
次巻が出たら即購入だな。

リタ何者??
両親も妹も王子も最悪。
家族なのに、どうしてああなるのか…。
アリシアのこれまでの苦労が報われ、幸せになる姿を早く見たいです。

津軽弁を中心に、主に東北地方のネタを満載した、コメディメインなファンタジー作品で、強烈な訛り故に他者とのコミュニケーションに難があるオーリンを、「通訳」スキルでレジーナがサポートするというお話。
訛りで意味不明になった魔法に始まり、パンダやこけし、タイトルの吉幾三ネタまで、ご当地ネタでイチイチ笑わせてくれる所がズルイ、面白い作品でした。
物語の中心はオーリンの強情さであり、それを主軸に展開するバトル展開は中々に熱かったです。
しかし、本作中のアオモリが秘境すぎて、今後どんな展開になるか楽しみです。