作品一覧

  • 受験生は謎解きに向かない
    3.7
    1巻880円 (税込)
    高校生のピップにある招待状が届いた。高校卒業および大学受験に必要な試験のひとつが終わった6月末、友人宅で架空の殺人事件の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年の孤島に建つ大富豪の館という設定だ。参加者は同級生とその兄の7人。ゲーム開始早々、館の主が心臓を刺されて殺されているのが発見される。試験後に着手すべき自由研究が気になり、当初は乗り気でなかったピップは、次第に夢中になり、主の姪に扮してゲームを進めていく。ピップの明快な推理を堪能できる、爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚!/解説=瀧井朝世
  • 卒業生には向かない真実
    4.2
    1巻1,599円 (税込)
    大学入学直前のピップに、ストーカーの仕業と思われる不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話や匿名のメールが届き、首を切られたハトが家の敷地で見つかったり、私道にチョークで頭のない棒人間を描かれたり。調べた結果、6年前の連続殺人との類似点に気づく。犯人は逮捕され服役中だが、ピップのストーカーの行為は、この連続殺人の被害者に起きたこととよく似ていた。ピップは自分を守るため調査に乗りだす。――この真実を、誰が予想できただろう? 『自由研究には向かない殺人』から始まった、ミステリ史上最も衝撃的な三部作完結!/解説=吉野仁
  • 優等生は探偵に向かない
    4.3
    1巻1,400円 (税込)
    高校生のピップは、友人のコナーから失踪した兄の行方を探してくれと依頼される。兄のジェイミーは、2週間ほど前から様子がおかしかったらしい。コナーの希望で、ピップはポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めていく。関係者へのインタビューやSNSなども丹念に調べることで、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。ピップの類い稀な推理が、事件の恐るべき真相を暴きだす。年末ミステリランキング第1位『自由研究には向かない殺人』続編。この衝摯の結末を、どうか見逃さないでください!/解説=阿津川辰海
  • 自由研究には向かない殺人
    4.2
    1巻1,500円 (税込)
    高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に警察や新聞記者、関係者たちにインタビューをはじめる。ところが、身近な人物が次々と容疑者として浮かんできてしまい……。予想外の事実にもひるまず、事件の謎を追うピップがたどりついた驚愕の真相とは。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、英米で大ベストセラーとなった謎解きミステリ!/解説=若林踏
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    前作に引き続きめちゃめちゃ面白かったです!!!
    個人的に2作目ってなんか1作目の期待値超えられない感じあるんですが、めちゃめちゃ楽しめました。最初からずっと続きが気になって仕方がない。読むのを止めるのが惜しい作品でした。後半から読み終えて気づいたら夜中の4時だった。
    前作のがっつり続きなので、前作読んでから是非読んでほしい(前作のモロネタバレになる)のと、前作の伏線とかが回収されたりするので、前作読んだ人は絶対読んでほしい!!

    主人公のピップが、正義感が強くて行動力があって勉強もできるけど、基本は普通の女子高生であり、誰も使えるスマホやパソコンなどのガジェットやアプリを駆使して真相を解明して

    0
    2024年05月19日
  • 受験生は謎解きに向かない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自由研究シリーズの四作目。

    ピップがまだ自由研究に取り組む前のお話。
    試験が終わったからと、友達から受け取った招待状には、
    孤島での大富豪の老人の誕生会、
    つまりは殺人事件の推理ゲームへの案内が書かれていた。
    1920年代風にコスプレしたピップはしぶしぶ参加したはずだったが、
    だんだんのめり込み、持ち前の推理力が大暴走⁈

    推理ゲーム自体も面白かったが、
    それよりもタイムマシンに乗って過去に戻ったような気分だった。
    誘拐されたジェイミーが弟の友達たちとじゃれていたし、
    ローレンはまだ彼氏とつきあっていたし、
    バーニーは散歩に連れて行かないといけないし、
    カーラは自分の父親が殺人犯とは知らない

    0
    2024年05月16日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    海外のものは言い回しがどうも苦手で敬遠しがちなのですが、こちらはかなり話題になっていて気になっていたのと、SNSで服部京子さんの翻訳なら大丈夫!と太鼓判を押されていたので、手に取ってみました。
    結果は、夢中になって読みました(笑)海外ものでもわからないところがほとんどなく、さくさく読める!内容も面白くて手が止まらない!魅力的なキャラクターに、自由研究で殺人(行方不明となった女性)をテーマに扱う斬新な発想、たくさん出てくる容疑者たち…これがデビュー作とは凄いの一言。

    0
    2024年05月14日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    自分の街で起きた殺人事件を自由研究のテーマにして、真実を追いかける女子高生の話。本編の1/3程度は自由研究のレポート形式で表記されていて、読者である自分も主人公と同じ目線で真相を追求する感覚が新鮮でした。ただの特殊な推理小説というだけでなく、プロットが緻密で伏線回収も見事でしたので、最初から最後まで大満足の一作でした。探偵役の主人公ピッパの公平な視点で判断する姿勢はメディアや自分達も見習うべきですね。次作も読みます!

    0
    2024年05月13日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    面白かった❗あっという間に読みました❗
    途中から、楽しくなって相関図を自作しながら読んでた 笑
    カタカナの名前はすぐ分からなくなるので 笑

    いろいろなことが複雑に絡み合っていたけど、丁寧に1つの事実にたどり着く

    『公平であること』はいつでも大切なこと何だと思う

    内容とは全然関係ないんだけど、主人公の名前を聞いて勝手に男の子だと思いこんでて、読み始めてすぐ女の子と分かってなぜか驚いた 笑

    0
    2024年05月13日

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