作品一覧

  • 真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと
    4.0
    プロレス界随一のベストセラー 全編書下しリニューアル! 全日本プロレス退団 九州プロレス移籍の裏に何があったのか。 TAJIRI「洗脳」説の真偽は? 2024年でデビュー30周年 文豪レスラーTAJIRIが プロレス界の魅力、暗部、未来図を解く。 アカデミズム界屈指のプロレス者 超話題作『言語学バーリ・トゥード』の 川添愛氏が解説寄稿! <目次> 第1章 プロレス界を生き抜く条件 全日本若手に指導した表現技法 オレの「実の子」フランシスコ・アキラの成長 斉藤兄弟が海外修行で得た「考える」生存戦略 他 第2章 メジャーとインディーの壁はあるのか 新日本は「おっかなかった」 「某選手」に投げかけられた強烈な一撃 イラつくライガーから「こいつ潰すぞ!」 他 第3章 プロレスラーの土台となる技術論 デカい選手の速い動きはデカさの武器を殺す リング内4本のライン上で攻防は行われる 技の前に観客に手拍子を求めるのは最低 他 第4章 プロレスの技は本当に進化しているか 新規ファンよりマニア向けにする罠 効かない「エルボー合戦」の無意味 大谷晋二郎の怪我と「効かない技」 他 第5章 道場論 プロレスラーの魂を鍛える場所 ルチャの稽古はアマレスの組み技が重点 日本が世界に誇る寮生活システム お金を貯めて自腹で海を渡る=修行 他 第6章 プロレスでカネは稼げるのか 月給10万円を超えなかったインディー時代 最高峰WWEのお金の仕組みを話そう グッズ売上5年分不労所得で家族4人海外旅行3回 他 第7章 コミュ力 プロレスラー必須のスキル 団体を去る理由、去れない理由 WWEで学んだ緊張しない考え方 会社はお前らの何を売り出せばいいのか 他 第8章 SNSとプロレスの歪んだ関係 不確かな「らしい」で物語をつくれていた時代 「TAJIRIは選手と団体を洗脳する」説 プロは「火ダネとなる噂」をどうさばくのか 他 第9章 プロレス中央から地方へ 集客に苦戦する団体もある中で「無料開催」 人生の残り時間から逆算して仕事を考え直す あらゆるものがありすぎる中央の弊害 他 第10章 達成感の最終回を探す旅へ 天龍さんの技「53歳」を考える 「本物の達成感を得よ」とオレは若手を洗脳する 他 解説 「プロ」としての哲学の在り処 川添愛
  • 少年とリング屋
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    プロレス、夢、「何者」かになる――文豪TAJIRI、始動。 プロレスラーにあこがれる少年が、リングが積みこまれたトラックに潜り込むことから始まる、リング屋さんとの心の交流を描いた表題作『少年とリング屋』をはじめ、プロレスを通して人々の夢と「何者か」になろうとするおかしみ、人生の悲哀を描く、短編連作。 【目次】 第1話 少年とリング屋 第2話 醜い顔 第3話 かっこいい女 第4話 「全然満足していません」 第5話 俺は何者 第6話 夢の結末 エピローグ
  • 戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文豪レスラーTAJIRI大好評シリーズ『プロレス深夜特急』第2便。 戦争、ウイルス蔓延、史上稀な不穏の日々をものともせず闘い続けるプロレス者たちの記録。 これが人生の闘い方だ! 世界のプロレスを知る男TAJIRIが訪れたのは、ウクライナ戦争、新型コロナ蔓延に見舞われた欧米各国及びアジア。 行動制限等での試合開催危機、物価高騰による大幅なコスト増等、各団体は大打撃を食らっていたが、世界のプロレス者たちはどんな状況からでも立ち上がる。 試合をすることで経済を回すことに舵を切った団体、戦争難民として命の危険に遭いながらもプロレスラーになって人生を激変させようとリングデビューした青年、プロレスラーの彼女になったウクライナ難民、帰国できず日本で孤独と闘い続けた者、障害を抱えながらも己の人生と向き合う少年、地方の小さな団体を運営しながら怪気炎をあげる者――旅先で出会った彼らは置かれた場所でそれぞれの人生を闘っていた。 TAJIRI渾身のトラベルルポルタージュ『プロレス深夜特急』シリーズ第2便。 愛弟子フランシスコ・アキラの闘いを書いたTAJIRI初の小説「アキラの居場所」も特別収録。 <目次> 世界の有事、そのときプロレスラーごときに何ができるのか~まえがき(かなり長め)にかえて~ 第1章 戦争とプロレス 欧州マットを直撃した「ウクライナ戦争」・篇 第2章 脱コロナとプロレス イギリス、闘う障害者。……あ、里村さんのこと忘れてた!・篇 第3章 激戦前夜の欧州6か国大横断 フィンランド、オーストリア、イタリア、マルタ、ポルトガル、イギリス・篇 第4章 フィリピン、これでいいのだ! 2度目、3度目のフィリピン・篇 第5章 アメリカ。俺たちは生き残ったんだな。 ポスト・コロナに踏み出した大国・篇 第6章 発見! 日本にもあった非日常の世界! BURST&アジアンプロレスという地方の熱量・篇 [特別編]小説 アキラの居場所 プロレスラーの彼女になったウクライナ難民のことなど~あとがきにかえて~
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人
    4.2
    小池栄子さん(女優)推薦! 「私がTAJIRIさんを初めて知ったのは ハッスルのリングでした。それぞれ個性の強いレスラーの皆さんの中、私はTAJIRIさんのパフォーマンスに、他の選手達とは違う知的さを感じたのを覚えています。この本を読んでその個性のルーツを知りました!世界を旅した強い肉体!世界を旅して磨かれた感覚!プロレスラーTAJIRIがわかる本です。」 特別師弟対談 vs.朱里選手(スターダム) メキシコ遠征でのすごい体験 プロレスと酒、そして旅があれば生きていける― 世界最大の米WWEから ノーギャラも当たり前なアジアの新興団体まで 世界のプロレスを知るTAJIRIが放つ 闘いと酒と食と文化と おかしなヤツらに出会った旅の記録 イタリア、マルタ、ポルトガル、オランダ、アメリカ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港 並みの旅行記では読むことができない プロレスを通して見えてくる豊穣な世界と未知なる各国の素顔。 100カット超の激レア現地写真満載 長文な写真キャプションもいちいち楽しめる。 旅とプロレスが存分に楽しめぬコロナ禍の今 読んだそばから、旅の空の下にとべる 窮屈な時代に必読の書! ハッスル以来の師弟コンビ スターダムの朱里選手との旅と人生をめぐる対談も特別収録! 『プロレス/格闘技DX』の超人気連載を大幅加筆&書き下ろし多数で書籍化! <目次> まえがき プロレスラーは、プロレスがなければ死んでしまう生き物である 第1章 美少年の国と砂の男の国 イタリア、マルタ篇 ◆旅のあと① イタリアの「子供」は今―― 第2章 旅人は理想郷をさがし求める ポルトガル、オランダ篇 ◆旅のあと② 危険な街で危険な目に遭わない方法 第3章 プロレスで金持ちになれる世界唯一の国 アメリカ編 ◆旅のあと③ なぜアメリカのプロレスはいつの時代も面白いのか 第4章 混沌と神秘、アジアのプロレス フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港篇 ◆旅のあと④ プロレス後進国からのオファーに応えるのもオレの旅だ 特別師弟対談 vs.朱里(スターダム) プロレスラーを磨く、タフな旅に出よ! あとがき 人類が危機に襲われても空は蒼く、人生の旅は続くのだ
  • 戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

    Posted by ブクログ

    この本を社会・政治の本と捉えるか、
    プロレス本と捉えるか、旅行記と捉えるか。

    いや、その全てである。

    プロレスラーという職業を通して見た偽りのない、その場所に住む人目線からの世界情勢。
    コロナ、戦争...

    一プロレスファンとして興味深かったのは、
    プロレスが根付いていない国の興行でもそれなりに集客があるということ。

    今や日本のプロレス界はただでさえ昭和の時代より少ないプロレスファンを各団体が取り合う。
    だから都市部の団体は集客に苦戦する。
    そんな状態である。

    それはプロレスを"プロレス"として売り出しているからでは無いだろうか。
    そんな気がした。
    プロレスを&qu

    0
    2022年10月30日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

    Posted by ブクログ

    TAJIRIさん目線での世界の情勢、色んなところにあるプロレス、プロレスという物語、表現者としての姿勢色々なものが詰まっていました

    0
    2022年01月31日
  • 真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと

    Posted by ブクログ

    KAMINOGE.148のインタビュー読んだらどうしても読みたくなって即購入。そう!それが気になってた!!という部分にはスッキリしたし、
    この視点を持って見るプロレスは少し変わりそうだなとも思わされた。そして筑前りょう太という人物に俄然興味が湧いた

    0
    2024年04月04日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

    Posted by ブクログ

    海外で生活したことがあり、プロレスが大好きな私にとっては非常に面白い本だった。TAJIRI さんは世界中のプロレスラー、プロレスファンにとってヒーローなんだとよくわかる。15年前WWEに出ていた人を、世界中いろんな人がレジェンドと崇める姿はすごいし、テレビの力は凄いと思う。

    マルタやフィリピンの描写は特に好きで、マルタのレスラーがもう日本に上陸していたと分かり、思わずYouTubeで調べてしまいました。TAJIRIさんはいつまでプロレスするか分かりませんが、各国でのご活躍を願っています。

    0
    2023年12月12日
  • 少年とリング屋

    Posted by ブクログ

    WWEでも活躍した日本を代表するプロレスラーによる連作短編小説。もちろん全話に何らかの形でプロレスがモチーフとして関わってくる。プロレス礼賛というよりもほろ苦いエピソードが結構あるのが印象的。個人的に最も感情移入できたのは、たとえトップに立っても苦悩は消えないという普遍的な人生論を描いた『俺は何者』

    0
    2023年07月22日

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