作品一覧

  • 人工知能が俳句を詠む ―AI一茶くんの挑戦―
    3.3
    1巻1,760円 (税込)
    人工知能が俳句を詠む日はいつ訪れるのか。現在の人工知能はどこまでできて、できないのかを、俳句を詠むAIの開発を通して迫る! 突然ですが、  見送りのうしろや寂し秋の風  病む人のうしろ姿や秋の風 このふたつの俳句が松尾芭蕉と人工知能のどちらの作品かわかるでしょうか。  本書は、現在も精力的に研究の進む人工知能について、俳句の生成という視点から現在の研究・開発動向を解説するものです。コンピュータを用いた俳句の自動生成は1968年のCybernetic Serendipityというコンピュータアートの展覧会に端を発し、近年では小説を生成する「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」などとともに、人工知能による文学生成研究のひとつとして進められています。俳句という身近でわかりやすいテーマであるため、TVや新聞などのメディアでも取り上げられるなど、人工知能による俳句生成は現在注目が集まっています。  本書では、実際に俳句を生成する人工知能である「AI一茶くん」を研究・開発している著者らが、現在の人工知能技術の動向から創作分野における人工知能の展開、俳句をどのように人工知能に解釈させ、生成するのかを具体的に解説します。そして「AI一茶くん」の活動の紹介を通して、現在の人工知能がどこまで達成し、なにができていないのかまで見ていきます。  人工知能がどんなことをできるのか気になる方、とくに人工知能の創造性について興味のある方にピッタリの1冊となっています。もちろん人工知能がどんな俳句を生成するのかが気になる俳句好きの方にもわかりやすく、ていねいに解説しています。 第1章 人工知能が俳句を詠む日 第2章 人工知能の歴史と未来 第3章 人工知能を実現する技術 第4章 人工知能と創作 第5章 俳句の人工知能的解釈 第6章 俳句を生成する人工知能、AI一茶くんの仕組み 第7章 AI一茶くんの活動 第8章 人工知能と俳句の未来 付録 AI俳句百句選
  • 自動運転技術入門 ―AI×ロボティクスによる自動車の進化―
    4.0
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 自動運転の要素技術を、第一線の著者陣により、わかりやすく解説。  本書は、自動運転の要素技術を、第一線の著者陣により、わかりやすく解説した書籍です。本書1冊で、自動運転にかかわる技術の全容と今後の課題をポイントを押さえて理解することができます。  自動運転技術は交通事故の減少、高齢者の移動支援、運転負荷の軽減や快適性の向上など、現在のさまざまな課題を解決する切り札として、大きな注目を集めています。  一方、自動運転技術は自動車工学、パワーエレクトロニクス、移動体通信工学、人間工学、センシング技術、そしてAI・機械学習技術など、まさに各分野における最先端の要素技術の集合体であるため、その全容をコンパクトにポイントを押さえて解説している書籍がいままでにありませんでした。  今後のキーテクノロジーとされる深層学習が自動運転技術において、どのように使われていくのかに焦点を当てながら、イメージに訴える平易な説明を心掛け、数式の使用を最小限に抑えて解説しています。 第1章 自動運転技術の概要 第2章 環境認識・予測 第3章 地図作成と自己位置推定 第4章 自動運転車の判断 第5章 縦方向と横方向の車両運動制御 第6章 複数台の協調制御 第7章 自動運転技術開発に使用されるツール 第8章 深層学習の基礎 第9章 深層強化学習 第10章 深層学習のノウハウ
  • 人工知能が俳句を詠む ―AI一茶くんの挑戦―

    Posted by ブクログ

    NHK対決凄ワザ
    で拝見したAI俳句の舞台裏が見られた
    データ分析をしている私としては自然言語処理のもっと技術よりの話を期待したけど縦書きの本だからこんなものだろう
    でも文学生成系の研究でない本は貴重
    短歌自動生成を目指しているけど能力がない私の発奮ネタとはなった
    がんばろー

    0
    2021年07月30日
  • 自動運転技術入門 ―AI×ロボティクスによる自動車の進化―

    Posted by ブクログ

    平易で自動運転素人にも読みやすくわかりやすい。
    後半の機械学習、深層学習についての概念とモデルの説明は図も豊富で入門としてわかりやすかった。
    最後のライブラリとtensorflow playgroundの利用サンプルは実践的な実装入門で楽しめた。

    自動運転技術の足がかりとして。

    0
    2021年05月29日
  • 人工知能が俳句を詠む ―AI一茶くんの挑戦―

    Posted by ブクログ

    AIには、強い人工知能(人と同じように状況を認識し、人と同じような思考過程を経て、すべきことを判断することができる人工知能)と弱い人工知能(表面状は人の知能が行うことと同等のことを表現しているように見えるものの、実際は計算処理に則って情報を処理しているもの)がある。
    強い人工知能が実現されれば、そこからは人工知能が自己をアップデートするので、人の開発は不要となるそうです。
    現段階では、活用される人工知能の多くが弱い人工知能。AI一茶くんも、こちらに属します。
    とはいえ、素人から見れば、生み出される俳句は、多種多様で、機械的に組み合わせるからこそ、意外な語と語の組み合わせがあったりして面白いと思

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    2022年03月20日
  • 人工知能が俳句を詠む ―AI一茶くんの挑戦―

    Posted by ブクログ

    AIは俳句を詠むことはできないが、無限に「サイコロを振って」人の鑑賞に耐えうる作品を生成することは十分に可能であることを証明した。AI研究書であると同時に、「俳句」そのものの存在理由を問いかける有意義な一冊。

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    2021年11月05日
  • 人工知能が俳句を詠む ―AI一茶くんの挑戦―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『おバカな答えもAIしてる』でも書いてあったけれど、AIに人間のかかわりは必要なんだなぁ。
    日常でも、芸術分野でも。

    「どちらの作品が人間で、どちらがAIでしょう?」みたいなクイズで、外すと悔しい気持ちになるけれど、これからはちょっと違うかもしれない。
    AIだって、人間が丹精込めて作ったには変わりないんだから。

    一茶くんにどれだけ人がかかわっているかを知って、そう思った。

    1
    2021年10月26日

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