阿刀田高の作品一覧
「阿刀田高」の「小説作法の奥義」「詭弁の話術 即応する頭の回転」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「阿刀田高」の「小説作法の奥義」「詭弁の話術 即応する頭の回転」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。1964年『ころし文句』でデビュー。 『来訪者』で日本推理作家協会賞。『ナポレオン狂』で直木賞。『冷蔵庫より愛をこめて』や『新トロイア物語』など、数多くの作品を手がける。
Posted by ブクログ
「とにかくおもしろい芥川龍之介、こんな文章を書けたらすごい志賀直哉、目を見張る設定の中島敦。子どものとき落語全集と銭形平捕物控で短篇のとりこになった著者は、好きな小説を読み漁っていく。自らの体験を通じ、また短篇の作り手の視点から、ぜひ触れてほしい作品をすすめる。脳にしみこむ若い時の読書は大切だ。」
落語『千早振る(ちはやぶる)』
・・落語全集は、行ってみればユーモア短篇小説集のようなものですね。横丁の長屋に住むは八っつぁんが長屋の百科事典のようなご隠居さんに質問する。でもその長屋さんの知識には少しあやしいところも含まれています・・。インチキな解釈がみごとに成立した、そのおもしろさを感じた。大
Posted by ブクログ
コーランの。イスラム教の入門書としてこれ以上の本は無いと思う。
西洋のキリスト教世界的な感じ方に汚染されてしまっている現代の日本人として、一方的な見方でしかイスラム教を見て来ていなかった。
信じるものか違えば世界の見え方も変わって来るのだ、という当たり前のことが分かっていなかったことを痛切に感じた。
今後の世界ではイスラム教の信者の数がキリスト教の信者の数を上回ることは必然。
西洋世界の常識や思考のみに依存せず、偏向のない考え方を教えてくれる最良の書と思います。
最終章のサウジアラビア、ヨルダンへの旅行記はコーランから一気に現実のイスラム世界に一っ飛び。知ることの出来なかった実際の現地の人
細部まで美味しい解説
語り口が見事だ。このように語られると、とても読みやすい。ただ述べるのではなく、先を読みたくさせる誘導がうまい。また、多岐に渡る素材を上手に配置して、これまた読みやすい。無闇に専門的ではなくて、しかもかなり詳しく核心をついて述べられている。