荒川紘の作品一覧

「荒川紘」の「龍の起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 龍の起源
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    西洋のドラゴンと東洋の龍。その性格はさまざまで、姿形もまったく違うのに、なぜ同じ「龍」と呼ばれるのか? バビロニアのティアマト、エジプトのウラエウス、インドのナーガ、日本や中国の龍。西洋では反秩序の象徴で退治される存在だが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた。龍とはいったい何者か。世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査・探索。図版109点を掲載する。
  • 龍の起源

    Posted by ブクログ

    中国の龍とインドのナーガは姿形は異なるのに、性格的に類似していたのはなぜか。中国とメソポタミアのみ種々の動物からなる「龍らしい龍」が生まれたのをどう考えるべきか。なぜ中国ではそれが聖獣であったのにメソポタミアでは悪神視されたのか。どうしてインドとエジプトでは「龍らしい龍」が生まれなかったのか。(略)調査に一区切りがついた現在、いよいよ龍の起源を問うときである。
    (104p)

    このように世界の龍伝説をスケッチした後「龍の起源」「日本の蛇と龍」「龍と宇宙論」へと進む構造の本である。著者の専攻は「科学思想史」であり、考古学の立場からは、異論が出そうな気がする。しかし、「龍の起源」の仮説は非常に魅力

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    2022年11月15日

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