作品一覧

  • 共産党宣言
    3.5
    1巻1,078円 (税込)
    マルクスとエンゲルスが共同執筆して1848年の二月革命直前に発表し、その後のプロレタリア運動の指針となり世界を大きく変えることになった、わずか23頁の文書。いわゆる“党派”的な檄文ではなく、労働者がなぜ虐げられているのか、なぜ搾取されるのかなど、資本主義の弊害、そのからくりを解く。労働者の団結こそが社会を変える力であるという、働く人びとの味方マルクスの主著の一つ。
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    4.0
    本書は、ヘーゲル左派運動の総括として、マルクスとエンゲルスが自己批判をも込めて共同で執筆した未完の遺稿で、「唯物史観誕生の書」とも呼ばれている。本書は遺稿ゆえに種々のテキスト問題を抱えているが、今回厳密なテキストクリティークをし、信頼に足る邦訳の完成を目指した。文庫版ということも鑑み、読みやすさも追求した決定版。※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

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  • マルクス 資本論 1
    4.3
    1~9巻858~1,430円 (税込)
    マルクスが自ら生涯の事業と呼んだ『資本論』。レーニンが“現世紀最大の政治経済学上の著作”と呼んだように、近代資本主義社会の経済的運動法則を徹底的に究明して、経済学を“革命”し、また人間社会に対する見解に完全な変革をもたらして、社会主義を科学的軌道に乗せた不朽の名著。ディーツ版による改訳。

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  • 共産党宣言
    3.7
    「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は、階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献。マルクス(一八一八―八三)とエンゲルス(一八二〇―九五)が起草、一八四八年の二月革命直前に発表以来、プロレタリア運動の指針となった歴史的文書である。

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  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。
  • マルクス 資本論 2

    Posted by ブクログ

    2024/4/18
    労働力は他の原料や材料と同じで売ることができる物資みたいなもの。我々労働者はこの労働力を売って対価を得ている。生産の過程で原料の代金に労働力分の付加価値が付くわけだが、この再生産にあたり労働課程は労働力分の代金の付加価値を超えて続行される。剰余価値は資本家に。

    #2 2024/4/17
    生産で使用する物資のほとんどは加工物であり、
    綿、木版、ネジ、鉱物
    それを購入して加工、付加価値をつけて販売する。種子は過去に人が作ったものなので、こういった自然物も加工品と呼べる。

    労働はこれらの原料と同じで、資本家が購入する物資のように捉えることができる。
    原料と労働を購入して付加価

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    2024年04月18日
  • 共産党宣言

    Posted by ブクログ

    社会主義、共産主義についての超有名な古典らしい。
    当時の各国の政治、経済、社会情勢を知ってないと理解できないことが多いものの、ブルジョア階級とプロレタリア階級の間の闘争など、抽象的な記述については現代にも通ずるところがあるように思う。現代日本はどのような状態にあるのか、アメリカほとではないが格差が生まれているということは自由資本主義の弊害であるのか。マルクス、レーニンの掲げた理想的な共産主義をもっと知りたいと思わせる一冊。

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    2022年11月26日
  • マルクス 資本論 1

    Posted by ブクログ

    本来、労働は創造的な活動で、自己実現、人間能力の開花につながる。しかし、ものを生産する手段(労働者)を資本家が握る社会では、労働者は自分の人生や運命を決めることができない。本来、自分のものであるはずのものが自分から離れてよそよそしくなる(疎外)。

    ※疎外の指標(無力・無意味・孤立・自分が自分でないような感覚)。単純流れ作業の労働者は疎外感が高い。選択肢もなく、ただひたすら単純作業を機械のように続ける労働者。一方、職人は疎外感が低い。自分の技術を日々磨き、成長・やりがいを感じている。R・ブラウナー。

    物の価値は労働量で決まる。資本家は労働者を酷使して、労働力をできるだけ多く搾り取る。人間は自

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    2021年07月23日
  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー

    Posted by ブクログ

    ドイツ・イデオロギー 新編輯版 岩波文庫
    (和書)2009年09月18日 22:25
    2002 岩波書店 廣松 渉, マルクス, エンゲルス


    岩波文庫の新編輯版の前に出ていた「ドイツ・イデオロギー」は読んだことがあったのですが今回この本で再読してみようと思いました。内容も随分前に読んだので忘れていました。それも丁度良かったかもしれません。
    とても興味深く読めました。

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    2020年09月25日
  • 共産党宣言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    題の通り、当時の共産主義の理論と実践が記述されている。現代で共産主義というとイデオロギー的な他意を含みがちであるが、本書ではその根幹を成すロジックに触れることができる。

    ありがちな誤解として一切の財産の私有の廃棄というものがあるが、本書ではそれは明確に否定されている。本書で述べられているのはあくまで生産手段たる資本の共有財産化であり、それはプロレタリアが元々所有していない、所有できないものを指している。また同時に、相続も資本の拡大と階級間の対立を助長するものにすぎないことから、これも否定している。

    これらの原則は、突飛で理解に苦しむような類の思想というよりはむしろ、現代の価値観に照らしても

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    2020年09月17日

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