竹田人造の作品一覧
「竹田人造」の「AI法廷の弁護士」「ハヤカワSFコンテスト2020受賞作【無料試し読み版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「竹田人造」の「AI法廷の弁護士」「ハヤカワSFコンテスト2020受賞作【無料試し読み版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞でデビューした著者の2作目。AIが裁判官を務める近未来を舞台にした法廷ミステリー。ハッカー弁護士といってもサーバーに不正ログインするわけではなくアルゴリズムの穴を突く(グーグルで検索上位に載せる方法やツイッターでバズる方法の文脈で使われる「ハックする」の意)のが主人公の法廷戦術。古沢良太『リーガルハイ』の古美門研介もしくは新川帆立『元彼の遺言状』の剣持麗子の系譜。登場人物みんなそのまま映像化できそうなくらいキャラが立っていて面白いwまた、著者の本職がデータサイエンティスト(AI技術者)ということもあってディテールにも隙が無い。いつだって脆弱性の本質は突き詰めれ
Posted by ブクログ
まず誰もが言いたくなるだろうけどこのタイトルよ。どうしてこうなった。ラノベでもこんなヘボいタイトル付けないでしょうよ。1周遅れてカッコいいと思ったの? ハヤカワさんよぉ。そういうとこやぞ。
だいたい完全犯罪でもないしマニュアルでもないし。なんか事情でもあるんですかねぇ。
まぁ中身。
AIによる犯罪抑止とカジノが実現しているという架空の世界をリアリティを持たせて構築し、けっこう高度な機械学習の知識を動員して物語を成立させている点は非常に高評価。小気味のいいやり取りも軽快だぞ。
なにより。某国民的怪盗アニメの初代19話の爆笑名シーンを、50年の時を経てデジタルで仮想的に再現したシーンはまさに