作品一覧

  • いっそこの手で殺せたら
    NEW
    -
    1巻946円 (税込)
    元教師のライター・筒見芳晃は十歳年下の可愛い妻・絵梨、年頃の愛娘・沙梨奈と何不自由のない暮らしを営んでいた。だが、穏やかな日々は突如一変する。勤め先から妻が帰ってこない。携帯電話も不通。不吉な予感に駆られて交番を訪ねた芳晃は、驚天動地の事実を告げられる。しかしそれは、やがて始まる忌まわしい悪夢の幕開けに過ぎなかった!! 衝撃ミステリー『極刑』で鮮烈デビューを飾った小倉日向が放つ、業と毒の問題作。
  • 東京ゼロ地裁 執行 1
    -
    1~2巻770~792円 (税込)
    東京地裁民事部の山代忠雄は派手な刑事裁判とは無縁の中年判事。だが、誰にも言えぬ裏の顔があった。その正体は霞が関「東京ゼロ地裁」裁判長――刑事事件の被害者側が民事で勝ち取った賠償金を踏み倒す悪党を、同じ手口で100万倍返しのうえ取り立てる影の裁判所のボスなのだ。いじめの主犯格や極悪レイプ魔など許せぬ未払い人を追う山代は、部下の熱血執行官、歌舞伎町の凄腕美人女医らとともに、ターゲットの金も命も容赦なく強制執行していく。書き下ろしシリーズ第1弾!
  • 極刑
    3.8
    1巻836円 (税込)
    愛娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。龍樹の陰の“制裁”を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。猛毒ミステリー『いっそこの手で殺せたら』で大注目の新進作家、衝撃のデビュー作。
  • 極刑

    Posted by ブクログ

    娘を殺され、被害者家族の会で知りえた下衆どもを闇に葬る現代の必殺仕事人のような主人公。
    主人公の詳細は深くは描かれていないが、いずれ明らかになるのか・・・
    加害者を闇に葬るのは爽快だが、単純にそう思うだけでなく何か考えさせられるものがあるような感じがします。
    主人公は姿を消したのですが、次作を期待したい作品ですね。

    0
    2023年06月18日
  • 極刑

    Posted by ブクログ

    犯罪被害遺族の男が、卑劣な悪人に制裁を加えるお話

    以下、公式のあらすじ
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    娘を殺されながらも極刑を望まなかった半田龍樹は、妻とも別れ、小さな居酒屋を始めた。
    一見、平穏に流れる日々――。だが、常連客は知らなかった。

    龍樹の陰の"制裁"を。卑劣な罪を犯しながらも逃げおおせた者を執拗に追跡し、淡々と運命の引き金を引いていく龍樹。
    黒い血に塗れた両の手は、やがて思いがけない事態を引き寄せてしまう。
    人間のダークサイドを容赦なく抉り、読後はなぜか救われる衝撃のデビュー作。
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    言葉巧みにド

    0
    2023年11月15日
  • 極刑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    加害者がどのような罰を受けるのが被害者にとって1番良いことなのか、色々考えさせられる。
    前半は主人公によるスカっとする私刑が続くが最後の事件は現実的な結末であった。続編を読んでみたい。

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    2023年10月08日
  • 極刑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気読み。
    半田龍樹が、どういう答えを出すか。心の揺れ。

    罪を犯しても反省もなく相手が悪い、何で俺が…、そこにいるのがいけないんだ、「正しい」方法だ等と自分勝手な考えばかり…。

    逃げ続ける彼らに、言い逃れができないほどの証拠を叩きつける。

    龍樹の風貌から、最初は、強気な態度をみせる。
    彼の丁寧な言葉遣いと、光のない目、死んだような目をみて震え上がる。

    直子の言葉、考え方、感覚が理解できないこともあった。そばにいてほしい人であったが近づいてはいけないとも思う。

    動画を拡散させたり、削除におわれたり大手メディアが、全く反応しなかったり、誰も信じるはずのない言い訳、捜査員の独断によるものな

    0
    2023年05月02日
  • 極刑

    Posted by ブクログ

    愛娘を殺された主人公が、陰で犯罪者たちに制裁を加えるミステリー。
    被害者を自殺に追いやったレイプ犯。
    車で多くの子どもたちの命を奪った暴走者。
    女性たちを虐待しながら逆恨みを抱く男。
    自身の不満と劣等感を解消するためにネットに暴露を繰り返す男。
    彼らを執拗に追い詰める主人公の行為と、彼が営む居酒屋での場面を、著者は見事に書き分けており、その落差が見事。
    そうせざるを得ない主人公の思いに共感とまではいかないまでも、一定の評価を感じざるを得ない。最近のストーカー事件や虐待のニュースを見ると、なおさらの思いが。

    0
    2023年06月30日

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