作品一覧

  • サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語
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    1巻1,210円 (税込)
    約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。  本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!   主な内容 ●序章 最初からもっていた「眼」 ●黎明の章 すべてが陸続きの時代/二つの肺の獲得で陸を目指す/耐乾燥卵で内陸に進出/爬虫類と分かれる/単弓類の進化/史上最大の大量絶滅 ●雌伏の章 毛をもつ/哺乳類の登場/聴覚の発達/子を産み、育てる/有胎盤類式繁殖法はいつから?/再び絶滅の危機 ●躍進の章 哺乳類時代の始まり/脳より先に体を大きくする/長い妊娠期間と大きな胎児/アフリカの仲間と分かれる/ローラシアの仲間と分かれる/森林での進化 ●人類の章 真の「猿の惑星」/森から平野へ/尾の消失と二足歩行/氷河時代の始まり/サピエンス以前のホモ属/サピエンスと生きたホモ属
  • 恐竜がもっと好きになる化石の話 ゆり先生の化石研究室
    3.0
    世界各地で恐竜や太古の哺乳類の化石発掘を行う研究者が古生物学の魅力を語ります.「化石ハンター」アンドリュースの探検のエピソード,「卵泥棒」と名付けられたオビラプトル,硬いよろいで覆われたピナコサウルス,史上最大の陸生肉食哺乳類アンドリューサルクスなど絶滅動物の姿や進化をわかりやすく解説します. ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 恐竜探検記
    -
    1巻2,750円 (税込)
    酷寒と酷暑が同居するゴビ砂漠の奥地、「燃える崖」で世界初の恐竜卵の化石発見に成功──生物進化の歴史解明に大きく貢献した探検隊の、労苦と感動を伝える名著。ナビゲーション:木村由莉。
  • 化石の復元、承ります。古生物復元師たちのおしごと
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年夏開幕!国立科学博物館特別展「化石ハンター展」で蘇る、新種の絶滅大型獣チベットケサイの復元現場に潜入! 「例えば壺が割れて、それを元の形に戻しましょう、というのが今回の作業」(デジタル復元/越前谷宏紀先生) 「まっすぐに立った優等生な骨格はおもしろくないから、 生きているような、動きのあるポーズを作りたい」(骨格レプリカ製作/ゴビサポートジャパン) 「そのまま作ってもリアルにならない。もっともらしい説得力を演出するのが僕たちの仕事」(生体模型製作/アップ・アート) 「一連の動きの一瞬を切り取って、その中で迫力のあるポーズを目指した」(3DCGモデル制作/戸田かえでさん) *** それは上下方向にグシャッと潰れ、無数の亀裂が入った一つの頭骨化石。 2022年夏に開幕する国立科学博物館の特別展「化石ハンター展」の目玉展示に抜擢された、 氷河期のコエロドンタ属(ケサイ)の新種だ。 今はもうこの地球上に存在しない、絶滅してしまった太古の動物。 誰も見たことがないその姿を、復元のプロはどのように蘇らせているのか。 化石動物の復元に挑む職人たちの仕事に、 骨格レプリカ、生体模型、3Dデジタル復元、展示づくりの現場から迫った、 「古生物復元」ドキュメントブック!
  • もがいて、もがいて、古生物学者!!  みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    小林快次先生(北海道大学総合博物館教授)推薦! 「恐竜少女が世界的な哺乳類化石研究者に大進化! 痛快な成長ストーリーを体験できる本。必読!!」 みんなが恐竜博士になれるわけじゃない、でも、思いが続く限り夢はつながる!(・・・・・・・・・・・・・) この物語は、「古生物=恐竜」だった時代に恐竜博士になることを夢見た女の子が、多くのライバルの中で一度は挫折し、そしてそこから新たな夢をつかみとった、サクセス(途中)・ストーリー。 国立科学博物館の若き古生物学者が、ビリから一歩ずつ、もがいて、もがいて、小さな哺乳類化石の研究者になるまでを綴った初めての自伝的エッセイです。 古生物学者を目指す子たちへの進路アドバイスや、巻末には共に切磋琢磨した通称「ジュラシックパーク世代」の仲間との対談を収録。 「古生物」や「研究」に限らずとも、真面目すぎて、自信がなくて、一歩が踏み出せない、そんな多くのイマドキの子たちに届けたい1冊です。
  • パンダの祖先はお肉が好き! ?-動物園から広がる古生物の世界と進化-
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 33種の現生生物の祖先とその仲間、2種の現生生物に似た古生物を紹介します。動物園にいる動物たちが、どういった進化を経て現在の姿となっているのか。「身近な古生物」に思いを馳せるためにぴったりな1冊。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 はじめに 生き物今昔物語 進化の足跡を辿る 本書の読み方 【巻頭特集】パンダの祖先は肉が好き!? 【第1章】誰もが知ってる! 動物園の人気者たちのルーツ 【第2章】もっと知りたい! あの哺乳類たちのルーツ 【巻中特集】成人男性並みの大型ペンギン! 【第3章】推し多数! 鳥類、爬虫類、両生類たちのルーツ 巻末こぼれ話 おわりに
  • もがいて、もがいて、古生物学者!!  みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから

    Posted by ブクログ

    子ども向けの体裁をとっているので、子ども向けの内容かと思いきや、著者の仕事に対する熱い思い、生き方についてガチな内容になっていて襟を正す気持ちになった。よくこの本についての書評に、子ども向けだとか、恐竜博士のような古生物学者を目指しているお子さま向け用の本と言った書き方している方が沢山いらっしゃるようだが、内容ちゃんと読んでいるんだろうか。勿論それらのお子さまも対象だけれども、そんなもんじゃないよね。この著書がどのような方かよく分かるガチ本でビックリした。古生物学に興味云々を超えて最高に良かったです。

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    2024年01月03日
  • もがいて、もがいて、古生物学者!!  みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから

    Posted by ブクログ

    その名の通り、科博で研究員をされている木村由莉さんが7歳の時に心に決めた夢を「もがいてもがいて」ひとつひとつ形にし、実現させ、現職に就かれるまでが書かれている。

    この本にはこれから研究職を目指す全ての少女にとって夢と希望が詰まっている。

    素晴らしい女性。

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    2020年10月18日
  • もがいて、もがいて、古生物学者!!  みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから

    Posted by ブクログ

    古生物学者の著者がどのようにしてその仕事についたのかを書いたエッセイ。
    理系で研究者を目指している子どもたち・その親がメインのターゲットだと思うが、当てはまらないというか、早々にそういった道を諦めた自分も楽しく読めた。
    幼少期〜学生時代のエピソードは、実際に自分が高校生くらいの頃に読んでいたら、羨ましさや嫉妬で素直に読み進められなかったと思う。東京近郊在住で、金銭的にも精神的にもサポートしてくれる親がいて、「両親は世界一の味方☆」みたいなアドバイスを書ける著者の立場と、過去の自分が置かれていた状況があまりにも違っていて、今だからギリギリ苦笑いしながら読めたが、10代の頃だとキツかったと思う。

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    2023年04月19日
  • 化石の復元、承ります。古生物復元師たちのおしごと

    Posted by ブクログ

    国立科学博物館で2022/10/10まで開催中の「化石ハンター展」を題材に、古生物学に関わる様々な仕事(著者は「古生物復元師」と名付ける)を紹介する。
    展示物である化石骨格レプリカ作成、生体復元模型作成に、設計図たる化石そのもののデジタル復元、および3D設計、さらには展示のプランナー、空間デザイナー、主催、そしてこの本の編集者まで、「古生物」への様々な携わり方が描かれる。
    その意味では著者の前著『もがいて、もがいて、古生物学者!!』の副題が「みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから」から、「みんなが古生物学者になれるわけじゃないから」(でも関わり方はいろいろある)と裾野が広がる内容となっている

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    2022年10月01日
  • パンダの祖先はお肉が好き! ?-動物園から広がる古生物の世界と進化-

    Posted by ブクログ

    動物園で見られる現生動物と、その祖先のいきもの33種を取り上げている。カラーで大きめに描かれたイラストが目を惹く。どことなく現生動物と共通点がある姿のいきものもいるし、異なった姿のいきものもいて興味深い。題材も面白そうで、土屋氏が著者、木村由莉先生らが監修したという(私の中で)完璧な布陣とも言える古生物本だが、実は読み始めから目が滑って読み進むことが困難な時期があり、読み終わるまでに時間を要した。
    恐らくイラストより、より詳細な古生物・現生動物の説明があったほうが面白かったのではないか、と思う。誌面の都合上かわからないがざっくりとした説明に留まっている。それから、現生動物との大きさ比較に効果的

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    2022年09月28日

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