作品一覧

  • そば学大全 日本と世界のソバ食文化
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    1巻935円 (税込)
    日本が誇る伝統食にして健康食、そば。しかし、植物であると同時に作物でもあるソバの文化は、日本だけのものではない。ソバの本場・信州で研究を積んだ農学者が、世界のソバ食文化を探訪して日本のそばの魅力を再発見する。さらにその栄養と味覚、健康食品としての機能や、品種改良についても解説。 江戸の農書に表れる「ソバめくそ」「めくそ飯」とは何か? 「普通種」よりも収量が多くて安定しているダッタンソバ、ニガソバは、なぜ日本で栽培されなかったのか? なぜ「手打ちそば」が上等なのか? 朝鮮半島のシミョン、カルクッス、中国の「猫の耳たぶ」マオアルドウ、ネパールのソバの腸詰、ウクライナのソバカーシャ、スロベニアのソバ団子、フランスのガレットに、イタリアのポレンタ・・・各地のソバ食レシピをみれば、日本の「そば切り」を本流とする麺食ばかりがソバではない。縄文時代から親しまれる、ソバをもっと楽しむ本。〔原本:平凡社、2002年刊〕
  • とうがらしの世界
    4.0
    1巻1,815円 (税込)
    いつ、日本に伝わったのか? なぜ、辛いのか? 辛いししとうと、辛くないししとうの違いとは? ダイエットの効果はあるのか?  「辛い」というよりも「臭い」ハバネロ、「ネズミの糞」の名を持つ激辛種・・・。 知れば知るほど汗が出る。科学と食文化の両面から、世界のトウガラシを挟み撃つ、刺激的な「食の教養」! 第一部では、食用トウガラシの起源から、たくさんの種類、辛さの秘密、トウガラシでのダイエットまで、「トウガラシの基礎知識」を解説。 第二部は、トウガラシの故郷・中南米のハバネロに代表される激辛料理に始まり、スペイン、イタリア、東欧などのヨーロッパの郷土料理、さらにアフリカ、インド、タイ、中国、韓国・・・などなど、「世界一周トウガラシ紀行」。そして、実は豊かな日本の「唐辛子文化」を京都、信州はじめ各地に訪れる。
  • とうがらしの世界

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    ネタバレ

    30代男性
    毎日、一味とうがらしを大さじ一杯食べているので、いつも口にする食べ物を理解するために読みました。
    とうがらしの発祥や日本への伝来について、複数の説や文献を紹介している。続いて、とうがらしの性質、世界の料理方法やとうがらし事情を解説している。
    はじめの発祥や伝来については、歴史の知識が浅い私には、小難しくて退屈でしたが、とうがらしの性質等は理解しやすくて面白かった。
    とうがらしがなぜ辛いのかはトリビア的で誰かに話したい。

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    2020年09月27日
  • とうがらしの世界

    Posted by ブクログ

    世界の食文化に欠かせない存在のトウガラシ。原産地から辛さのメカニズム、世界のトウガラシ料理を紹介する汗の出てくる1冊。

    トウガラシを使った料理。イタリアのペペロンチーノ、タイのトムヤムクン、韓国のキムチ、日本の七味唐辛子から中国の四川料理まで。実は原産地は中南米だという。なぜトウガラシは辛くなる戦略を取ったのか。どのように世界に伝播されたかなど、トウガラシに関するよもやま話が満載。

    トウガラシにはダイエット効果もあるという。そんな講演をする筆者は立派なメタボ体型。怪訝な顔をする聴衆に「食欲増進効果はもっと強い」と説明するという。

    栽培されるトウガラシは五品種。単に辛味をつけるだけでなく出

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    2020年08月21日

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