作品一覧

  • アインシュタイン回顧録
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    1巻935円 (税込)
    「想定外に当たっていたね」。アインシュタインの理論を、現代の物理学者はおおむねそう評価する。実験機器と実験法の進歩につれ、ただの予想かと見えた理論が次々に実証されてきたからだ。独創の極致ともいえる理論を彼は、いったいどうやって生み出したのか? 幼少期から執筆時までの約70年間を振り返り、何をどう考えてきたのかを語り尽くす、アインシュタイン唯一の自伝。生い立ちと哲学、19世紀物理学とその批判、量子論とブラウン運動、特殊相対論、一般相対論、量子力学に疑義を呈した真意、統一場理論への思いが浮き彫りになる。貴重な写真を多数収録。達意の新訳による文庫オリジナル。
  • 新 にんにく健康法~なぜ効く、何に効く、どう食べる~
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    本書は一世を風靡した大ベストセラー『にんにく健康法』に新事実を加えて、『新 にんにく健康法』と題名を改めたものです。「にんにくはなぜ効くのか」「病気を撃退するにんにくの効用」「スタミナをつけるにんにくの食べ方」など、その内容は、現代まで色あせることなく“健康指南書”として、にんにくの役割を脈々と伝え続けています。
  • プルトニウムファイル
    4.7
    1巻2,750円 (税込)
    ピューリツァー賞受賞ジャーナリストの大著、新装版で登場!「プルトニウムの人体投与」 本書は2000年8月に翔泳社より刊行された『プルトニウムファイル』上下巻を合本にしたうえで、若干の加筆・修正をし、訳者あとがきを一部新しくした新装版です。 プルトニウム原子の誕生からわずか四年半、マンハッタン計画が正式に発足し、放射能の人体への影響を知りたいがために、アメリカは国費をつかって放射能「人体実験」をはじめた。その厚い国家秘密の壁は、半世紀を経て一人の女性記者によって崩れはじめたのだった。そして「人体実験」の機密のヴェールは開かれ、コードネームだけの被害者たちは、ようやく生身の人間と変わった。 しかし、汚染されてしまった被害者の体は?実験によって亡くなった人は?秘密主義の名残りが、実験にかかわった医師たちの秘密隠蔽や言い逃れに変わるのか……? ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • プルトニウムファイル

    Posted by ブクログ

    「広島・長崎への原爆投下で多くの被害が出たのは、日本人があらかじめ
    準備をしていなかったのが悪い」

    マンハッタン計画に関わった、ある研究者は言ったそうだ。準備ってさぁ、
    「原爆落としますよ。放射能の雨が降りますよ。危険ですよ」って教えて
    くれてないよね。どうやって準備しろと?

    日本が核爆弾の悲惨な実験場となったマンハッタン計画だが、この計画に
    付随してアメリカ国内では放射性物質の人体許容量を調べると称して、
    自国民を実験台とした、人体への放射性物質注入実験が行われていた。

    それだけではない。第二次世界大戦後の冷戦期、核開発競争の狂乱の
    時代、恐るべき人体実験は手法を変えて何度も繰り返され

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    2017年08月18日
  • プルトニウムファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    待ってた再版ー!!

    怖い本を読むと、しばらく夜眠れなくなったりするんですが
    この本もそのタイプでした。
    しかもこれが実際の出来事という……。

    分厚く、複雑で、おカタイ内容のはずなのに
    ぐいぐい引き込まれて、すらすら読めてしまうという。

    鉛で包まれた注射器と、それをまさに人間に注射しようとする
    人の、これまた鉛に包まれた手袋の写真に背筋が凍る…。

    0
    2013年01月31日
  • プルトニウムファイル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前見た テレビのドキュメンタリー。
    気になっていた内容の本です。

    放射能実験は長い間 アメリカで行われていたけれど
    ずっと隠されていたのです。
    それを 調べた ドキュメントです。

    最初は マンハッタン計画から始まります。
    戦時下において 核を使う場合の放射能の影響を調べるために
    大量のお金をかけて 優秀な科学者たちを集めていった。

    広島長崎の被爆者の様子は 勿論調べた。
    さらに アメリカ国内で
    入院、通院してきた 症状の重い人
    末期のがん患者などに プルトニウムやウランを 注射していった。
    勿論 患者たちには 何を打ったのかなどの説明は一切なかった。
    しかし 時として 誤診で まだ長生

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    2021年09月11日

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