作品一覧

  • 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選
    4.2
    1巻1,496円 (税込)
    フォーマルハウト星系で、人類の派閥間の戦いに身を投じる「ぼく」と相棒のヤロウが遭遇した“女王”とは……(スパイリーと漂流塊の女王)金属の殻に封じ込められ、神経シナプスを宇宙船の維持と管理に従事する各種の機械装置に繋がれたヘルヴァは、優秀なサイボーグ宇宙船だった。〈中央諸世界〉に所属する彼女は銀河を翔けめぐる(還る船)―― 広大無比の銀河に版図を広げた星間国家というコンセプトは、無数の SF 作家の想像力をかき立ててきた。オースン・スコ ット・カード、アン・マキャフリーら、その精華を集めた傑作選がここに登場。/【目次】序文=ジョン・ジョゼフ・アダムズ/スパイリーと漂流塊の女王=アレステア・レナルズ/カルタゴ滅ぶべし=ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン/戦いのあとで=ロイス・マクマスター・ビジョルド/監獄惑星=ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン/不死身の戦艦=G・R・R・マーティン&ジョージ・ガスリッジ/白鳥の歌=ユーン・ハ・リー/人工共生体=ロバート・シルヴァーバーグ/還る船=アン・マキャフリー/愛しきわが仔=メアリー・ローゼンブラム/巨人の肩の上で=ロバート・J・ソウヤー/囚われのメイザー=オースン・スコット・カード/文化保存管理者=ジェレミア・トルバート/ジョーダンへの手紙=アレン・スティール/エスカーラ=トレント・ハーゲンレイダー/星間集団意識体の婚活=ジェイムズ・アラン・ガードナー/ゴルバッシュ、あるいはワイン-血-戦争-挽歌=キャサリン・M・ヴァレンテ/謝辞/解説=大野万紀/訳者紹介
  • キャプテン・フューチャー最初の事件
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    のちにキャプテン・フューチャーの名で太陽系八惑星に知られるカーティス・ニュートンと三人の仲間、フューチャーメンが挑んだ最初の事件! デネブ人のものとされる月面の遺物が観光用に保存されると決まった式典で、演台に立った月共和国選出の有力議員コルボ。この男こそは、カーティスの幼年期に天才科学者の両親を虐殺した張本人だった。復讐を果たそうとするカーティスたちを、惑星警察機構のエズラとジョオンはマークする。ヒューゴー賞・星雲賞受賞作「キャプテン・フューチャーの死」の著者が、正典を入念に読み込み、完全リブート!
  • 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選

    Posted by ブクログ

    SFの肝である"センス・オブ・ワンダー"を刺激する題材を絶妙にチョイスしてくるアンソロジストがここで選んだのは「銀河帝国」もの。いくつもの長編シリーズ作品が生み出されてきた古くて新しいテーマが、悠久の時を経たドラマではなく短編世界で描き出されているという素晴らしさを味わえる。

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    2022年10月16日
  • キャプテン・フューチャー最初の事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かの名作、キャプテンフューチャーのリブートシリーズ。思い出せば、オリジナルの翻訳版は高校時代にキャプテンフューチャー大ファンの友人から絶賛にお勧めされて読んだのが最初。その後創元推理文庫で再版された版は全館購入し、自分が読んだ後、娘も読み継ぎ…と一家あげてのお付き合い的なファンなのである。

    このリブートのイメージは、バットマンの映画化という感じ。良くも悪くも戦前のパルプ雑誌スペースオペラだった原作を、21世紀の今に合うテイストに再構築しつつ、原作の持ち味もできるだけ引き継いでいるのが楽しい。太陽系人類の設定や、そもそもキャプテンフューチャーの名前の由来、コルボやクォルンとの因縁まで上手く処理

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    2021年10月06日
  • 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選

    Posted by ブクログ

    扉絵付きな美味しいどこ取りアンソロジー
    が、解説で23編の内16編が厳選というのを見てガッカリ
    何で全部じゃないの?
    版権関係で難しかったりするのかもだけど、
    せめて全編一覧を載せて欲しいよ

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    2021年08月01日
  • キャプテン・フューチャー最初の事件

    Posted by ブクログ

    #日本SF読者クラブ ℍ・G・ウェルズやジュール・ベルヌの作品なら古典として読めば面白い。キャプテン・フューチャーは古典というには、まだ新しすぎるだろう。
     その80年前のスペースオペラの名作を「リブート」したのが今作。ドローン、遺伝子工学、テラフォーミングなど現代の科学やアイテムによる裏付けがある。しかも作者の言葉を借りると、「オリジナルの精神は受け継ごうと思った」とある。これ現代に生きる自分が読むと、予想上に面白かった。
     他社の「ロー○ンNEO」シリーズのように、途中で刊行打ち切りにならないように切に願う。

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    2020年07月18日
  • キャプテン・フューチャー最初の事件

    Posted by ブクログ

    冒険小説は無条件に楽しい。

    スペース・オペラの大家エドモンド・ハミルトンの代表作〈キャプテン・フューチャー シリーズ〉は、1940年代に刊行された。

    これはその始まりの物語を2017年に完全リブート。

    悪人に両親を殺された遺児が、その存在を隠したまま特殊な才能の仲間に育てられ、やがて、自分の生い立ちを知り、世界を知り、恋をして、成長していく。

    まるで、アメコミヒーロー誕生の王道を行く。

    月でも、江戸でも、アメリカ西部でも。
    悪を憎み正義を貫く。
    さぁ、冒険が始まる。

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    2023年11月25日

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