後藤健太の作品一覧
「後藤健太」の「アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路」「ロイロノートのICT“超かんたん”スキル ーエキサイティングな授業が明日スグできる!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「後藤健太」の「アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路」「ロイロノートのICT“超かんたん”スキル ーエキサイティングな授業が明日スグできる!」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
おもしろかった。渦中にいる間は、わからず、何年もたって歴史になって腑に落ちるってことがあるんだなと感じました。
「まえがき」
アジアの発展とは、地域を広範にまたぐ国際的な生産分業体制、グローバルバリューチェーンと説く。
ものづくりが大きく変化し、日本企業がアジアの企業に追い越され始めたことが象徴である。
キーワードは以下です。
冷戦終結までは、日本一極で、繊維、鉄鋼、家電が、NIEs、ASEANに産業伝播していった。
通貨危機がもたらした、短期投資から、海外直接投資(FDI)に向かった
21世紀はアジアの世紀
FDIがもたらしたものは、地域への浸透を図る「水平型直接投資」と、工程を多国に
Posted by ブクログ
日本がいつのまにか、気が付いたら経済の一線から転げ落ちようとしているところにあって、反対にずっと長い間にわたって日本が指導してきたといえる東アジアと東南アジアの国々が実力を発揮するようになった。本書はその経緯を丁寧に整理し、そしてさらにこれからの日本の立ち位置を考えさせる思考の書である。
1970年代を経て日本が世界経済の主役のひとりとして、その製造業の類まれな生産性を武器に活躍していたわけだが、2大製造業のひとつであった家電産業が凋落の一途となり、もうひとつの自動車産業がこの先どうなるかで日本経済の行く末に大きな影響が出る。自動車産業でなくても打って出なければならないことは、なんとなくそ
Posted by ブクログ
21世紀のアジア経済の発展と、その足掛かりとなった、20世紀におけるアジア経済の発展における日本の役割を説明した本、といえると思います。
それらを理解するうえでカギとなるのは、バリューチェーンの変化(国際分業への変化)、工業製品の製造過程におけるインテグラル型からモジュラー型(モジュール型)への変化、フラグメンテーションやアグロメレーションなど。
アジア経済において日本の占める割合は、年々小さくなっているわけではありますが、著者によれば、決して悲観する必要はない、とのこと。
現在のアジア経済のあり方を踏まえ、これまでの日本経済の発展における強みを活かす形を作ることが、日本経済復活のカギ、と
Posted by ブクログ
雁行形態論
中国共産党によるアジア=中国の市場切り離し
日本の一極体制下のアジア経済秩序へ
輸入→国産代替え→生産量拡大→輸出 ⇒より高度なもので同様逆V字サイクル
キャッチアップ型工業化
後発性の利益 開発プロセス経ずに早く効率的に導入
FDI 海外直接投資
1985年プラザ合意後、輸出から海外工場へ、迂回輸出
アジアの成功体験が中国の「改革開放」(1978年~鄧小平)路線へ
朝鮮戦争後、ソ連から重化学工業、計画経済を導入するが挫折
毛沢東 大躍進政策→工業に人手奪われ農業生産低下で食糧難→資本主義復活
→1966 文化大革命→1976 死去 「四人組」逮