作品一覧

  • ロイロノートのICT“超かんたん”スキル ーエキサイティングな授業が明日スグできる!
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめに―自由に直感的に使って、「子ども主体の授業」を実現しましょう! ■「こんなこといいな、できたらいいな」を実現する授業支援アプリ 子どもの頃、『ドラえもん』を見て、「どこでもドア」や「タケコプター」などがあったらいいなと思ったことはないでしょうか。 本書で扱うロイロノートとはどんなアプリなのか一言でいうならば、そんな『ドラえもん』に出てくる道具が教育現場で具現化したもの、と私は答えます。 私がロイロに出合ったのは、2016年頃のことでした。今では全国で毎日数百万人のユーザーが使用しているロイロですが、当時はまだごくわずかな一部の学校や教師のみが利用している時代でした。教師から子どもたちにカードを送る、子どもたちが提出箱に提出する、などのごくシンプルな機能しかなかったものの、「子どもたちが考えて提出した回答をクラス全体に瞬時に共有できる機能」と「直感的で分かりやすい操作感」などが非常に魅力的で、「これがあればすべての教師の授業のレベルが大幅にアップするに違いない」と確信し、即座に導入を決めました。 その後、ロイロは機能をどんどん拡張し、共有ノートやシンキングツール、テストカードが実装され、教師の「こんなことをしたい」という願いをかなえられるツールとして進化し、GIGAスクール構想の実現とともに、全国の教育現場で広く浸透しました。 ■ロイロの達人の教師たちのノウハウを紹介してきます 現在も、ロイロの機能はアップデートされ続けています。しかし、ロイロの幹の部分はずっと変わっていないと思います。 子どもと教師が自由に能力を発揮し、主体的に学ぶことをサポートするためのアプリ。そして何よりも、失敗しながらも次々とチャレンジしていき、よい意味で「ゆるい雰囲気」のもと教育を楽しむ。これがロイロの魅力であり、過去も現在も、そして未来も変わらないでしょう。 本書は、そんなロイロ社から公認された「ロイロ認定ティーチャー」をはじめとした22人の達人たちが、日々の教育活動で磨いてきた実践を紹介するものです。 ■自由に、失敗しながら使っていきましょう  そう聞いて、「達人」が紹介する実践は、ICTの素人には難しいのではないかと身構えた人もいるかもしれません。ご安心ください。本書の著者陣も、かつてもICTの初心者でした。ですから、本書では、ほとんどICTを使ったことがない方でも、かんたんに授業に取り入れられる実践を紹介していきます。 読者の皆様には、まずは、あまり難しく考えず、参考になる部分から教室で試してみてほしいと思います。 ロイロは、あくまで手段です。使う目的は、子ども主体の授業を実現すること。この目的を達成するためなら、使い方は自由で、ときには失敗したって構わないのです。ぜひ、このことを念頭に、授業づくりを楽しんでほしいと思います。きっと明日から教室で見える景色が、ちょっと変わってくると思います。 ーロイロ授業デザイントレーナー 和田誠
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路
    4.3
    1巻902円 (税込)
    戦後アジアをリードした日本経済。しかし20世紀の終わりから長期停滞に陥っている。一方、中国を筆頭にASEANなどのアジア諸国・地域は躍進し、21世紀は「アジアの世紀」とされる。日本の家電メーカーなどの凋落と、中国はじめアジア企業の急成長に象徴される激変の本質は何か。「グローバル・バリューチェーン」「インテグラル/モジュラー型」といった鍵となる概念をわかりやすく解説し、日本の活路を示す。
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。渦中にいる間は、わからず、何年もたって歴史になって腑に落ちるってことがあるんだなと感じました。

    「まえがき」
    アジアの発展とは、地域を広範にまたぐ国際的な生産分業体制、グローバルバリューチェーンと説く。
    ものづくりが大きく変化し、日本企業がアジアの企業に追い越され始めたことが象徴である。

    キーワードは以下です。

    冷戦終結までは、日本一極で、繊維、鉄鋼、家電が、NIEs、ASEANに産業伝播していった。
    通貨危機がもたらした、短期投資から、海外直接投資(FDI)に向かった
    21世紀はアジアの世紀
    FDIがもたらしたものは、地域への浸透を図る「水平型直接投資」と、工程を多国に

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    2022年01月31日
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    Posted by ブクログ

     日本がいつのまにか、気が付いたら経済の一線から転げ落ちようとしているところにあって、反対にずっと長い間にわたって日本が指導してきたといえる東アジアと東南アジアの国々が実力を発揮するようになった。本書はその経緯を丁寧に整理し、そしてさらにこれからの日本の立ち位置を考えさせる思考の書である。
     1970年代を経て日本が世界経済の主役のひとりとして、その製造業の類まれな生産性を武器に活躍していたわけだが、2大製造業のひとつであった家電産業が凋落の一途となり、もうひとつの自動車産業がこの先どうなるかで日本経済の行く末に大きな影響が出る。自動車産業でなくても打って出なければならないことは、なんとなくそ

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    2020年01月13日
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    Posted by ブクログ

    21世紀のアジア経済の発展と、その足掛かりとなった、20世紀におけるアジア経済の発展における日本の役割を説明した本、といえると思います。

    それらを理解するうえでカギとなるのは、バリューチェーンの変化(国際分業への変化)、工業製品の製造過程におけるインテグラル型からモジュラー型(モジュール型)への変化、フラグメンテーションやアグロメレーションなど。

    アジア経済において日本の占める割合は、年々小さくなっているわけではありますが、著者によれば、決して悲観する必要はない、とのこと。
    現在のアジア経済のあり方を踏まえ、これまでの日本経済の発展における強みを活かす形を作ることが、日本経済復活のカギ、と

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    2023年04月22日
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    Posted by ブクログ

    アジアの中では部品車など一部の先端品でしか差別化要素がなくなり、サプライチェーンの一部として埋没していく日本。

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    2020年06月08日
  • アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路

    Posted by ブクログ

    雁行形態論
      中国共産党によるアジア=中国の市場切り離し
      日本の一極体制下のアジア経済秩序へ
     輸入→国産代替え→生産量拡大→輸出 ⇒より高度なもので同様逆V字サイクル

    キャッチアップ型工業化
     後発性の利益 開発プロセス経ずに早く効率的に導入
     
    FDI 海外直接投資
     1985年プラザ合意後、輸出から海外工場へ、迂回輸出

     アジアの成功体験が中国の「改革開放」(1978年~鄧小平)路線へ
      朝鮮戦争後、ソ連から重化学工業、計画経済を導入するが挫折
      毛沢東 大躍進政策→工業に人手奪われ農業生産低下で食糧難→資本主義復活
      →1966 文化大革命→1976 死去 「四人組」逮

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    2020年04月12日

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