作品一覧

  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)
    NEW
    -
    1巻880円 (税込)
    その眼で患者と病を見つめてきた医師にしか描けないことがある。新米研修医が気づいた真実。引きこもり患者を救うひと癖ある精神科医。無差別殺人犯への緊急手術。友の脳腫瘍に握る電気メス。深夜の出産に奔走する医療チーム――。彼らは考える。決断する。オペを行う。あなたの命を守るために。9名の医師作家が、知識と経験をもとに臨場感あふれる筆致で描く、空前の医学エンターテインメント集。(解説・吉田大助)
  • 君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生
    4.2
    1~2巻737~748円 (税込)
     血が怖いという致命的ハンデを抱える医学生・戸島光一郎。落第にリーチが掛かった彼は、救済措置として人手不足のアレルギー・膠原病内科の手伝いを命じられる。  免疫が己の身体を傷付けてしまう難病患者を診療する、膠原病内科、通称アレコー。その外来医長・漆原光莉は、歯に衣着せぬ言動に加え、人として残念な面が多々あるものの、どんな些細な症状も見逃さない名医として大きな信頼を得ていた。そんな彼女の下で戸島は様々な患者と出会い、多くのものを学んでいく。
  • 私のことも、好きって言ってよ! ~宇宙最強の皇女に求婚された僕が、世界を救うために二股をかける話~
    5.0
     突然の話だが、進藤悠人が二股をかけたせいで世界が滅ぶかもしれない。  平穏な高校生活を送っていた進藤悠人。ある日、悠人は地球を統治しにやって来たリベルガスケット星の皇女・アイヴィスと運命的な出会いを果たし、プロポーズされてしまう! 「地球のこと、パーンてしちゃうから」  地球のため、世界各国の首脳から彼女と付き合うことを要請される悠人。だが彼には、つい先日、付き合い始めたばかりの“恋人”がいて……。  皇女の機嫌を損ねれば世界滅亡!? これは、進藤悠人が世界の命運を背負って命懸けの二股をかける物語であり、同時に、銀河の皇女アイヴィス・リベルガスケットの、初めての恋の話である。
  • それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ-
    4.3
    1巻737円 (税込)
     この春大学を卒業し研修医となった志葉一樹。過酷な労働環境に辟易していた彼は、難病で入院中の女子高生・湊遥の自殺を思い留まらせたことをきっかけに、彼女と打ち解ける。しかし手術は失敗し、遥は死亡してしまう。  ところが志葉が目を覚ますと、日付が手術の前日に戻っていた! 遥を救うために奮闘する志葉。だが何度繰り返しても遥の死は防げない。絶望的なループの中で志葉が見出した真実とは? 現役医師が医療現場の現実と“希望”を描いた感動の医療ドラマ!
  • AGI ―アギ― バーチャル少女は恋したい
    -
    1~2巻693~715円 (税込)
     大学の研究室で、意志を持つ人工知能「AGIシステム」の開発を手伝っている西機守は、ある日、自身のスマホの中にいた電脳アシスタント少女・アギが意志を持った“強いAI”に進化していることに気づく。  マスターである守の役に立ちたいと望むアギは、貧乏な彼の生活費を稼ぐため、「ブイチューバー」としてデビューしてしまう! 彼女の純真な想いは、その後もさまざまな事件を巻き起こしていき……? ピュアなバーチャル少女が紡ぐハートウォーミング・ラブコメ!  第25回電撃小説大賞《最終選考作》が、大幅改稿を加え満を持して登場!
  • 君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生

    io

    購入済み

    珠玉の医療ドラマ

    世の中に数多ある医療をテーマにした物語の中では地味な作品かもしれません。この作品には失敗しない美人女医もゴッドハンドのスーパードクターも登場しませんし、緊迫感のある手術シーンもありません。
    主人公は研修医どころかそのずっと手前の医学生。しかも血を見るのが苦手という医療を志すには致命的とも言える欠点があります。そんな志は高く座学は優秀なのに血を見ると失神してしまうヘタレ医学生の戸島くんが、膠原病内科医の漆原先生の『助手』もとい『パシリ』としてこき使われつつ、人としてそして医師の卵として成長していく物語になっています。
    厳しい現実を突き付けられることもあり、一読者である自分も戸島くんと一緒に考え、

    #タメになる #感動する #泣ける

    0
    2024年04月30日
  • 君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生

    Posted by ブクログ

    〈出会いのエピソード〉
    医療に携わっているからなのか
    医療関連のキーワードがあると
    無意識に手に取ることが増えました。

    今回も‘医者’の文字に目が留まりました。

    既に手には数冊の本を手にとっていたので
    「一度に手に取り過ぎなのでは?
     まだ未読の本もあって
     今日も数冊手に持ってるぞ?」
    「ここで出会ったのも何かの縁かもしれん。
     もしかしたら次書店に来た時は
     見つけられないかもしれないぞ」
    「医療に携わってるからこそ読むべきでは?」
    って脳内会議をしながら
    まぁまぁ大きい書店の中を一周してました。

    決め手は色々あるんだけど
    「患者の人生を背負う」
    って言葉が心に刺さったなぁ。

    膠原

    0
    2023年10月12日
  • 君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生

    Posted by ブクログ

    「血が苦手な医学生の成長譚」と書けば、どこかで見たり読んだりしたよくある物語と思われると思います。

    しかしながら、この作品には、医療ドラマでよく見るような、腕の立つ医師により患者が完治する、というようなシーンは一切出てきません。
    それは、本作品が自己免疫疾患を主な治療隊hそうとする膠原病内科を舞台としているからです。
    本作品の中でも触れられていますが、自己免疫疾患は現代の医療を持ってしても完治させることはできず、症状の寛解を目指すのが治療目標となります。
    医学生なのに血が病的に苦手で医師に向いていないと言われ続けていた主人公は、とある事情から大学病院の膠原病内科に助手(パシリ?)として立ち会

    1
    2023年05月10日
  • それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ-

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさかのミステリー要素があるとは思いもしなかった…!
    伏線もしっかり張られていてもう一度読み返したい

    0
    2022年10月19日
  • 君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生

    Posted by ブクログ

    午鳥志季 プロフィール
    1993年神奈川県生まれ、東京大学卒、内科医。第25回電撃小説大賞“最終選考作”『AGI‐アギ‐バーチャル少女は恋したい』(電撃文庫)にて作家デビュー

    「医者にとって大切なのは、自分の力と責任を自覚することだ。なら、アレルギー・膠原病内科医に大事なのはなんだと思う」

    「患者から逃げないことだ」

    「自己免疫疾患は治らない。一度発症したらずっと外来に通い続けるんだ。私たちがちゃんと治療をすれば、完治はしないまでも寛解には持ち込める。逆に見当外れな治療をして病気を抑えられなかったら、患者の人生を破壊してしまう」

    「膠原病内科は、患者の人生を背負う科なんだよ」

    医者に

    0
    2024年04月26日

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