作品一覧

  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    身体に感じる痛みを大切に味わうと知らなかった自分が見えてくる。それは人間関係とどういうかかわりがあるのか。病や死を前に、何が起きてくるのか。他者とのつながりから、老いと死の問題まで、身体と夢を手がかりに「心身の闇」と向き合うプロセス指向心理学の知恵。自分を深く知るためのセルフ・ワークも収録。
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    プロセス思考心理学について書かれた選書。

    寝ている間に夢を見ていても「それが夢かどうかわからない」状態であって、ほとんどの場合は目覚めて初めて「夢だった」と理解する。この目覚めている状態での認知も睡眠中の夢と同じく「ある種の夢」とすることで、自分自身への理解を深めるという内容。

    そして「こころ」とも「身体」とも異なる「もの」が存在するとする、という主張もある。

    基本的には自分自身に存在する二項対立を、その「もの」を使って解消していくことが中心なのだけど、この方法がかなりおもしろくてどんどん読み進んでしまう。たとえば完全に健康な人を目指すのではなく、不健康な痛みを抱える不完全な存在であるこ

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    2020年08月16日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    POPとう言葉を知って初めて読んだ本。
    目をそむけている事や、認めたくない事を、認識することの重要性が理解できた。意識/ドリームボディ、陰/陽、場、全てはバランスが大切で、何層にもなる自分(身体)それぞれに、耳を傾けて了得して生きていくことが出来たら、生まれてきた意味があるなと思った。あと、魂、瞑想、霊性など普通にスピリチュアルな言葉がでくる事に驚いた。
    面白かった。別の本も読んでみようと思った。

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    2015年01月31日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    諸富先生が尊敬しているという藤見先生の本。プロセス指向心理学の本で、心理学の中では前衛的な内容だと思う。特別な概念や言葉が多くて、全部は分からなかったけど、興味はある。機会があれば藤見先生のワークに参加するとかして、もっと勉強して、理解できるようになりたいなぁと思った。

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    2013年11月06日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    プロセス指向心理学(POP)への、平易ですぐれた入門書である。私はプロセス指向心理学の創始者であるミンデルの着眼と、心理療法として方法、そしてその世界観に強く引かれ、共感する。この本でもその魅力が十二分に伝わる。しかもこの本は、痛みや症状から始まり、人間関係、死のプロセスを生きるコーマ・ワーク、 社会的・政治的問題を扱うワールド・ワークまで、プロセス指向心理学の幅広い領域を偏らずに紹介し、ミンデルの方法と世界観が、ミンデルや著者が扱った事例を織り交ぜながら、たいへん分かりやすく語られている。

    プロセス指向心理学の基本的な考え方を確認しよう。ミンデルは、身体と夢とを同じ本流から流れ出た支流と

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    2010年07月25日
  • 痛みと身体の心理学(新潮選書)

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    心理学というよりも神秘学。体も心も目に見えないなにかによって外部と密につながっているのだということを教えてくれる。

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    2009年10月04日

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