坂上泉の作品一覧

「坂上泉」の「読楽」「へぼ侍」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 読楽2024年1月号
    続巻入荷
    -
    42~47巻200円 (税込)
    (2024年1月/内容紹介大) 【新連載】 新連載 真梨幸子 「フジコの十ヶ条」 これを見て。口紅の試供品。あの人からもらったの。殺人鬼フジコから 【大藪春彦新人賞】 第7回大藪春彦新人賞発表  安孫子正彦「等圧線」受賞のことば  選評 今野 敏 馳 星周 野間裕樹(徳間書店文芸編集部編集長 第7回大藪春彦新人賞受賞作 安孫子正浩 「等圧線」 この男の名前は吉崎のはずだが…。私の疑念はどんどん増していく 【大藪春彦賞】 第26回大藪春彦賞候補作発表  【連載小説 ミステリー】 中山七里 「届かない警告」 花村萬月 「探偵ノヴァリス・夜の華」 矢月秀作 「警視庁特務部逮捕特科 アレストマン」赤川次郎 「盗まれた時を求めて」 【連載小説 風味絶佳】 吉田篤弘 「月とコーヒー」 村山早紀 「風の港2」 【連載小説 歴史&時代】 坂井希久子 「同業の女」 木下昌輝 「秘色の契り」 門田泰明 「汝 戟とせば 拵屋銀次郎」 【マンガ】 サメマチオ 「追読人間臨終図巻」
  • へぼ侍 1
    -
    1巻790円 (税込)
    朝ドラ「ブギウギ」で大ブレイク、翼和希(OSK日本歌劇団)が絶賛! 「商人の知恵と武士の志で新時代を生き抜く浪速の男子がマンガでも大活躍します」 大阪で与力の跡取りとして生まれた17歳の志方錬一郎は、明治維新で家が没落し、薬問屋へ奉公に出ていた。明治10年、西南戦争が勃発。強者ぞろいの薩摩軍に立ち向かうため、明治政府は戊辰の動乱を戦った士族たちを「壮兵」として徴募することになった。 軍務の経験がないにもかかわらず機略を巡らせ、官軍に潜り込んだ錬一郎。武勲を立てると意気込むが、配属されたのは……。博打好きの大男、京の料理人、算盤勘定専門の眼鏡、賊軍出身の中尉と、一癖も二癖もある輩が集まる落ちこぼれ部隊だった!? 17歳の西南戦争従軍記、開幕!! 新進歴史作家・坂上泉の松本清張賞受賞作を『地獄堂霊界通信』『しゃばけ』の“みもり”が熱血コミカライズ。原作は、OSK日本歌劇団により「へぼ侍~西南戦争物語~」(翼和希主演)として舞台化された。
  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~
    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    無尽蔵の興味関心に突き動かされ、野心的に活動の枠を拡げる書評家・若林踏。トークライブで向き合う気鋭の作家たち――浅倉秋成、五十嵐律人、櫻田智也、日部星花、今村昌弘、紺野天龍、白井智之、坂上泉、井上真偽、潮谷験。語られるのは、ミステリとの出会い、小説家への道程、そして、創作哲学。だが、新世代特有の回答が未知の場所に誘う。予測不能な展開の連続に白熱する語らい。ミステリと読書の愉しみがもっと加速する。
  • インビジブル
    3.5
    1巻950円 (税込)
    大藪賞&推協賞W受賞! 新鋭が放つ骨太ミステリ 昭和29年の大阪で起きた連続猟奇殺人事件。中卒叩き上げの若き刑事・新城と帝大卒の警察官僚・守屋は戦後日本の巨大な闇に迫る。 ※この電子書籍は2020年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 渚の螢火
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    1972年春、警視庁に出向していた真栄田太一は本土返還が迫る琉球警察本部に着任する。その直後、沖縄内に流通するドル札を回収していた銀行の現金輸送車が襲われ100万ドルが強奪される事件が起きる。琉球警察幹部は真栄田を班長に秘密裏に事件解決を命じるが・・・・・・。本土返還50年を前に新鋭が描く昭和史サスペンス。
  • へぼ侍
    3.6
    1巻880円 (税込)
    西南戦争を痛快に描く、松本清張賞受賞作。 大阪で与力の跡取りとして生まれた志方錬一郎は、明治維新で家が没落し、商家へ奉公していた。 時は明治10年、西南戦争が勃発。 武功をたてれば仕官の道も開けると考えた錬一郎は、意気込んで戦へ参加することに。 しかし、彼を待っていたのは、落ちこぼれの士族ばかりが集まる部隊だった――。 解説・末國善己 ※この電子書籍は2019年7月に文藝春秋より刊行された単行本『へぼ侍』を加筆・修正した文庫版を底本としています。
  • 渚の螢火

    Posted by ブクログ

    若い作者が沖縄をここまで描くとは。ミステリーの形をとった告発だと思った。「インビジブル」も良かったがすごい書き手だ。
    双葉社さん、もっといい表紙にしろよ。

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    2023年07月30日
  • 渚の螢火

    Posted by ブクログ

    2022.8 真藤さんの宝島もスゴかったけれど、この小説も凄かった。へぼ侍、インビジブルに流れるハッピーエンドとは言えない渋み深みがこの小説にもある。
    若い作家だけど坂上泉さんの小説は好きだな〜

    0
    2022年08月23日
  • 渚の螢火

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    五十年前まで、沖縄はアメリカの領土であった。
    太平洋戦争の敗戦からすでに半世紀が経過し、アメリカに占領された沖縄は日本とは違う外国であった。

    その沖縄が正式に返還されてから半世紀が経過する中で、アメリカ統治時代が如何なるものであったのか、返還に向けて起きた大事件に立ち向かう琉球警察の警察官たちを描いたのが今作になる。

    作者はデビュー当時は西南戦争という、幕末から明治に至る中での転換期を描き、第二作目では敗戦後の大阪にあった大阪市警視庁を舞台の作品を描いた。

    そして、今回は返還迫る沖縄の琉球警察という歴史の転換期を描いており、読み終えて作者の型が完成したことに大きな衝撃を受けた。

    では作

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    2022年08月11日
  • へぼ侍

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    インビジブルもそうでしたが、坂上泉先生の作品は奇を衒ったところがなく頭にありありと情景が浮かぶところが好きです。
    武功を立てて道場の再興を夢見る主人公の錬一郎をはじめ、登場人物が皆いきいきとしていて、史実を題材にしたフィクションだとわかっていても本当にあったことのように感じられました。
    個人的に、山城屋の娘と結局くっつかなかったところが良かったです。

    0
    2022年05月22日
  • 渚の螢火

    Posted by ブクログ

    本土復帰を前に100万ドル強奪事件が起きる。
    ラストでたたみかけるように明らかになる真相に驚愕。
    沖縄本土復帰50周年を迎える今この時期に読めて良かった。

    0
    2022年05月13日

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