神永曉の作品一覧
「神永曉」の「意味変語彙力帳」「おもしろ方言47都道府県まるわかり~小学生のミカタ~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
「自分は読書好きだから言葉には詳しい方だ」などと思い上がっていた自分がとても恥ずかしくなりました。
私は本を読むのが好きです。推理小説や日常を描いた小説、ファンタジー、育児書からビジネス書まで、興味の赴くままにあらゆる種類の本を読みます。
文章を書くのも好きです。ですから言葉は知っている方だろうと思っていました。
ところが、ほとんどの項目でよくある勘違いをしている自分に気づきました。筆者は、「言葉は変わっていくものだ」と述べています。普遍的な物ではないから時代とともに変わることがあっても仕方がないということです。ですが、本来の意味を知っていてあえて、普段みんなが使っているのと同様な意味で
Posted by ブクログ
40年近く辞書の編集に関わってきた方が、生き物である「ことば」の変化の面白さを伝えたいとの思いで執筆したとのこと。
辞書編集者を悩ます言葉約200語を以下の分類で各2頁程度にまとめ、世間での使われ方を調査データも示しながら分かりやすく説明しています。
・揺れる意味・誤用(120)
・揺れる読み方(40)
・方言・俗語(20)
・大和ことば・伝統的表現(20)
私も昔は"正しい読み方"にこだわっていた時期もありましたが、最近は「女王」(じょおう)を(じょうおう・じょーおう)と読んだり、「早急(さっきゅう)」を(そうきゅう)と読むのには慣れました。
このような読み方の項目では
Posted by ブクログ
なんとなく使う言葉も、意味を取り違えると誤解を招くことが多い。言葉は便利であるが、だからこそ気をつけて使わなければならないときもある。
正しさや基準があると安心できる。国語辞典は、そんな基準と思われるものの一つだ。だからこそ、正しさを支える人にとっての苦労は、計り知れないだろう。
多くの人が使っているから、意味を変えよう。
そんな多数決が許されないのが、用例主義の辞書の世界なのだ。あくまで俗語として取り扱っても、意味をあれやこれやと変えてしまうのは、辞書全体の信頼が揺らいでしまう。
ただ、言葉の揺らぎを先頭に立って見ることができるのも、それを追い続ける辞書編集者ならではなのかもしれない。