作品一覧

  • アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

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    物語を書く上での手引き書。
    自然の再現、認知と変転、おそれとあわれみ、行為=筋、人物の性格や思想等々が平易に語られる。

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    2024年04月09日
  • アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

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    「オイディプス」「オデュッセイア」を読んだあとに続けて読んでみたところ、アリストテレス先生がまさにこれらの本について「いいかー、ホメロスの叙事詩はここがすごいんだぞー」と、さっき読んだばかりの文章を引用してくれるのがすごく楽しい。表現方法や文章の構成要素だけではなく、作品内のキャラクターが何かを認知することだけについても6パターンも示した上、「中でもオイディプスのこのパターン(周りは全員犯人を知ってるのに本人だけが知らなくてとある出来事がきっかけで「認知」してしまうアレ)が最高」と述べているあたりにはさすが先生!とうなづいてしまった。

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    2021年01月31日
  • アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

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    アリストテレスの詩学だけ読んだ。
    模倣について(この訳では再現とされてる)、まさにプラトンと真逆ともいえる評価をしている。
    プラトンは、模倣は、イデア的なものから作られたものを模倣することになるので、イデアからどんどん遠くなっていくものだ、と指摘する。まぁ、それだけでもないのだけど。
    アリストテレスは模倣が楽しいのは人間の産まれもったものだとしている。
    これは、いわゆる「学ぶ」を「まねぶ」「真似ぶ」ともいうように、子供が親を真似ることから言葉や行動を獲得していくように、正しい指摘だと思う。
    むしろ、他人の行動を自分の身体に模倣するときには、他人の行動を一旦、形相化し、つまり抽象化して、自分とい

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    2018年11月22日
  • アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

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    現代の物語を考察する上でも当てはまることが多い。カタルシスを生み出す構造、の話にはなるほどと思わされた。

    また読み返したい。

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    2018年06月19日
  • アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

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    ネタバレ

    物語、特に「悲劇」とはなにか。
    短い文章で本質にせまる。

    ホラーティウスの言葉の中にも良いものがあった。

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    2014年05月07日

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