作品一覧

  • キッチン常夜灯
    続巻入荷
    4.1
    1~2巻814~836円 (税込)
    街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常夜灯”。チェーン系レストラン店長のみもざにとって、昼間の戦闘モードをオフにし、素の自分に戻れる大切な場所だ。店の常連になってから不眠症も怖くない。農夫風ポタージュ、赤ワインと楽しむシャルキトリー、ご褒美の仔羊料理、アップルパイなど心から食べたい物だけ味わう至福の時間。寡黙なシェフが作る一皿は、疲れた心をほぐして、明日への元気をくれる――共感と美味しさ溢れる温かな物語。
  • ほどなく、お別れです【単話】 1
    続巻入荷
    3.0
    1~18巻110~198円 (税込)
    ”この葬儀場では奇跡が起こる”… 大学生・美空は、子どもの頃から”ある能力”を持つ。 悲しみの最後の瞬間に。温かく小さな奇跡を起こす。 葬儀場を舞台にした、優しく、心を揺らす感動物語。 ロングヒット文芸作を完全コミカライズ!
  • ほどなく、お別れです 1
    4.7
    1~2巻693円 (税込)
    お葬式、その最後の瞬間に、奇跡は起こる 葬儀は「区切り」。ぜひお手に取ってご参列ください。 (原作:長月天音) 東京、スカイツリーが見える街。そこにある葬儀場でアルバイトをする大学生の美空には、子どもの頃から持つ”ある能力”がある。 その力を見込んだ葬送コーディネーターの漆原と共に、”特殊”な葬儀を担当することになり…!? 濡れ髪の妊婦さんが葬儀の場に現れる「見送りの場所」編、完結まで完全収録! 悲しいけれど優しく、心を揺らす感動物語。
  • 私が愛した余命探偵
    4.4
    1巻803円 (税込)
    その真実に、きっと涙する――。 洋菓子店で起こるささやかな事件が、二人の未来を照らし出す。 六年間、夫の闘病生活を支えた著者。亡き夫に捧ぐ、勇気をもらえる愛の物語。 「今日はどんなお客さんの話?」 西荻窪にあるコイズミ洋菓子店で働く二葉には、腹部に肉腫を抱え長期入院中の夫、一星がいる。 一星は大のケーキ好きだが、禁食のため空腹と暇を持て余しており、いつしか、二葉が店から持ち帰るささやかな謎を解き明かすことが二人の楽しみとなった。 幼い女の子が香りを頼りに一人探し続ける「楽しいお菓子」とは? 実家を出た娘の誕生日ケーキを毎年購入し、記録し続けた亡き両親の真意とは? そして、謎に隠された様々な想いに触れた二人が選ぶ未来とは――。 「ほどなく、お別れです」シリーズ著者、渾身の書き下ろし。
  • 神楽坂スパイス・ボックス
    4.0
    1~3巻792~836円 (税込)
    五年間つき合ってきた彼にふられた雑誌編集者のみのり。イタリアンレストランの若きオーナーシェフである元彼を見返すため、自らも飲食店を開店し人気店にしてみせると心に誓う。そのために彼女は、夫を亡くし実家に引きこもっている姉ゆたかに一緒に店をやろうと誘う。姉も亡くなった義兄もシェフだったからだ。そして姉妹は神楽坂の路地の奥の奥にあった木造家屋にスパイス料理専門店を開店させる。そしてその店では、料理を食べた人たちにある変化が……。心に栄養が染み渡る料理小説!
  • ほどなく、お別れです
    3.8
    1~2巻726~792円 (税込)
    この葬儀場では、奇蹟が起きる。  夫の五年にわたる闘病生活を支え、死別から二年の歳月をかけて書き上げた「3+1回泣ける」お葬式小説。 大学生の清水美空は、東京スカイツリーの近くにある葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている。坂東会館には、僧侶の里見と組んで、訳ありの葬儀ばかり担当する漆原という男性スタッフがいた。漆原は、美空に里見と同様の“ある能力”があることに目を付け、自分の担当する葬儀を手伝うよう命じる。漆原は美空をはじめとするスタッフには毒舌だが、亡くなった人と、遺族の思いを繋ごうと心を尽くす葬祭ディレクターだった。   「決して希望のない仕事ではないのです。大切なご家族を失くし、大変な状況に置かれたご遺族が、初めに接するのが我々です。一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです」--本文より ※この作品は単行本版『ほどなく、お別れです』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱
    3.8
    1巻1,485円 (税込)
    ご遺族、故人の納得できる葬儀を行います。 清水美空は、スカイツリー近くの葬儀場「坂東会館」に務めている。訳ありの葬儀ばかりを担当する葬祭ディレクターの漆原のもとで、亡くなった人と遺族の気持ちに寄り添えるよう日々研鑽を積む毎日だ。入社して早二年、葬儀場の繁茂期である冬が訪れようとするころ、人員不足の現場に、大手葬儀場での勤務経験がある木暮千波が入社する。社長の甥でもある木暮は、坂東会館の現状に不満を漏らし、改革を断行しようとする。  グリーフケア小説として大反響のロングセラー「ほどなく、お別れです」シリーズ最新作! (底本 2022年7月発行作品)
  • ただいま、お酒は出せません!
    3.6
    1巻638円 (税込)
    新宿の駅ビルに入っているイタリアン・マルコ新宿店で、店長の皆見から通達があった。「明日から店は休業です。しばらくの間、自宅で待機していてください」。コロナ禍による第一回目の緊急事態宣言。パートで働く鈴木六花は独り暮らしの中、孤独を深めていく。そして、休業が明けても客足は戻らず、課題は山積みだった。それでも六花は店の立て直しに奮闘する。「世の中が変わっても、失くしてはいけないものがある。それは、人と人との交流である。」――2020年からコロナ禍で分断された社会の中、もがきながらも光を探す希望の物語。30代でシングル、パートの女性が奮闘する新・お仕事小説。
  • 私が愛した余命探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近読んだ本で1番心に残った
    記憶を消してまた読みたいし、消さなくてもまた読みたい。

    自分が医療に関わっているからこそ、緩和ケアを受ける患者さんとその家族にとって1日1日がどれだけ大切なものかを感じて、尚更涙が溢れた。
    先が見えなくても、幸せな記録残して、幸せに居ることがどれだけ心の安らぎになるのか、と考えさせられた。

    私は病気を受け入れた2人のシーンがとても好きで、お互いを思いやるからこそすれ違っていた2人が、心が重なったなと思った。
    幸せだけど、どうしてもとても悲しい話。病気に向き合うってこういうことだよね、悲しくも思った。

    0
    2024年05月24日
  • 私が愛した余命探偵

    Posted by ブクログ

    腹部に肉腫を抱えて長期入院中の夫の「一星」
    妻の「二葉」は西荻窪のコイズミ洋菓子店で働く
    二葉は一星に身の回りで起こる謎を話して
    2人は謎解きをしていく

    甘いお菓子
    人を傷つけないミステリー
    病を患う家族への思い
    病を患い支えて貰う家族への思い

    一星の二葉への思いが深くて大きい
    じんわり優しい気持ちに溢れた作品

    初読み作家さんの作品
    『キッチン常夜灯』も読んでみたい

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    2024年05月16日
  • キッチン常夜灯

    Posted by ブクログ

    こういう本がすき。深夜にやっている30分ドラマみたいな1章1章の空気感がつたわってきた。

    美味しい料理が食べたくなる温かな人とのつながり物語。

    0
    2024年05月11日
  • キッチン常夜灯

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃほっこりした!
    ご飯系の小説を読んだことがなくて、フレンチ料理にも詳しくはないけどこの本を読んでどんな料理かを知りながら読むのも楽しかった。
    もちろん料理以外でも様々な人間模様があってそれにも共感した。

    本の帯にも書いてあったように、こんなお店があったら行きたいな。

    0
    2024年05月05日
  • ただいま、お酒は出せません!

    Posted by ブクログ

    『「今日、東京の感染者が四千人を超えましたって。どうなっちゃうんでしょう」「四千人?」思わず訊き返してしまう。これでは、どこにウイルスがあってもおかしくないのではないか』。

    2020年に突如世界を襲ったコロナ禍。このレビューを読んでくださっている方で、このコロナ禍と無縁だったという方はいないでしょう。学校に、仕事に、そして家庭に…と私たちはコロナ禍によって間違いなく人生の一時期を翻弄されました。しかもその期間は数週間、数ヶ月というものではなく、実に三年もの間におよびました。

    これだけの長い時間影響を与え続けられる中には、望まぬ転職を余儀なくされた方もいらっしゃるかもしれません。特に飲食業に

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    2024年04月24日

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