川村元気の作品一覧
「川村元気」の「四月になれば彼女は」「世界から猫が消えたなら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川村元気」の「四月になれば彼女は」「世界から猫が消えたなら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
上智大学文学部新聞学科卒。2012年初の小説『世界から猫が消えたなら』を執筆。2013年本屋大賞にもノミネートされた。また『ティニー ふうせんいぬのものがたり』、『ムーム』などの絵本も手がける。
Posted by ブクログ
『億男』や『4月になれば彼女は』なども書かれている川村元気さんによる母親の認知症介護をテーマにした小説。
ぼく自身、祖母が認知症で介護をしているため不安や怒り、やるせなさ、悲しさといったありとあらゆる感情に共感しながら読めました。
小説の中で認知症の母親は1度、主人公である息子「泉」を捨て不倫相手のもとへ行ってしまい、1年間帰ってこなくなります。それが直接の原因ではありませんが、母との思い出を極端に思い出せなくなる泉。そんな折に母親の認知症が発覚。
母親は自分のことを忘れていきますが、なぜかそれと引き換えかのように、泉は幼いころの母親との記憶が蘇ってきます。
自分と母親の『今』
Posted by ブクログ
最近感じる、恋愛って何なんだろうっていう疑問の答えが書いてあった。
大人になると、過去に恋愛で傷付いた経験から、のめり込みすぎず少し距離をとって付き合おうとするけど、そうなると好きっていう感情がよく分からなくなる。
ハルが言ってたように、こちらが愛した時に初めて愛されるなら、距離なんて考えずしっかり向き合って飛び込まないと、恋愛なんてできないのかなと思った。
そうした時に初めて日食のような瞬間が来るのだと思う。
それも一瞬にすぎないんだけど、その経験がないとずっと一緒にはいられないんだろうなと思う。
サボらないで、面倒くさがらないで丁寧に向き合っていれば、形は変わりながらも続いて行くのかなと思