作品一覧

  • チャイナ・イノベーションは死なない
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    1巻2,420円 (税込)
    「2024年3月、米連邦議会下院は TikTokの国内での利用を禁止できる法案『外国の敵対勢力が管理するアプリから米国人を保護する法律』を可決した。親会社バイトダンス に対し、6 カ月以内に T i k T o k を米国企業に売却しなければ、米国内でのアプリ提供・維持・更新などを禁止するとしている。 法案が施行されるためには、上院での可決と大統領の署名が必要だ。法案の行方によっては、T i k T o k が撤退に追い込まれる可能性も出てきた」(本書第2章「世界展開を急ぐバイトダンス(字節跳動)」から) 通信機器や先端半導体などで火を噴いた米中ハイテク戦争は、ますます激化する様相を深めている。先端半導体の輸出制限の中で、2023年8月、華為技術(ファーウェイ)が7ナノという高精細半導体を調達して最新スマートフォン「Mate 60Pro」を発売して世界を驚かせた。 中国テクノロジー研究の第一人者である著者が、ベールに包まれたファーウェイの技術開発の現地取材を含め、米国の技術封鎖の中で国産技術の開発に注力するハイテク企業群の現況を明らかにする。
  • チャイナ・イノベーション2 中国のデジタル強国戦略
    3.5
    1巻2,420円 (税込)
    デジタル人民元、デジタル消費券、健康コード、アント・グループ、ファーウェイ、バイトダンス――「コロナ後」に突き進むイノベーション駆動型国家の実像を第一人者が描く。 「いち早くコロナを抑え込んで経済成長がプラスに転じた中国は同年11月、「第14次5カ年計画と2035年までの長期目標」を発表した。この計画には『製造強国』『品質強国』『デジタル中国』といったキーワードが並び、『デジタル中国』建設を国家戦略として位置づける意欲的な内容が盛り込まれていた。」(本書「はじめに」から)
  • GAFA規制の死角 日本は「下請け」のままなのか
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 GAFAを規制すれば、ただちに日本企業が「下請け」から脱し、国産プラットフォーマーが世界を席巻する――そんなバラ色の未来が約束されているはずはない。米欧中に伍して「データの世紀」を生き抜く条件を探る。(『中央公論』2019年8月号特集の電子化です) (目次より) ●対談 めざすは米国、EU、それとも中国? 「プラットフォーマー帝国」に人文知で対抗せよ 津田大介×山本龍彦 《競争か、独占か?深層インタビュー》 ●データ経済時代に、日本企業は生き残れるか? 岸 宣仁 ▼規制を乗り越えるイノベーションこそがアマゾン流だ 篠原 健 ▼ソフト開発で世界と闘った私が見た、日本の弱点と可能性 及川卓也 ▼「取引透明化法」策定と「競争本部」新設で、世界をリードする 伊藤達也 ●アメリカの締め出しに対抗するファーウェイの意地 李智慧
  • チャイナ・イノベーション
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    中国フィンテック研究の第一人者である中国人研究者が、コピー大国からイノベーション大国に突き進む「チャイナ・イノベーション」の実像を日本語で書き下ろした。 世界経済の波乱要因となっているトランプ政権が仕掛けた米中貿易戦争でクローズアップされたのが、「中国製造2025」。 中国が建国100周年を迎える2049年までに世界の製造大国になることを目標に掲げた国家プロジェクトだが、人工知能(AI)などハイテク分野も含めたこのイノベーション大国路線が米国を刺激した。 なぜ米国がそこまで警戒するのかといえば、「チャイナ・イノベーション」が予想以上に進展しているからだ。近年、中国では支付宝(アリペイ)と微信支付(ウィーチャットペイ)が牽引して モバイル決済サービスが急速に発展した。このモバイル決済サービスがデータ蓄積の起点となって、さらなる生活のデジタル化を押し進めている。そのスピードは、米シリコンバレーを上回るほどだ。 人工知能、ブロックチェーン等の新技術が融合し、スマホによるAI活用の与信・貸付、無人スーパー、シェアリングエコノミーなど新サービスが次から次に誕生している。 顔認証技術などで世界レベルのスタートアップ企業も続々生まれている。まさにイノベーションの連鎖である。 2018年7月末現在、世界の株価時価総額ランキングは、アップル、アマゾン、アルファベット(グーグル)がトップ3を占める。 本書は、アリババ、テンセントを中心に、最新の中国イノベーション事情を紹介する一方で、中国でアリババなどを活用して業績を伸ばしているユニクロ、中国イノベーションを研究・消化しているメルカリの事例も紹介している。
  • チャイナ・イノベーション

    Posted by ブクログ

    色々なことを聞いていたとはいえまとめて読むとやっぱり激しいショック。「中国が真似る」時代から「中国を真似る」(もしくは中国での経験から学ぶ)時代はすでにとっくに来ている、と感じさせる。そのタイミングを見損なわない様に色々な人にこれは読んで欲しい。物凄い学ぶこと多かった。2(続編)も読むの楽しみ。

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    2022年01月05日
  • チャイナ・イノベーション

    Posted by ブクログ

    アリババ、テンセントを中心に、中国が「下請け工場」「模倣」から脱却し、デジタル関連でアメリカの先端企業と並ぶに至った経緯が解説されている。

    アリババ・アリペイの解説からは、日本の「キャッシュレス狂想曲」がいかに的外れだったかが分かる。
    キャッシュバックの消耗戦も中国の再現でしかなかったようだ。
    またテンセントの解説では、何度も危機を迎えながら消費者志向で進化してきたかが分かる。

    アイフライテック、滴々出向などBAT以外の企業も紹介されている。

    Microsoft、Facebook、Uberなどが進出し、検索サイトとして中国から閉め出されたGoogleが別サービスでなんとか中国に入り込もう

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    2021年05月16日
  • チャイナ・イノベーション

    Posted by ブクログ

    ・テンセントの躍進。
    ・JDファイナンスの不正検知システム"The Magic Cube"
    ・不正組織の羊毛党
    に関する記述など、ここで初めて知った情報もあった。

    メルカリの話もちらっと紹介があるが、それまでの中国の規模感と比較すると、日本の小ささが歴然。働き方の猛烈さもテンションもスピードも負けてる。色々と難は加味しつつも中国から真剣に学ぶ価値は十分ある。

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    2020年04月19日
  • チャイナ・イノベーション

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった。アリババとテンセントを中心に、近年のイノベーションが簡単にまとまっている。

    正直BATとかもよく分かってないし笑、この本振り返りながら、この先も中国の状況ウォッチしたい。

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    2019年08月03日
  • チャイナ・イノベーション

    Posted by ブクログ

    1999年に馬雲がAlibabaを立ち上げて20年。中国ITの成長は著しく、今やグローバルをリードする地位を確立している。その転換点となったイベントを時系列で読みやすく整理してある良書。読んでおくべきです!
    2011:WeChat、2012:alibaba cloud、2013:モバイル決済(Alipay、Wechat Pay)、2014:オープンプラットフォーム化(配車アプリから、金融・保険へ)、2017:リアル小売、AI政策強化・・・
    特にこの10年は、モバイル決済を起点に、ビックデータの処理基盤、データを活用したサービス・効率化の追求、信用スコアを加味したオープンプラットフォームから生ま

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    2019年01月24日

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