作品一覧

  • 暗天街螺旋想記
    NEW
    -
    1巻2,420円 (税込)
    「終わりゆくこの街を救うには 貴方の心臓(こころ)が要るのです」 暗天街――人間と妖が共存する閉ざされた島。孤島であり、ひとつの町。 外界との交信も途絶え、謎に包まれたこの街の真実を突き止めようと情報屋のジェン・サンベルンは双子の妹・ニアとリアを残して旅に出た。 しかし―――暗天街の謎と真実を探るうちに、触れてはいけない存在「人間問屋」に辿り着いたジェンは、] 街のあちこちで見かける、同じ容姿をした<郵便屋>の姿に変えられてしまった! 大切なものを取り戻すため、ジェンは再び試練に立ち向かう――。 街の真実がついに解き明かされるシリーズ完結巻! 奇天烈画家・壺也が幻想的かつ退廃的な香りが漂う絵で魅了するコミック&イラスト集! <暗天街基本情報> ◆暗天街(あんてんがい)……物語の舞台である孤島。人間と妖が共存する混沌とした街。 ◆妖(あやかし)……実体はないが存在する負の念の塊のようなもの。人に取り憑くことで人から気を吸い、活動する。 ◆妖憑き(あやかしつき)……妖に取り憑かれた人間のこと。 ◆情報屋……代々サンベルン家により、この街の出来事を記録する役目を担っている。 ◆丹頂天使……哀れな一生を遂げた者を楽園へと連れてゆく天使。妖の一種ではないかと考えられている。
  • 指切りレオ 上
    完結
    -
    全2巻605~660円 (税込)
    結界に囲まれ妖の巣窟と成り果てたとある街。 必ず約束を果たされるという”指切り”の力を持つ青年と、その力に巻き込まれる街人の物語。 ひとは、彼に何を託すのか。少年は彼を救えるのか。 そして、彼の願いは叶うのか。ひとのおもいは交差する。 商業コミックイラスト集「暗天街幻想奇録」「暗天街綺想夜曲」(実業之日本社)暗天街シリーズの原点となる物語。2014~2019年に個人サイトにて連載していた漫画の再録同人誌(電子版)です。 ※性表現・BL・暴力・流血表現がある作品です。
  • 暗天街綺想夜曲
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    この街に微かな光を照らすのは“天使”か“悪魔”か――!? 「暗天街幻想奇録」から二年半、渾身の筆致で誘う暗天街のさらに深い闇! 暗天街――人間と妖が共存する閉ざされた島。孤島であり、ひとつの町。 遥か昔、世界には陰の気である妖(あやかし)が溢れた。 当時の祈祷師はこの島にすべての妖を封印し、結界を張った。 そして世界は平和となる。 妖とともに閉じ込められたこの街を除いては……。 外界との交信も途絶え妖の巣窟と成り果てた街は 法も秩序も整っていない貧困な地域も珍しくない。 その地域には“身売り”と呼ばれる子供たちが存在していた。 身寄りも行き場もなく、運に見放された子供たちが “教会”と呼ばれる場所に引き渡されたり、売られたりしてくるのだ。 そんな少年少女たちには、命が尽きる寸前に頭に赤い光の輪が現れるという。 それは、深淵を灯す希望の光なのか――!? 「暗天街幻想奇録」の衝撃から二年半、 生命の終焉、復活、輪廻を描いたシリーズ第2作。 それは、優しくも悲しいセレナーデ(夜曲)。
  • 華夏 時をかける皇子
    3.0
    現代の青年が突如、華夏国の皇子に……?  中国の古代遺跡を旅していた日本人の連城愁也は、その道すがら、現地で店を営む朝井侑次郎という青年と出会った。しかしその直後、愁也は暴走したトラックにはねられて瀕死の状態に。駆け寄ってきた朝井に「死んではいけません」と手を握られるが、そのまま意識を失い――次に目覚めたときには、古代中国にも似た「華夏国」という国の少年皇子・廉愁になっていた。しかも、目の前にはあの朝井とどこか似ている男・李鳳麗がいる。どうやら愁也は現代日本人としての意識を保ったまま、謎だらけの中華風世界に迷い込んでしまったようなのだ。  華夏国の皇子・廉愁はもうすぐ迎える16歳の誕生日に、冠礼の儀を執り行い、同時に皇太子として立つことになっていた。が、不慮の事故か何者かの陰謀によって、一度は呼吸が止まっていたのだという。それを「死人寄せ」をして生き返ったのが今の廉愁で、どうやらその中に愁也は取り込まれてしまっているようなのだ。  何らかの事情を知っている様子の鳳麗に支えられながら、廉愁として生きるほかなくなった愁也は、いつか元いた世界に戻ることを夢見つつ、皇子の周囲のきな臭い状況と、その誕生の秘密を把握し始めるが……。
  • 傷痍アルファ ~ある青年将校の帰還~
    4.3
    1巻1,188円 (税込)
    絶種(オメガ)の鷲尾彦は因縁の故郷へと呼び戻される。待ち受けていたのは戦場で負傷し、傷痍軍人となり帰還した須永冬二郎であった。超種(アルファ)として全てを手にしていた冬次郎だが、現在では声も出ず、体も動かせない。幼馴染の変わり果てた姿に、看護を命じられた彦も、初めは憐れだと同情をするが…。かつて冬二郎から受けた仕打ち、幼き頃友情を誓い合った夏の日の思い出、さまざまな想いが駆け巡り、次第に絶種としての卑しき本能が目覚め始める。 「さあ、中尉殿、本日も、『対価』をいただきます…」
  • 暗天街幻想奇録
    4.5
    1巻1,603円 (税込)
    人間と妖(あやかし)が共存する閉ざされた島・暗天街の真実を記録する若き情報屋の運命とは――ここは人間と妖が共存する街―――暗天街。孤島であり、ひとつの街。外界との交信も途絶え、妖の巣窟となり果てた街は法も秩序もなく、スラム地域も珍しくない。そんな閉ざされた街ではあるが、人々は強く朗らかに日々を過ごしている。ただ、この街には謎に包まれたことと、知ってはいけないことで溢れている。知りたいと思っていても、真相へは辿り着けなかったり、辿り着いたとしても、代償がつきまとう。「街は何かを隠している」そう感じた若き情報屋が、その責務として真実を記録しようとする中で聞いたのは「この街には“人間問屋”が在ると云う」という噂だった。果たしてその真相は? そして情報屋の運命は? 期待の俊英が圧倒的画力で魅了するオールカラーのコミック&イラスト集。美麗イラストと描き下ろし漫画54ページで構成!【内容紹介】第一章……郵便屋第二章……鴉屋と鳩屋第三章……殺し屋煙管第四章……彩蟲師第五章……踊り子と筆屋第六章……人と妖少憩………ニアの近況報告第七章……人間問屋 ※各章にミニコラム付きまるで自分も其処に住んでいると錯覚するほどのディテールまで描かれた「暗天街」。独特の世界観に浸りながら、退廃的な街での時間をお楽しみください!

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