作品一覧

  • 「食」が動かした人類250万年史
    3.0
    1巻999円 (税込)
    食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。 ●約400万年~約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35% ●約240万年~約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化 ●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める 食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ 脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。 ●人類の脳は肉食で大きくなった ●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した ●塩が古代文明を支えた ●古代ローマ人が愛した調味料ガルム ●イスラムが生み出した蒸留酒の世界 ●最初は危険と思われたトマト ●食の工業化が人口爆発を引き起こした
  • 一度太るとなぜ痩せにくい?~食欲と肥満の科学~
    5.0
    「太るのはイヤ」と思っている人は多い。また、一度太るとなかなか痩せられないと実感している方も多いのではないだろうか。肥満そのものは病気ではない。しかし、糖尿病や高血圧、高脂血症を始め、肥満は様々な疾患の原因になっているだけでなく、心筋梗塞や脳卒中など、死と隣り合わせの重篤な疾患を引き起こす。そして現在、日本や世界では「健康を損なう肥満」が蔓延しつつある。健康に生きるヒントとは? 最新の知見を報告。
  • 一度太るとなぜ痩せにくい?~食欲と肥満の科学~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何度も読み返している。高血圧のメカニズムなど説明が丁寧で、参考書より分かりやすいような。飽食の時代、砂糖と脂肪を摂りすぎている。エネルギー過多より運動不足が問題。メタボ、肥満への危機感が増した。

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    2020年08月19日
  • 一度太るとなぜ痩せにくい?~食欲と肥満の科学~

    Posted by ブクログ

    現代社会は脂肪と砂糖があふれている!
    美味しい物を食べると幸せな気持ちなる。この快楽性の食欲により、必要以上に食べてしまう
    レプチンなどのホルモンや食欲に関連する脳の働きなど、分かりやすく説明している

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    2018年10月23日
  • 「食」が動かした人類250万年史

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  人類の進化と食~私たちは生まれながらにしてグルメである
    第2章  先史時代の食~食糧不足が農耕と牧畜を誕生させた
    第3章  古代の食~食が集まるところに文明が生まれた
    第4章  中世の食~食の貧しさがイスラム国家を誕生させた
    第5章  近世の食~新大陸の食が世界を変えた
    第6章  近代の食~食の工業化が人口爆発を引き起こした
    第7章  現代の食と未来の食~フードテックとともに
    <内容>
    世界史にしっかりと準拠しながら、新しい知見も取り入れた力作。コショウが肉を腐らせないから、これを必要とした欧州の人がイスラム国家を避けて東南アジアへ向かったのはウソとのこと。

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    2023年11月09日

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