作品一覧

  • 宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在
    値引きあり
    3.7
    1巻770円 (税込)
    宇宙に「命の星」はいくつあるか? 宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。 これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。 それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか? 2023年4月17日、木星氷衛星探査計画 ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。 日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか? 本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。 なぜ、われわれは存在するのか? われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!
  • 爆発する宇宙 138億年の宇宙進化
    値引きあり
    4.3
    1巻770円 (税込)
    宇宙にとって「爆発」とはなにか? ビッグバン、インフレーション、超新星爆発、ガンマ線バースト……宇宙に起こるさまざまな爆発現象。 これらは、けっして自明な現象ではありません。超新星爆発は、なぜ起こるのか? 実は、その過程にはまだまだ解明されていない謎が多く存在するのです。 本書では、この宇宙の始まりでもある「ビッグバン」、「超新星爆発」の謎、「ガンマ線バースト」などの爆発現象を取り上げながら、最新の天文学で考えられているそのメカニズムや、赤色巨星、白色矮星、ブラックホール、中性子星、さらにはダークマターについてなど、さまざまな天体や物質についても詳細に解説。 特筆すべきは、まだ観測されたばかりの謎の爆発現象「高速電波バースト:FRB」を、その観測実例をもとに、天文学におけるさまざまな仮説・研究を紹介していきます。 そのそも、この宇宙もビッグバンという爆発から始まりました。 私たちがふだん日常の中で使っているさまざまな元素も、これらの爆発によって作られたものです。 そして我々、生命もまた爆発によって作られたものだと考えられています。 さまざまな爆発を理解しながら、宇宙とはなにか? 生命とはなにか? という根源的な問いへと向かっていく、知的興奮を体感する科学書です。
  • 宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり
    値引きあり
    4.0
    1巻770円 (税込)
    「宇宙の果て」に科学はどこまで迫っているのか。 「ビッグバン」や「インフレーション」は本当にあったのか? 「ダークマター」「ダークエネルギー」とはいったい何なのか? 最新の宇宙物理学から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、そこに残された大きな謎を詳細に解説する。
  • 宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり

    Posted by ブクログ

    古本市でふと手に取った本。期待を良い方に裏切られ、非常に面白かった。
    宇宙が膨張しても自分は膨張しないとか、ビッグバンの直後のインフレーションは普通の膨張とは全く違うとか、ダークエネルギーに関してはまともな仮説すらないとか、色々知らないことがあるのがわかった。
    今後十年ほどでダークマターが観測される可能性があるというのも知らなかった。ニュースを楽しみにしたい。

    0
    2023年11月26日
  • 宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり

    Posted by ブクログ

    様々な意味の「宇宙の果て」が考えられて、現代科学がその答えにどこまで迫っているか
    宇宙論や天文学の基礎知識が無くてもわかり易く書かれている
    ちょいちょいはさまれている、アニメやテレビネタでさらに読み易い(笑)

    宇宙(地球、人間)の将来
    途方もなく遠い未来の先の話しだけど、その時宇宙は人間はどうなっているのかな?と思いを馳せ

    子どもの時に真面目に「宇宙の果てってどうなってるのかな?」と考えて果ての果ての果て…なんてエンドレスになってほんと眠れなくなった時もあったので
    どちらかというと「相対論」やら「量子論」なんて苦手中の苦手でしたが、そんな基礎知識のない私にも読み易い!とても面白かったです!

    0
    2019年03月07日
  • 宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、たまらんくらい興味深いテーマで、全般的には知的好奇心を刺激してとても面白い。
    でも結論については、大変壮大で、大変肩透かし。
    「何も分からない」と言っているに等しいので・・・。
    いや、分からないものは分からないからしょうがないんだけど。笑

    まず本書の特長は、生命の起源に迫る以上、天文学、物理学が専門の著者が、専門外の生命系化学に足を踏み入れたがゆえに、著者自身も初学者として学び・習得した生命科学系の基礎を、一般の読者同様(知的レベルは遥かに高いが)初学者の立場から平易に解説することに努めている部分である。
    著者と共に生命科学の基礎を習得したうえで、著者の専門たる天文学の観点か

    0
    2024年02月15日
  • 宇宙の「果て」になにがあるのか 最新天文学が描く、時間と空間の終わり

    Posted by ブクログ

    ワタクシ最近とみに宇宙論が好きで、仕事リタイアしたら大学行って宇宙論の勉強したいと割とガチで思っています。この広大な宇宙のことを考えてるのに、ビッグバン突き詰めていくとめっちゃミクロな素粒子の話になっちゃうとか、ダークマターの正体を探っていくとやっぱり素粒子の話になっちゃうとか、アインシュタインが自分では「生涯最大の失敗」と言ってたらしい宇宙定数がダークエネルギーに関係してるかもしれないとか、不思議というか、ロマンがあると思いませんか。

    本書は「宇宙の果て」がテーマで、中身はちょっと我々素人がこのテーマから期待するような内容とは少し違うのですが(とはいえ、どうして違ってしまうのかの説明はちゃ

    0
    2024年01月26日
  • 宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在

    Posted by ブクログ

    専門的な内容ですが平易な言葉で分かりやすく説明されており、通読が容易です。タイトルを見て興味湧いた人なら誰にでもおすすめしたい良著です。

    過去から現在にかけて多種多様な生物種が存在してきた(存在している)理由については、進化論によって説明が為されていますが、「最初の生命」がどうやって誕生したのかは実は明らかになっていません。さまざまな仮説はあれど決着は見えておらず、宗教的・神秘主義的な解釈までちまたに溢れている状況です。
    本書は、その難攻不落の問いに科学者の立場で正面から切り込んだ一冊であり、多くの人が興味を持って読める本ではないかと思います。

    本の内容は、タイトルにもある2つのキーワード

    0
    2023年08月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!