作品一覧

  • 王宮の凶鳥姫
    1.0
    宿命の公主をめぐる絶品中華風ファンタジー。 遙か昔、荒涼とした大陸に、五人の神仙が舞い降りた。これが五仙大陸の始まり。そして五つの国が生まれる。東に發、西に肅、南に焦、北に幽、中央に雀。仙人の五羽の神鳥の名が国号の由来であるといわれ、この大陸では王朝が滅びる際に、青、白、赤、黒、黄――国ごとに色の異なる凶鳥が現れるという言い伝えがある。  大陸の南、焦の国王の第二公主として生まれた瑠蘭は、「夢視」の能力者によって、国に災厄をもたらすと予言された「凶鳥姫」。殺せば更なる災厄が起きるという理由で籠の鳥のように生かされてはいるが、他人の「過去」を読む能力まで持っていたがゆえに、いつも周囲に疎まれ、孤独だった。それでも瑠蘭は「いつか国の役に立ちたい」と願って日々を過ごしていた。  ある日、王宮が青い炎に包まれた。火を付けたのは前王朝を滅ぼしたとされる蒼焔だ。この凶悪な神仙に唯一太刀打ちできる力を持つのは鵬天という仙人だと知って、瑠蘭は彼が隠棲する漉冥山へ向かう。ところが、ようやく目通りがかなった鵬天は偏屈な変わり者。国の一大事にもいっさい力を貸す気はないようで……?  宿命の公主をめぐる絶品中華風ファンタジー!
  • 女神様の料理帖
    3.8
    ちっちゃな女神様と一緒にグルメなお仕事! 栗原綾乃は編集者だ。文芸作品の担当になりたくて憧れの出版社に就職したけれど、仕事で致命的なミスをして、有無を言わさずとばされた先は、よりによって料理情報誌『食彩記』の編集部だった。実は綾乃は重度の食品アレルギーもちで、数ある編集部の中でもここだけは避けたかったのが……。  絶対絶命の綾乃は、これまでのアレルギー人生を呪いつつ、夢うつつの境で食べ物への恨みつらみを盛大にぶちまける。するとその言葉を聞きつけた通りすがりの女神『花比売(はなひめ)』が、「食の素晴らしさを教え、改心させてやる」と綾乃に契約を持ちかけてきた。  強引な展開に困惑するしかない綾乃だったが、一心同体となった花比売のおかげか、あれほどひどかったアレルギー症状が消えてしまって万々歳。しかし自分の中に居候している女神のぶんも大量のカロリー摂取が必要らしく、食べても食べても、すぐにお腹がすいて仕方がない。しかし女神は「美味しいものでなくてはイヤ」と言うし……。かくして、ちっちゃい女神様と元アレルギー体質編集者の、グルメ追及二人三脚生活が始まった!
  • 女神様の料理帖

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おっ、なんか期待以上に好きだぞ、このかんじ。何でも食べれるようになってからは、あなたこんなキャラだったのね…ってくらいなかなかはっちゃけた勢いのあるヒロイン。新藤くん始め、周りのキャラもなかなかいい。

    0
    2021年05月24日
  • 女神様の料理帖

    Posted by ブクログ

    重度のアレルギーがある主人公は、売れ筋漫画家の
    手作りケーキを噴き出して左遷された。

    最初については、主人公にも問題があるかと。
    きちんと職場に伝えてなかったため、こうなったので
    ある意味自業自得です。
    面倒だから、言われたくないから、と隠していると
    ありとあらゆる面で、大変な事になるのですから。

    アレルギーの親の話、とかは読んだ事ありますが
    本人が主人公、というのはなかったような?
    食べられる範囲が狭いので食に興味が…というのは
    納得するような、しないような。
    性格にもよる、かとも思えますし。

    食べる事は命をつなぐ事、幸せを感じる事
    作り手の心をもらう事。
    深読みするとじんわりくるもの

    0
    2020年11月17日
  • 女神様の料理帖

    Posted by ブクログ

    こんなになんでもかんでもダメな人っているんだなぁって。
    大変だろうなぁ。
    しかし思いの外ファンタジーだった。
    もうちょっとアレルギー掘り下げて欲しかった。

    0
    2020年05月15日

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