作品一覧

  • 朽ちるマンション 老いる住民

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    『国土と日本人』(大石和久)や『絶望の林業』(田中淳夫)を読んで【土地権】について気になったのに何故か手に取った『朽ちるマンション 老いる住民』(朝日新聞取材班)。

    何から手に取ったらいいかわからなくてとりあえず!が私には多いのです。

    後々「いろんな意味で自分のマンションに対する【見方】を変えたい」と思えてきたので結果オーライかな。

    慣れない分野で読み進めるのに時間がかかったけれど、

    読後の今ではマンションに対する見方は「ただの建物」から変わった気がする。

    マンションという村の問題は大きく深い。

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    2023年09月11日
  • 現地取材400日で見えた 検証 ウクライナ侵攻10の焦点

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    戦争前からウクライナに滞在していた記者による、戦争初日から三日目にキーウを脱出するルポを読むと、外からネット経由で見るしかなかった当時の状況を内側から見ることができる。
    戦争開始当初はニュースを見たり読んだりしては泣いていた。いまは慣れてしまって、毎回泣いたりはしなくなった。でも侵攻当初の記事を読みながら涙が次々と溢れてくる。

    チェルノブイリ原発が侵攻当日に占領されていたことを、この本を読んで今更知った。

    「ジェノサイド条約は、国や人種、民族、宗教に基づく集団を破壊する意図による行為を「ジェノサイド」と定義しており、犠牲者の人数は関係ない。ウクライナ系を特定して殺害する行為があった場合、ジ

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    2023年05月07日
  • 朽ちるマンション 老いる住民

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    マンションも戸建ても大変ですね。日本は1960年から1970年代が一番多い。高齢化ですべての人間関係が変化していきますから、なかなか難しい。

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    2023年03月13日
  • 増補版 子どもと貧困

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    仕事柄沢山の家庭を見ているが、この本を読んで私の知っている世界はまだまだ浅いな、と思った。と同時に貧困は連鎖する、とも言われる。私も人の親、今幸いなことに恵まれた環境に身をおいているがいつ仕事を失くし身体を壊し生活保護にお世話になるかもしれない。そうなった時に一人で抱え込まずに相談できる環境を今から考えておきたいと思った。

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    2023年02月12日
  • 相模原障害者殺傷事件

    Posted by ブクログ

    19人を殺害したという行動は明らかに異常だが、その背景となった障害者への差別意識というのは、可能性として誰でも持ちうるもの、社会に確実に潜んでいるものなのではないか、という巻末まとめが本書の肝だと感じた。

    生産性のみを人間存在の価値の基準とし、生産活動すなわち労働ができない重度障害者は価値が低い、もしくは無い。
    生産性が低いイコール仕事ができない、とすると、最近増えているという「職場いじめ」に通底するものを感じる。

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    2022年05月19日

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