作品一覧
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3.3ドラマ『silent』『14才の母』『BOSS』『SUMMER NUDE』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『信長協奏曲』、映画『帝一の國』『約束のネバーランド』『キャラクター』など、数々のヒット作を生み出してきたプロデューサー・村瀬健が、映像業界で得た知見を余すことなく語った一冊。 今求められるテーマを感じ取る嗅覚や、最強の座組を実現させる口説き術、若い才能を生かす企画推進術など、ドラマ・映画プロデューサーとして、第一線を走る著者が最も大事にしてきた「”想い”で動かす仕事術」とは? 20年以上に渡ってヒットドラマ・映画を生み出してきた中で培った「天才たちを巻き込む力」を初解禁する。 読むとちょっと勇気が出てくる、情緒に溢れたビジネス書。坂元裕二・川口春奈・ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)らによるメッセージや対談も収録されている。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
はじめ3つのお話は、泣ける話だけどドラマ的な印象を受けた。
でも最終章、事故車両の運転手の奥さんのお話で、この一冊の印象が変わった。
愛する旦那さんを失ったのに、運転手の妻として表立って悲しむ事もできず、事故被害者への罪悪感を感じ、心無い誹謗中傷を受け、日常生活もままならなくなっていく。
その様子は現実味があり、旦那さんとの思い出や人間性を知る度に、より胸を締め付けられる。
またこの最終章でわかる事実で、他の3つのお話もまた違った印象になった。
事故により亡くなった人の未来も、その人と過ごすはずだった未来を奪われた周りの人達の様子に苦しさを感じた。
でも、過ごしてきた時間がより輝かしく、そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・亡くなった被害者に会っても、現実は何ひとつ変わらない──。 何をしても、事故で亡くなった者は生き返らない──。 そのルールを聞かされても、誰もがみんな、会いに行った。
・人は、いつだって愛する者を失ってから気づく。 自分は、二度と戻らない美しい日々にいたんだな、と。 あなたは、亡くなった人にもう一度だけ会えるとしたら、何を伝えますか?
・プロポーズされて以来、私は幸せという名の衣に包み込まれているようだった。
【⠀4つのルール 】
・亡くなった被害者が乗った駅からしか乗車できない。
・亡くなった被害者に、もうすぐ死ぬことを伝えてはいけない。
・西由比ヶ浜駅を過ぎるまでに、どこか