宇野重規の作品一覧
「宇野重規」の「最新版 消滅する市町村 744全リスト」「トクヴィル 平等と不平等の理論家」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宇野重規」の「最新版 消滅する市町村 744全リスト」「トクヴィル 平等と不平等の理論家」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とても面白かった。タイトルに民主主義が入っているから政治的なことがメインかと思いきや、ビジネスや社会参加、生産者と消費者の関係性まで、幅広い議論が行われている。知識や技術の「民主化」により、平等化が進むが、それは必ずしも平和や安定を意味せず、むしろ細かい違いに注目がいき、差別や偏見を生むことになる。同時に、それまでの権威に対する信頼失墜に繋がり、社会が不安定化する。これに変わる信頼がファンダムに集まっている。いわゆる「推し」であり、確かに一定のお作法、共通の価値観、奉仕や貢献の意識など、コミュニティを維持する要素が詰まっている。現代社会を理解するのに非常に参考になる一冊。
Posted by ブクログ
人と100%のコミュニケーションがしたいけどみんな本心見せてくれないことに悩んでいたと紹介されていたルソーに親しみを抱いた。女子校で行われた講義を書籍にしたもので、多数決の考え方や、何か決めることって難しいということをもうちょっと意識して高校生活を送ってみたかったと思った。
民主主義の形として、ちゃんと議題に上がって話合われて決まっていくことが大事と思う、それと司法で変えていくことって反するようにも思えるけど、司法で変えてもそれで全てが変わるわけでもなく、そもそも司法判断において社会も考慮に入れた判断がされるのだから、議論を進めるためにも司法という道の役割は大きい。誰しも納得のいく答えはないけ
Posted by ブクログ
トクヴィルが見たアメリカは「民主主義の実験場」。
「平等化」を促したものとして、プロテスタンティズム、銃、印刷、郵便というものを挙げている。
それまでの教育は過去から伝わる「規範」を身につけるものだったが、平等化の趨勢は、「自分で考える」ことを促していくのではないか?
「政治的集権化(政権)」は必要
「行政的集権(治権)」は不要
平等化によって孤独が起きる。なぜなら平等化が進むとちょっとした違いが気になってしまうから。
互いに平等なはずなのに残る不平等について、人々はより過敏に反応することになる。
「編集者は最初の読者だ」
アマチュアであることのプロであることが求められる
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