マルクス・アウレリウスの作品一覧
「マルクス・アウレリウス」の「超訳 自省録 よりよく生きる」「超訳 自省録 エッセンシャル版 ニュアンスカバー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「マルクス・アウレリウス」の「超訳 自省録 よりよく生きる」「超訳 自省録 エッセンシャル版 ニュアンスカバー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
五賢帝時代の最後の哲学皇帝、マルクス・アウレリウスが日記帳のようなものに書き綴った内省の書。
2000年が経った今も哲学書の最高峰として燦然と輝いているのには驚きですが、久々に再読。
私自身も内省する事が多く、周りに振り回されない性質だと思っていたのにここ最近はどうも自我を見失っている気がしてなりませんでした。
そのせいで前に進む事が出来ていない事に気付き、一度自分の原点を見つめ直そうと選んだのがこの『自省録』です。
そもそも禁欲主義であったマルクスとはスタート地点からして違うのですが、それでも金言の数々が心に刺さりました。
中でも自分に響いた一説をご紹介。
「どんなに小さな事であっても、
Posted by ブクログ
「誰か悪事をなしたのか?いや、その人は自分自身に悪事をなしているのだ。」
「ものごとがまことしやかな印象をもって立ち現れるときは、横たえて丸裸にし、いかに取るに足らないものかをよく観察し、礼賛することばをすべてはぎとってしまわなくてはならない。」
「いつも考えていることが精神をかたちづくる」
「なんと恥ずべきことか!わが人生では肉体がまだもちこたえているというのに、魂のほうが先にくたばってしまうとは。」
「思い込みを捨てれば不平は消える」
「苦痛と思うから苦痛になる」
「他人には、その人なりの判断基準があって、その基準にしたがって発言し、行動するからだ。」
「苦痛には限界があり、
Posted by ブクログ
自省録という和訳は、タイトルとして適したものだと感じました。
メディテーションというタイトルもいいです。
仏教のダンマパダを読みましたが、無常や業について同じことが書かれてあり、これは矛盾の生じることのない真理について書かれた本なのだと思いました。
ダンマパダ以外の仏教の聖典のなかには、真理ではないものが混ざっているので、取捨選択の未だ難しい未熟な私にとっては、とても有り難い本でした。
紀元前にこんな素晴らしい方がいらっしゃって、時を超えて言葉を受け取れたことを幸せに思います。
聖人君子でなく、葛藤しながら、より良く生きようとする生き様に胸打たれます。
ストア派のことをこの本で、知りま