作品一覧

  • 病と生きる
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕コロナ禍で見えた社会の病理 治療と仕事を両立するには 大竹文雄×笠井信輔 ●高次脳機能障害の当事者として 脳が壊れた僕のできること、できないこと 鈴木大介 ●主治医には名医ではなく良医を 人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく 鎌田 實 ●ヤングケアラー対策でなお残る課題 「時間の再編」に対応した正規労働の改革を 澁谷智子 ●過度な長寿化がもたらした副産物 老いて病む人間、ピンピンコロリの動物 小林武彦 ●〔対談〕東北の地を歩いて見えた希望 がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある 垣添忠生×大島理森
  • なぜヒトだけが老いるのか
    3.4
    1巻935円 (税込)
    人間以外の生物は、老いずに死ぬ。 ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があったーー。 生物学で捉えると、「老い」の常識が覆る! 【ベストセラー『生物はなぜ死ぬのか』著者による待望の最新作!】 ・産卵直後に死ぬサケ、老いずに死ぬゾウ、死ぬまで子が産めるチンパンジー ・ヒトは人生の40%が「老後」 ・長寿遺伝子の進化 ・寿命延長に影響した「おばあちゃん仮説」と「おじいちゃん仮説」 ・老化するヒトが選択されて生き延びた理由 ・ミツバチとシロアリに学ぶ「シニアの役割」 ・昆虫化するヒト ・不老長寿の最新科学 ・85歳を超えたら到達できる「老年的超越」というご褒美 ・老化はどうやって引き起こされるのか ・生物学者が提言する「最高の老後の迎え方」とは ……ほか 「老いの意味」を知ることは「生きる意味」を知ることだった。
  • 老いと喪失 死と向き合う思想
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●社会が決める人間の寿命 利己的な生と公共的な死 小林武彦 ●老いと死の哲学的文法 入不二基義/聞き手:斎藤哲也 ●効率化により変わりゆく葬送儀礼 死を社会的に受け止める意味を考える 山田慎也 ●思い出に浸るときが愛おしい 長寿の秘訣はおばさんに学んだ 末井 昭/聞き手:オバタカズユキ ●死と向き合うことの哀しみと希望 デイサービスという介護現場で 六車由実 ●記憶の衰えと付き合うために SOC理論の考え方とは 増本康平
  • 寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ
    4.0
    1巻924円 (税込)
    「いつまでも若く」「ずっと健康でいたい」――アンチ・エイジング(抗加齢)は遠い昔から,人類の夢でした.しかし,人はみな,いつかは死にます.生き物はなぜ老い,なぜ死ぬのか? 「いのちの回数券」「長生き遺伝子」とは何か? 老化とガンの関係は? 細胞老化を第一線で研究する著者が,科学的な観点から,やさしく解説します.

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  • 生物はなぜ死ぬのか
    値引きあり
    4.0
    1巻654円 (税込)
    【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】 生命の死には、重要な意味がある。 遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは? なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか? 年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。 やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。 しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。 その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。 そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。 ■主な内容 ・恐竜が絶滅してくれたおかげで、哺乳類の時代が訪れた ・宇宙人から見た「地球の素晴らしさ」とは ・地球上で最も進化した生物は昆虫である ・遺伝物質DNAとRNAの絶妙な関係 ・「死」も、進化が作った仕組みである ・ヒトだけが死を恐れる理由 ・“若返る”ベニクラゲの不思議 ・超長寿のハダカデバネズミは、なぜがんにならないか ・ヒトの老化スピードが遅くなっている理由とは? ・「若返り薬」の実現性 ・少なめの食事で長生きできる理由 ・老化細胞は“毒”をばらまく ・テロメアの長さと老化は関係ない? ・生物学的に見ると、子供が親よりも「優秀」なワケ ・ヒトが生きる目的は、子孫を残すことだけではない ・“死なないAI”を生み出してしまったヒトの未来 ・有限の命を持つからこそ、「生きる価値」を共有できる ・私たちは、次の世代のために死ななければならない ――すべての生き物は「死ぬため」に生まれてくる。 第1章 そもそも生物はなぜ誕生したのか 第2章 そもそも生物はなぜ絶滅するのか 第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか 第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか 第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か
    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノムのうち遺伝子部分はわずか2%。遺伝子ではない「98%」にヒトの秘密が隠されていた! かつてはゴミ扱いされた"ジャンクDNA"が生命の謎を解き明かす。
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    「生き物は利己的に偶然生まれて、公共的に死んでいく」という言葉が印象的。

    生物学的な専門の話は少し難解だけど、そこを読み飛ばしても充分読み応えある。

    も一回読み直したい。

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    2024年01月14日
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    スケール大きく、知的刺激溢れる。しかも、説明上手で分かりやすい。生物学の込み入ったDNAの話とか、関心があるのに理解が及ばない領域に一歩踏み入れたい人にはオススメの入門書と言えるだろうか。話は宇宙の成り立ちから始まる。

    現在観測できる最も遠くの星は、2018年にハッブル宇宙望遠鏡がとらえたイカロス。地球からの距離は90億光年。幅が30メートルある巨大な望遠鏡TMTでは、138億光年先が見える。宇宙にはおよそ10の22乗個、つまり1000億の1000億倍以上の恒星があると推定される。太陽系のように恒星である太陽の周りに惑星が8個あるのは例外的に多く、恒星の周りに惑星がない方が一般的。現在までに

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    2023年12月28日
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    生命の誕生以来、あらゆる生命体に生じる「死」。
    人類も例に漏れず、どんな偉人でも必ず死ぬ運命にあり、王侯貴族が不老不死に向けた儚い努力をしたののの実らず、必ず死んできた。

    そのように忌むべき存在として語られがちな、死であるが、そもそもなぜ「死ななくては」いけないのか。
    系としての「死の目的」は何かあるのかを問うた本書。

    個人的には死生観の転換を促したといってもいいほどの良書。
    生物的な死の役割と、生命を構成する基本設計も学べます。

    1.そもそも生物はなぜ誕生したか
    2.そもそも生物はなぜ絶滅するのか
    3.そもそも生物はどのように死ぬのか
    4.そもそもヒトはどのように死ぬのか
    5.そもそも

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    2023年11月29日
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    進化の視点からヒトという生物を見たとき、今の自分たちは進化の結果である。また、有性生殖で多様性が発生しないと配偶子が作れない。多様性は進化の意味でも必要性があったから残ってきた部分。多様性について語られることも多いが、遺伝子や生物として多様性が必要という視点はとても興味深かった。
    また、長寿やDNAに関する洞察も読んでいて面白かった。

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    2023年10月10日
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    細菌から人まで地球上の全生物がどのように生まれ、どのような仕組みで、どのような道を辿り現在に至るのか。
    それらを分かりやすく丁寧に教えてくれる一冊。

    ウイルスの例として新型コロナウイルス(COVID‑19)にも触れており、わけも分からずコロナ禍を生きた私にとっては、コロナへの理解が深まる良いきっかけとなった。

    生物学のベストセラーに「利己的な遺伝子」があるが、難解なあの本を読む道標にもなってくれるだろうと感じた。

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    2023年02月21日

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