内山龍雄の作品一覧
「内山龍雄」の「アイン シュタイン 相対性理論」「一般相対性理論(内山龍雄 著) 物理学選書 15」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内山龍雄」の「アイン シュタイン 相対性理論」「一般相対性理論(内山龍雄 著) 物理学選書 15」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
相対性理論の専門書は6冊目(ブルーバックスの高校数学でわかるを入れると7冊目)。
物理的な根拠と解釈が非常に詳しく書かれている。扱っているトピックも他書にはないものも多く、大変に豊富。式展開も丁寧。学術書らしからぬ書き口もユニークで学んでいて引き込まれる。
特殊相対論、電磁気学の知識は前提にされているが、それ以外は本書で学べる。
重力波やブラックホールについても、これまで読んだどの本よりも詳しい。
8章のスピノルを使った時空のカテゴリー分けの所は数学的なノーテーションを物理的な概念に結びつけるのが難しかった。また、最後の第10章 重力場の理論の正準形式はもっと解析力学に対する洞察を深めな
Posted by ブクログ
新書にして、数式を最小限に抑えつつも、相対性理論のなんたるかを見事に記述した名著。物理を全く勉強したことがない、という人はきついかもしれないが、ニュートン力学を少しでも学んだ人は、本書により、相対論の世界の威力を思い知ることができるだろう。内山先生だからこそ書けた本。一般教養書としては難解な部類に入るが。
・光速不変の原理とは、光源の運動状態が変化しても、それから放射される光の伝搬速度は変化しないという意味。
・空間ではなく、時間軸方向の加速度と力。
・重力によって光の速さは変わる。地表に近い点を通る光の速さは地表より遠い点を進む光の速さより遅い。
・計量テンソルの定義。曲線座標の目盛りの大
Posted by ブクログ
「相対性理論」というと言葉だけが先行し、なんだかよくわからないなあ、という感想を抱いていたのですが、現代人の教養として、原典は抑えておこうと思い、読んでみました。 B解説→本文(時々、A補注)という流れで読みました。 たぶん、本書はこの流れで読むのが正しい順序だと思います。 19世紀末~相対性理論登場までのあいだ、物理学界における大いなる矛盾の源だった「光速の不変性」を、 逆に原理として定式化し、それを基準に時間と空間を考えれば矛盾が発生しないじゃない!?という大胆な発想をしています。 この大胆すぎる発想は、正直おどろくべきものがあります。 #たぶん、私が20世紀初頭に生きていて、いきなりそれ