作品一覧

  • 一般相対性理論(内山龍雄 著) 物理学選書 15
    5.0
    1巻7,920円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時間・空間の物理学である一般相対性理論を、その基礎から宇宙論への応用まで、懇切丁寧に解説した本格的な入門書。 本書を理解するには、特殊相対性理論に関する大体の知識さえあればこと足りる。テンソル解析にしても、スピノール算にしても、本書の理解に必要な道具はすべて本書に解説してある。著者の手引きで、読者自身が、相対性理論を創りあげていくといったスタイルで話が展開されているから、じっくりと腰をおちつけて読めば、ちょうど推理小説でも読むように、一歩一歩と相対性理論の核心に進んで行くような感じをもつことであろう。
  • 相対性理論入門
    4.5
    1巻902円 (税込)
    アインシュタインの相対性理論によって物理学は新しい段階を迎えた。超マクロの宇宙の分野から超ミクロの素粒子の世界にいたるまで、この理論が果している役割はめざましいものがある。相対性理論の第一人者である著者が、この理論の完成までの経緯とその考え方を、厳密に、しかし誰にもわかるように解説したユニークな入門書。

    試し読み

    フォロー
  • アイン シュタイン 相対性理論
    3.8
    1巻660円 (税込)
    時空概念を一変させたアインシュタインの相対性理論。その考え方の基本はすべて、最初の論文「動いている物体の電気力学」に述べられている。この論文の邦訳に加え、一般読者の理解のために、原論文の論旨展開を忠実・平易に再現した解説をほどこした。アインシュタインが創出した思考過程にそって相対論が理解できる得難い一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 一般相対性理論(内山龍雄 著) 物理学選書 15

    Posted by ブクログ

    相対性理論の専門書は6冊目(ブルーバックスの高校数学でわかるを入れると7冊目)。

    物理的な根拠と解釈が非常に詳しく書かれている。扱っているトピックも他書にはないものも多く、大変に豊富。式展開も丁寧。学術書らしからぬ書き口もユニークで学んでいて引き込まれる。

    特殊相対論、電磁気学の知識は前提にされているが、それ以外は本書で学べる。
    重力波やブラックホールについても、これまで読んだどの本よりも詳しい。

    8章のスピノルを使った時空のカテゴリー分けの所は数学的なノーテーションを物理的な概念に結びつけるのが難しかった。また、最後の第10章 重力場の理論の正準形式はもっと解析力学に対する洞察を深めな

    0
    2019年05月17日
  • アイン シュタイン 相対性理論

    Posted by ブクログ

    アインシュタインが1905年に発表した特殊相対性理論の原論文が収録されている一冊。(原論文以外に訳者による解説も載っています)
    アインシュタインの論文のタイトルは、「運動している物体の電気力学」といいます。
    正直言って、一般の方が読んで面白いものではありません。なにしろ『論文』ですから。
    しかしながら、アインシュタインの自著ですから、感慨深いですよ。アインシュタイン、26歳の時の著作です。それを思えば、凄いの一言。

    0
    2019年01月12日
  • アイン シュタイン 相対性理論

    Posted by ブクログ

    アインシュタインの第一論文の翻訳と、その解説(論文を解読したものとも言える)です。うーん、そうはいっても、やはり難しいですね、これを理解するのは。
    ただ、この論文が文庫サイズで読めるという点が感動です。

    0
    2018年09月21日
  • 相対性理論入門

    Posted by ブクログ

    新書にして、数式を最小限に抑えつつも、相対性理論のなんたるかを見事に記述した名著。物理を全く勉強したことがない、という人はきついかもしれないが、ニュートン力学を少しでも学んだ人は、本書により、相対論の世界の威力を思い知ることができるだろう。内山先生だからこそ書けた本。一般教養書としては難解な部類に入るが。

    ・光速不変の原理とは、光源の運動状態が変化しても、それから放射される光の伝搬速度は変化しないという意味。
    ・空間ではなく、時間軸方向の加速度と力。
    ・重力によって光の速さは変わる。地表に近い点を通る光の速さは地表より遠い点を進む光の速さより遅い。
    ・計量テンソルの定義。曲線座標の目盛りの大

    0
    2012年10月19日
  • アイン シュタイン 相対性理論

    Posted by ブクログ

    「相対性理論」というと言葉だけが先行し、なんだかよくわからないなあ、という感想を抱いていたのですが、現代人の教養として、原典は抑えておこうと思い、読んでみました。 B解説→本文(時々、A補注)という流れで読みました。 たぶん、本書はこの流れで読むのが正しい順序だと思います。 19世紀末~相対性理論登場までのあいだ、物理学界における大いなる矛盾の源だった「光速の不変性」を、 逆に原理として定式化し、それを基準に時間と空間を考えれば矛盾が発生しないじゃない!?という大胆な発想をしています。 この大胆すぎる発想は、正直おどろくべきものがあります。 #たぶん、私が20世紀初頭に生きていて、いきなりそれ

    0
    2012年01月09日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!