作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 巨匠とマルガリータ 4.5 小説 / 海外小説 1~2巻1,034~1,177円 (税込) 「それでは、どうしても悪魔は存在しないと言うのですか?」首は転がり、黒猫はしゃべり、ルーブル札が雨と降る。黄色い花を抱えた運命の女、ゴルゴタを焼く灼熱の太陽……春のモスクワを舞台にブルガーコフ(1891-1940)が描く、20世紀ロシア最大の奇想小説、物語のるつぼの底に待つのは何か?――「私につづけ、読者よ。」(全2冊) 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> ブルガーコフの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 巨匠とマルガリータ (上) 小説 / 海外小説 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 第一章の「見知らぬ人と口を聞くべからず」という題は個人的に好きで、本書が良い本である気配がして安心して読み進められた。 ビブリカルな話を持ってきたりするのは典型的だが、ピラトをトピックに選ぶのは珍しく、興味深い。本書は第一部(上巻)だが、第二部(下巻)に向けての結びの言葉、トランジションも素晴らしい。 0 2024年01月30日 巨匠とマルガリータ (下) 小説 / 海外小説 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 某氏がTwetterで絶賛していたので,読んでみた. 奇想天外なお話だが,あとがきを読んで,なーるほど,と納得.これは執筆当時のソ連の芸術弾圧,検閲を揶揄しているのね. 0 2023年12月10日 巨匠とマルガリータ (下) 小説 / 海外小説 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ こんなときだから読むというのもどうかと思うけど、ちょうど積んでいたので。とはいえ内容としてはウクライナというよりロシア文学なはず。 さて、内容だけど、傑作。悪魔が主要登場人物であるだけにキリスト教への理解があった方がより深い読みができるとは思うけど、奇想天外な登場人物や出来事が次々と起こるのを追っていくのが単純に面白い。マルガリータが魔女になったときの堂に入りっぷりとかも。 でも結局巨匠とマルガリータの救いが死だったのは、巨匠がずっと作品を活字に残せなかった作者の写しだと思うと悲しい。 0 2022年03月23日 巨匠とマルガリータ (下) 小説 / 海外小説 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 悪があるから善があるように、悪魔たるヴォランドが悪魔であるためには神と宗教が必要である。イエスを処刑したことを悔やむピラトゥスが救済されるように画策し、他方でヴォランドとその仲間たちは無茶苦茶に暴れ回る。ある意味とても悪魔らしい。 小説の続きを書くことでピラトゥスを救済したように小説に内在する力とそれに対する思いが伝わってくる。 ベゲモート可愛い。 0 2019年11月29日 巨匠とマルガリータ (上) 小説 / 海外小説 4.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ ブルガーコフの作品が好きで手に取りましたが、とても面白い! 悪魔たちがモスクワを支配し、人々が次々と精神科へ送られる。 巨匠が誰なのかとずっと気になってましたが、ヨシュア(イエス)と、悪魔たちの関係もとても気になります。 0 2017年11月22日