作品一覧
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4.3
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4.41~2巻836~924円 (税込)バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。
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4.01巻836円 (税込)「望みの国」の魔法の学校は、ちょっぴり風変わり。ここでは、魔法のつえや呪文は使いません。先生は子どもたちに、一番大切なのは自分のほんとうの望みを知って、きちんと想像することだと教えます。表題作のほか「レンヒェンのひみつ」「はだかのサイ」など、エンデならではのユーモアと風刺に満ちた、心にひびく10の物語。
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4.0
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4.4
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレとても有意義な読書時間だった。
読書をする人間はみんな読んだ方がいいと薦めたい。時は金なりと、コスパばかり気にして働いて、物欲ばかり満たしていても心は満たされない。ゆとりある生活というものについて。人間らしい生き方について。
灰色の男たちが一日の過ごし方として時間の計算をする場面では、言われてみれば確かに山ほど時間を無駄にしていると実感する。しかし、頑張って節約したところで、その時間はどこへ行くのか?
本書では灰色の男たちの懐に入っていくが、現実でも時間を節約しまくったところで、遅かれ早かれ精神的に参ってしまい、倍以上の療養期間が必要になってしまいそうだ。人間なのだから、人間らしい、ゆとり -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本はずっと頭の片隅にあった本。
中学の頃、何の授業でだったのかは忘れてしまったが(たぶん国語なんだろうな)、「自分の心に残る本を紹介する」という回があった。
そのとき、とある子がこの『モモ』を紹介していた。
「”時間どろぼう”が出てきて・・・」ということぐらいしか話の内容は覚えていないのだが、当時赤川次郎とか富士見ファンタジア文庫とかくらいしか読んでいなかった自分としては、児童文学とはいえ海外翻訳物の分厚いハードカバーの本を読んでいる子がいたことに凄い眩しさを感じたことを覚えている。
そんなこともあり、自分では読んだこともないのに娘が小5のとき、おすすめ本としてこの本を購入し渡していた