山本巧次の作品一覧
「山本巧次」の「どうした、家康」「希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本巧次」の「どうした、家康」「希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
入舟長屋おみわの七作目。
これが最後なんて。
おみわが夫婦になれたのは良かったが、寂しい限りだ。
どおりで今回は長屋が売りに出されるという大きな話なわけだ。
家主の小間物問屋の家業に問題が発生して、
裏手のつぶれた店を買い取った材木問屋が長屋ごと買い取ると言う話が持ち上がる。
買い手の若旦那はいい男で、しかもおみわにどうも気があるらしい。
そんな良い話の最中に、つぶれた店の店主の息子が殺される。
長屋のまわりを嗅ぎまわる怪しい男も出てきて雲行きが怪しくなってきて…。
襖割りの異名が追加になったうえ、
また失恋したおみわに求婚してくれたのは、
おみわ最強伝説のはじまり、大川に投げ込んだ男だ
Posted by ブクログ
大江戸科学捜査の第十弾。
今回は茶問屋のお話。
お茶の里からの江戸に来た名主が殺され、
さらに茶問屋の主人が
南町の与力と他の茶問屋の主人が見守る茶室で殺される。
密室ミステリー?
宇田川が活躍するのは良いが、
地中レーダーに壁を登れる小型ロボットと
どんどん江戸に持ち込む道具が増えていく。
しかし、今回の山場は何と言っても、遠山の金さんが登場したこと。
といってもまだ町奉行になる前で、
父親の勘定奉行を助けるために調べているという設定。
宇田川と伝三郎はお互いに江戸時代の人間ではないと気がつくが、
これでおゆうをとりまく時代を超えた四角関係になるのか?
おゆうが自分のことを鑑識班のバ
結構なお点前でした
紙本で読んでいたのを電子書籍に切り替えて愛読しています。私的にはこの巻が一番良かったです。
時代小説が好きな割に歴史に疎いというへっぽこ読者ですが、井角様の正体がまさかのあの人と判明した時はおゆうさんと一緒にテンション爆上がりでした。
物語の最後に入る鵜飼様のモノローグは毎回おゆうと千住の先生が未来人であることを確信しつつ、おゆうとの関係を壊したくないと迷う形で終わりますが、今回は宇田川さんサイドからの視点が入ります。新たな展開を期待させるエピローグだったので、次の作品が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
作中で流れる時間は、約80年間にも及ぶ。80年間以上も走り続けた電車と、そこに縁が在った人達の物語ということになる。
大阪市の南側から堺市に軌道を敷設している阪堺電気軌道が在る。併用軌道(路面電車)区間が多いが、一部は専用軌道になっている。この阪堺電気軌道では、「昭和一桁」に登場した車輛であるモ161形が非常に長く使われている。2023年現在も未だ残っているという。
本作は、このモ161形の1輛である「177号」が、「少し年配のおっちゃん」という具合に擬人化され、長く働き続けた“人生”を振り返る部分が冒頭に置かれた6つの篇にプロローグとエピローグが添えられる。各篇は昭和一桁の頃から平成までの様