作品一覧

  • ディセロス-Space : The Anthology of SOGEN SF Short Story Prize Winners-
    -
    1巻220円 (税込)
    火星近傍で孤立した宇宙船。その船内で、5分後の未来が視えるキューブをめぐって前代未聞の連続殺人劇が発生した。乗員は6名の保安要員のみ。この中に犯人はいる。第3回創元SF短編賞を「〈すべての夢|果てる地で〉」で受賞した著者が贈る宇宙SF短編。※本電子書籍は、『宙を数える 書き下ろし時間SFアンソロジー』(創元SF文庫 2019年10月31日初版発行)に収録の「ディセロス」のみを電子書籍化したものです。『宙を数える 書き下ろし時間SFアンソロジー』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
  • 宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー
    3.0
    1巻950円 (税込)
    【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈宇宙編〉には高山羽根子(第1回佳作)、酉島伝法(第2回正賞)、理山貞二(第3回正賞)、オキシタケヒコ(第3回優秀賞)、宮西建礼(第4回正賞)、宮澤伊織(第6回正賞)の6名の傑作を収録。ソロバンを携え銀河を旅する交易船、海に覆われた惑星に棲息する音をあやつる生き物たちの旅路、航行中の宇宙船で起こった前代未聞の連続殺人──2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家陣が贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「平林君と魚(いお)の裔(すえ)」オキシタケヒコ/「もしもぼくらが生まれていたら」宮西建礼/「黙唱」酉島伝法/「ときときチャンネル#1【宇宙飲んでみた】」宮澤伊織/「蜂蜜いりのハーブ茶」高山羽根子/「ディセロス」理山貞二/ちいさなあとがき
  • 〈すべての夢|果てる地で〉 第3回創元SF短編賞受賞作
    3.8
    1巻220円 (税込)
    記憶を失った日本人少年Kは、量子的に交差した世界から訪れた変幻自在の自律機械、アーサー、アイザック、ボブの三人組にスカウトされ、危険な旅を続けている。旅の目的は、人知れず実用化されている量子コンピュータを探し当てることだと言うのだが……。すべての背後でうごめく人工知性〈館長〉の思惑とは。疾走感あふれる近未来エスピオナージュにして、想像することの意味を問う本格SF。応募総数618作から大森望・日下三蔵・飛浩隆が選出した、SF愛に満ちた第3回創元SF短編賞受賞作。選評付き。

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  • 〈すべての夢|果てる地で〉 第3回創元SF短編賞受賞作

    Posted by ブクログ

    2011年度に発表されたSF短編のアンソロジー。2011年は東日本大震災のほか、小松左京の訃報があり、伊藤計劃ショックの余波とハヤブサブームの余熱が冷めていないジャーナリスティックな年であった。前半はそのような作品を集め、後半は手ごたえのある作品が並ぶ。とはいえ、例年のハッチャケぶりは足りない印象。
    個々の作品としては、庄司卓、伴名錬、大西科学が好み。神林長平、新井素子、とり・みきの凄味にも圧倒される。掘り出し物は、大西科学。この設定で、この展開はやられた。あとがきもスマートで良い。

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    2012年07月23日
  • 〈すべての夢|果てる地で〉 第3回創元SF短編賞受賞作

    Posted by ブクログ

    2011年はどういう年だったかってもう今は2013年なので
    去年はどういう年だったかというと2012年なのである
    2012年篇が出てから読むよりましだけれど
    もう2012年のことなんて覚えていないぞ
    2011年はいろいろあったからともかく

    小川一水『宇宙でいちばん丈夫な糸 The Ladies who have amazing skills at 2030』
    毎度おなじみ作者
    副題とおり『妙なる技の乙女たち』連作中のひとつ
    これだけきりだしても面白がりがたい
    カーボンナノチューブのSFとの現実味どあいはそうだと思う

    庄司卓『5400万キロメートル彼方のツグミ』
    指示が音声入力なのもすごいが

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    2018年11月13日
  • 〈すべての夢|果てる地で〉 第3回創元SF短編賞受賞作

    Posted by ブクログ

    3.11があった2011年のSF集.1ページだけの短編というのもあったが全体的に味わい深いものが多い.「すべての夢/果てる地で」は読むのに気合がいる.

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    2015年11月08日
  • 〈すべての夢|果てる地で〉 第3回創元SF短編賞受賞作

    Posted by ブクログ

    「拡張幻想 年刊日本SF傑作選」大森望、日下三蔵/編
    SFアンソロジー。色々。
    2011年版。第五集。

    序文や解説にもありますが、東日本大震災と小松左京没、という2つの大きなトピックスを反映した2011年のアンソロジーです。
    SFって、当然サイエンスとリアルがあってこそのフィクションだから、突飛なようでいて、世相に大きく影響する。
    全18編。

    『5400万キロメートル彼方のツグミ』庄司卓…無人探査機+少女A.I.のボーイミーツガールもの。それほどユニークなストーリーではないですが、話題性を感じて良。
    『交信』恩田陸…こちらも無人探査機もの。ショートショート。
    『Mighty TOPIO』と

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    2012年09月30日
  • 〈すべての夢|果てる地で〉 第3回創元SF短編賞受賞作

    Posted by ブクログ

    好きなのは「美亜羽へ贈る拳銃」「黒い方程式」、面白かったのは「超動く家にて」。「Mighty TOPIO」は別格。

    0
    2012年07月15日

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