小川環樹の作品一覧

「小川環樹」の「中国戦乱詩」「三国志」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 中国戦乱詩
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    1巻1,155円 (税込)
    太平の時は常に稀にして戦乱の世は常に多し。――古来より、中国では戦争が絶えなかった。歴代の詩人たちは、あるがままの現実を作品に昇華し、人々の叫び出でたる声として残した。中国古典文学研究の泰斗が、蘇軾・李白・杜甫・文天祥といった、周代から清朝の名詩・四十一首を精選する、味わい深い名著。(まえがき・川合康三/解説・小川環樹) [本書の内容] 学術文庫版まえがき 川合康三 序 周詩 漢魏晋詩 六朝隋詩 唐詩(上) 唐詩(下) 宋詩 清詩 解説 小川環樹
  • 中国語学研究(東洋学叢書)
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    1巻8,635円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 音韻史研究を基礎に言語史の諸問題を、音韻史考説、語形と語義の変化、文字学と字書の研究、紹介と批評の四部に集大成。 【目次より】 目次 第一部 音韻史考説 一 詩経異文の音韻的特質 二 形聲字音の特質 カールグレン氏の学説を中心にして 三 反切の起原と四聲および五音 四 〓と爾および日母の成立 五 等韻図と韻海鏡源 唐代音韻史の一側面 六 「南朝四百八十寺」の読み方 音韻同化の一例 七 唐詩の押韻 韻書の拘束力 八 蘇東坡古詩用韻考 九 書史会要に見える「いろは」の漢字対音について 第二部 語形と語義の変化 十 代名詞〓們の沿革 十一 多少と早晩 十二 風流の語義の変化 第三部 文字学と字書の研究 十三 中国文字の構造法 十四 千字文について 十五 宋・遼・金時代の字書 十六 山梨稲川の説文学の著述 天理図書館所蔵の稿本について 第四部 紹介と批評 十七 李方桂氏「中国における諸民族の言語と方言」 十八 董同〓氏「中國における言語調査」 十九 趙蔭棠氏の『中原音韻研究』を読みて 二十 ポール・セリュイス氏「楊雄の『別国方言』にみえる漢代諸方言の研究」を評す あとがき 掲載誌一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 小川 環樹 1910~1993年。中国文学者。京都大学名誉教授。京都帝国大学文学部卒業、同大学院中途退学。文学博士(京都大学)。 著書・訳書に、 『唐詩概説』『蘇軾 中国詩人選集二集 5・6』『蘇軾 新修中国詩人選集6』『宋詩選』『中国小説史の研究』『風と雲 中国文学論集』『老子』『陸游 中国詩文選20』『中国語学研究』『論語徴』『談往閑語』『小川環樹著作集(全5巻)』などがある。
  • 宋詩選
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    1巻1,265円 (税込)
    唐詩の時代より、「詩」という形式が広く親しまれるようになり、作者も作品もはるかに数多かったと言われる宋代。本書では、この安定した中国的国家体制が敷かれていく時代を、北宋と南宋に大別し、おのおの約30人ずつの数作を選ぶ。自分が好きな詩に限って選んだと述べつつ、王安石、黄庭堅、蘇軾、陸游ら、偉大なる詩人たちの名作を解釈し訳出する。巻末につけられた編訳者による「解説」は、親しみやすい調子で書かれた充実の宋詩論かつ漢詩概説にもなっている。
  • 史記列伝 一 全五冊
    3.8
    1~5巻858~990円 (税込)
    中国最初の史書「史記」の最後に置かれた70の列伝.宰相,武将,循吏,酷吏,刺客,侠客,素封家等,司馬遷は貴賤を問わず〈正義を保持し,ひとに屈せず,機を失わずして世にあらわれた人々〉をとりあげ,それぞれにしたたかなこれらの人間の生きざまを,躍動する筆致で描き,「史記」の全体像を構成した.

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  • 三国志 上
    3.3
    1~3巻792~880円 (税込)
    漢帝国が滅びると、中国には戦乱がつづいた。魏・蜀・呉の3国対立時代をへて司馬炎が天下を統一するまでの100年、いくたの英雄豪傑がいりみだれ、力のかぎりをつくして戦う。

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  • 三国志 下

    Posted by ブクログ

    孔明の策略が頭良すぎてすごかった。もし孔明が生きていれば司馬氏も討ち取ることができたのかなぁと思った。でも全ての武将においてカッコよかった

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    2022年06月22日
  • 史記列伝 一 全五冊

    Posted by ブクログ

    漫画の キングダム にはまり、キングダムの基となった中国春秋時代とはどんなものか気になったからこの本を読んだ。キングダムではおなじみの人物たちが続々と登場し、楽しみながら読み進めることが出来た。 やはり漫画よりも難しい内容となってくるが、内容は深く、この本を読み進めることで中華の元となった出来事がよく理解できる。1度読んでみて難しいと思った人は、漫画の キングダム を読む んでみてもいいだろう。しかし、少しでも内容を深く理解したいと思う人は史記列伝を飲むべきだと思う。

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    2019年07月23日
  • 史記列伝 二 全五冊

    Posted by ブクログ

    司馬遷による中国最古最大の歴史書『史記列伝』

    特徴的なのは、事物の時系列ではなく、人物の歴史をそれぞれの列伝として書かれてある点。

    主に秦の始皇帝が天下統一した時代の前後の傑物を取り上げている。

    腐刑を受けた司馬遷の怨念がこもった2000年以上も前に書かれたこの書物は、男の戦いの歴史であり、人間のアホさ加減も見てとれる。

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    2019年05月01日
  • 史記列伝 二 全五冊

    Posted by ブクログ

    蒙恬将軍の悲劇が意外にも自業自得みたな書かれ方をしていて、当時の考え方というか司馬遷の考え方にドライな印象を受けた。他にも2巻には黥布や彭越や李斯の列伝も。

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    2015年05月02日
  • 史記列伝 五

    Posted by ブクログ

    本巻には「儒林列伝 第六十一」から「貨殖列伝 第六十九」までと「太史公自序 第七十」の現代語訳と司馬遷年譜、訳者の一人である小川環樹氏の解説、さらに索引を収録。ただし、訳者の事情で「亀策列伝 第六十八」は省略されている。

    「酷吏列伝 第六十二」の狄山のエピソードは、専制君主というものの恐ろしさが伝わる一例で、大変印象に残った。

    本巻収録の列伝は司馬遷と同時代、つまり漢の武帝の治世下における事柄が多い。これにより前漢の全盛期といわれるこの時代の内実を知ることができる。
    私としては武帝(正確には孝武皇帝)の評価はあまり高くない。

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    2021年10月15日

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