作品一覧
-
4.41~3巻1,320~1,430円 (税込)とあるMMORPGに似た世界に来たゲーマー・努。転移時に引き継いだレアアイテムの売却で当座の生活は安泰だが、ある時、ゲームでやり込んだ白魔道士プレイが異世界ではチート技能になると気づき……!
ユーザーレビュー
-
-
ネタバレ 購入済み
推せる
現在最新刊の6巻まで一気に読んだ上での感想です。
不遇な扱いを受ける主人公が周囲を見返していく展開が話の基礎にあります。もちろん主人公はバリバリ活躍しますが、仲間もバリバリ活躍しますし、ダンジョンを攻略する過程で信頼関係を築いていく描写が丁寧で最高です。非常に推せます。
ツトム、ガルム、エイミーの3人パーティーに対する好感度がガンガン上がります。火竜の初回攻略にエイミーが参加できなかったことを悔しいと感じるぐらい一気に引き込まれます。
上記3人に限らず、読み進めると次第に推せてくるキャラクターが多いです。火力の高いアタッカーの技術とメンタル両方が成長する場面は熱いですし、なんやこ -
-
Posted by ブクログ
捏造報道でエイミーが逮捕され、そうした状況のパーティの補填としてギルド長のカミーユが参戦する二巻である。
ここでは努君による復讐劇が収録されている形になっているが、内容面で見れば龍化というユニークスキルを持ったギルド長を加えての火竜戦となっている。
物語世界的にはエポックメイキングな火竜戦であり、ここから本格的にタンク、アタッカー、ヒーラーという役割分担が認識されるようになっていくわけだが、その萌芽はすでに巻末に見えている。
次巻はネット版通りに進めば、その辺の役割の導入を手伝い普及に努める展開となるのだが、後書きで明示されている通り以後は大きく筋立てを変える予定らしい。楽しみに待ちた -
Posted by ブクログ
本作はネトゲに迷い込む類の、割合本格的にネトゲネタを扱った物語である。
タイトルからもわかるが、本作で特徴的なのは主人公らを含むダンジョン攻略者らの冒険する様がライブ中継される設定だろう。街中の大画面で中継される様を、街の人々が娯楽として見物するのだ。
それゆえにダンジョン攻略者にはスポンサーが付く場合もあるし、最深部を進む上位のパーティには新聞社からのインタビューなどで金が落ちる。そのお金でパーティは補強を行い、その探検する様を一般人が見物して金を落とす、と金の回りを設定しているところなどは秀逸なところである。
そうしたよく形成された世界観に、ネトゲ廃人であった主人公が混ざることで社