作品一覧

  • 新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣 「人はどうしたら幸せになるか」を科学的に研究してわかったこと

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     幸せになれるかどうか。50%は遺伝で決まっているという。環境はたった10%。残りは本人の努力で何とかなるらしい。遺伝が殆どじゃないか、などと嘆いてはいけない。40%も自分次第なのだ。その40%を何とかするための科学的に解明された12の方法が記載されている。いずれも何処かで聞いたことがあるような内容だが、それらを続けていくことが大事である。その行動を習慣とするコツが第三章にある。実は、これがこの本のキモなんだろう。何だかとってもポジティブな気持ちにさせてくれ、幸せが近づいてくると思わせる本である。

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    2024年02月08日
  • 殿下の料理番 皇太子ご夫妻にお仕えして(小学館文庫)

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    ふかし芋の皮の部分がお好きだった昭和天皇に、わざわざ綺麗に皮を
    むいてお出しして「美味しくない」といわれたり。お皿に載せるもの
    はすべて食べられなくてはいけないのに、柏餅を葉つきのままお出し
    したり。

    緊張しながらもいろいろやらかしていた宮内庁大膳課の料理人だった
    渡辺誠氏の『昭和天皇のお食事』につづく、皇室のお食事にまつわる
    エッセイの第2弾。

    こちらでもまたもややらかしてました。昭和天皇の崩御後、今上陛下
    に2年お仕えしているのだが、お客様を招いてのとあるお食事会で
    下げられた皿の上にラップフィルムがナイフとフォークの下に隠す
    ように置かれていた。

    ラップフィル

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    2018年01月09日
  • 殿下の料理番 皇太子ご夫妻にお仕えして(小学館文庫)

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    宮内庁の料理人だった渡辺誠さんの著書。天皇陛下のお食事については渡辺さん以外にもいろいろな人が本を残しているが、皇太子殿下についての本を書いているのは渡辺さんくらいのような気がする。

    この本を読むと、皇太子殿下が我々一般人の生活を理解しようとしている姿勢がとてもよくわかる。また、料理人や周りの職員に対して、対等なひとりの人間として関わろうとしている姿勢や、細かいところまでとても気を配っているのが伝わってくる。
    他にもいろんな著作を読んでみたかったが、もう渡辺さんは亡くなっているということで、とても残念。

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    2014年08月09日
  • もしも宮中晩餐会に招かれたら 至高のマナー学

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    これほどまでに自分に起こりえない「もしも」は、想像すると逆にとても面白い。自分が皇居の晩餐会に招かれることなど、おそらく絶対に一生ありえない。だからこそ冷静に面白く読むことができた。

    やはり、宮中で実際に働いていた人の言葉にはリアリティと重みがある。厳しい世界の厳しい仕事ではあっても、やりがいを感じて楽しむ姿勢は見習いたいところ。
    また、そんな立場にいた人であっても驚くほどに、プロトコルやマナーが変化していく速度が大きいということを感じさせられる。

    これを読むだけで、自分が宮中の晩餐会に行ってきたような気持ちになれます。本当に面白い。おすすめです。

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    2014年05月14日
  • [新訳]兵法家伝書 強いリーダーの条件とは何か

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    ネタバレ

    ヘタな小説より楽しかったので、レビューがノリノリになってしまった。って兵法家伝書のレビューというのも、そもそもおこがましい話ではないか。

    新訳の名に恥じない分かりやすい現代語訳で、古典にありがちな解読のストレスを感じることなく読み終えることができた。
    言うまでもなく、柳生新陰流の奥儀を知ることのできる宗矩自身による著。この家伝書は三代将軍家光に向けて書かれた「大将の兵法」であり、技そのものというよりも、心の持ち様、在り様について多く語られている。
    そしてようやく理解できた新陰流の本質。それは(間違っていたらごめんなさい)「負けないための自身の在り方」なのであった。石舟斎・宗矩が家康に迎えられ

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    2012年06月28日

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