渡辺誠の作品一覧
「渡辺誠」の「新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣」「[抄訳]葉隠」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡辺誠」の「新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣」「[抄訳]葉隠」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ふかし芋の皮の部分がお好きだった昭和天皇に、わざわざ綺麗に皮を
むいてお出しして「美味しくない」といわれたり。お皿に載せるもの
はすべて食べられなくてはいけないのに、柏餅を葉つきのままお出し
したり。
緊張しながらもいろいろやらかしていた宮内庁大膳課の料理人だった
渡辺誠氏の『昭和天皇のお食事』につづく、皇室のお食事にまつわる
エッセイの第2弾。
こちらでもまたもややらかしてました。昭和天皇の崩御後、今上陛下
に2年お仕えしているのだが、お客様を招いてのとあるお食事会で
下げられた皿の上にラップフィルムがナイフとフォークの下に隠す
ように置かれていた。
ラップフィル
Posted by ブクログ
これほどまでに自分に起こりえない「もしも」は、想像すると逆にとても面白い。自分が皇居の晩餐会に招かれることなど、おそらく絶対に一生ありえない。だからこそ冷静に面白く読むことができた。
やはり、宮中で実際に働いていた人の言葉にはリアリティと重みがある。厳しい世界の厳しい仕事ではあっても、やりがいを感じて楽しむ姿勢は見習いたいところ。
また、そんな立場にいた人であっても驚くほどに、プロトコルやマナーが変化していく速度が大きいということを感じさせられる。
これを読むだけで、自分が宮中の晩餐会に行ってきたような気持ちになれます。本当に面白い。おすすめです。
Posted by ブクログ
ヘタな小説より楽しかったので、レビューがノリノリになってしまった。って兵法家伝書のレビューというのも、そもそもおこがましい話ではないか。
新訳の名に恥じない分かりやすい現代語訳で、古典にありがちな解読のストレスを感じることなく読み終えることができた。
言うまでもなく、柳生新陰流の奥儀を知ることのできる宗矩自身による著。この家伝書は三代将軍家光に向けて書かれた「大将の兵法」であり、技そのものというよりも、心の持ち様、在り様について多く語られている。
そしてようやく理解できた新陰流の本質。それは(間違っていたらごめんなさい)「負けないための自身の在り方」なのであった。石舟斎・宗矩が家康に迎えられ