井上亮の作品一覧
「井上亮」の「象徴天皇の旅」「焦土からの再生―戦災復興はいかに成し得たか―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上亮」の「象徴天皇の旅」「焦土からの再生―戦災復興はいかに成し得たか―」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
皇居南東部に建設された5つの「御府」をめぐる近代史。著者は日経新聞で皇室・近現代史を担当した編集委員(刊行当時)。
日本軍が数々の鹵獲兵器を所有していたことは知っていたが、それが皇居内にあったとは知らなかった。著者によれば、御府には振天府(日清戦争)、懐遠府(北清事変)、建安府(日露戦争)、惇明府(第一次大戦、シベリア出兵)、顕忠府(済南・満洲・上海事変、日中戦争)の5つがあり、靖国神社と対になる形で天皇が前面に出るかたちで戦死者の顕彰を行っていた。各戦争による戦利品と戦死者の名簿も収蔵されており、中には渤海国に関する石碑もあった。修身の教科書等でその存在は紹介されていたが、皇居内の施設だ