作品一覧

  • 東京名木探訪
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本には,巨樹,云われ木といった「名木」が各地に存在しています。本書は,東京にある名木に着目。奥多摩の山地から伊豆諸島までの東京都全体の名木を,植物の専門家とともに訪ね歩きます。本書の特徴は,名木を樹木学的な観点から解説する,という点。そのためまず最初に,樹木の樹形,樹高,幹の直径,枝張り,樹皮の様子などを紹介し,それらが樹木学的にどのような意味を持つのか理解できるよう工夫。そして,個々の樹木が樹木学的にどのような特徴があり,なぜ美しいのか,また逞しい印象を与えるのかを科学的に解き明かしていきます。専門家だからこそ気がつく,名木の名木たる所以。今までにない樹木の愛で方を存分にお楽しみください。
  • 桜の樹木学
    2.7
    1巻2,508円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たち日本人は桜が好きです。他の樹木とは比べようがないほど鮮やかに咲き誇る桜の花は、爆発的な春の喜びを感じさせてくれます。同時に、花の盛りが短く、散り急ぐ花びらに、人の世の無情を感じとらせてくれます。歓喜と無情………日本人の心を強く揺さぶる桜を、桜の側から、いわば桜の本音として語らせたらどうなるのでしょう。本書は、植物学的知識を用いて、桜とはいったいどういう存在なのかに迫ってみます。植物としての桜、人間の文化的側面と桜の生き様、世界の桜と日本の桜の系統などなど、さまざまな角度描かれる桜の本音とは? 生物としての桜の本音を察してみると、人間が桜を観賞して感じる世界とは違ったものが見えてきます。貴重で美しい桜の写真と繊細なイラストをふんだんに用い、資料としての価値も併せ持つ価値ある1冊。存分にお楽しみ下さい。
  • 桜の樹木学

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    第1章 サクラの分類学
    第2章 サクラの植物学
    第3章 人と桜

    日本の野生種・15種・三亜属
    サクラ亜属
     花托筒は長く、花は集散花序か散形花序に付き、少数。
     落葉樹。いわゆるサクラ。
    エゾノウワミズザクラ亜属
     花托筒は短く、花は総状花序に多数付く。落葉樹。
    バクチノキ亜属
     花托筒は短く、花は総状花序に多数付く。常緑樹。

    桜餅
    徳川吉宗が享保2年(1717年)江戸の隅田川沿いに桜を植えさせました。その年隅田川の左岸にある長命寺の寺男山本新六が落葉を醤油樽で塩漬けにし餅に巻いて売り出したのが関東風の始まりとされます。
    関西風は別名を道明寺という。大阪南河内の尼寺で作った乾飯が有名だった

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    2022年03月18日
  • 桜の樹木学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルに引っかかったが、実は今年の桜の本の中で一番硬派だった。分類学は楽しめるようになるのに素養が必要なお愉しみであろうということも分かった。老後の趣味にはいいかもしれ兄。

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    2018年03月20日
  • 桜の樹木学

    購入済み

    前半は、形態偏重で読むのが辛い

     冒頭から半分過ぎまで、形態の記述偏重で、結構読むのが辛かった。冒頭から半分過ぎまでの記述も、目に付く桜の木と思われるものを、同定しようとするなら、結構役立つ。「これは桜か否か」「桜としたら、何か?」「同定出来ない(交雑種?)だとしても、何と何の交雑種の可能性が高いか?」を同定しようとするなら、好適な本。が、そんな事まで、私は考えていないので、読むのが辛かった次第。

     が、それ(p.124)以降(枝垂れ桜~)は、論理が納得出来るものだったし、類書では、あんまり記述される事の無い部分(樹皮とか、材としての特質とか、根とか)で楽しめた。また、人文的な分野の記述は、薄いものの独自の視点があり、

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    2023年03月19日

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