作品一覧

  • 記憶喪失になったぼくが見た世界

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    事故で記憶をなくした著者の話。生まれて初めて見るものを不思議に思う気持ちや、知らないことに戸惑いながらもチャレンジしていく様子は読んでいて新鮮な気持ちになった。

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    2022年10月23日
  • 記憶喪失になったぼくが見た世界

    Posted by ブクログ

    自身の言葉で始まる文章はまるで1,2歳児の言葉がでない子どもの心の声の様だ。そこから大学へ戻り、更には染めの仕事をする…壮絶な人生、だがとても明るく真っ直ぐに生きていらっしゃる。

    いつか染められた着物を目にしてみたい。

    途中に母親の手記もあり、見守る優しさと強さを感じる。

    解説で俵万智氏が書いたとおり、『もともとの絵画的な才能に濁りのない感性が宿り、芸術家としてプラスだったのでは』と。+にできたのはご自身の努力、家族や友人の愛情、何よりとても素直な心の持ち主なんだろうな、と思った。

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    2021年04月27日
  • 記憶喪失になったぼくが見た世界

    Posted by ブクログ

    この世には体験者しか書けない世界があるが、この本はまさにそう。解説で俵万智が書いている通り、子どもの感性をそのまま書いたような文章は、書こうと思って書けるものではない。この文章を読むことで、毎日見過ごしているあらゆることが、全く新しい、けれどよく分かる感覚で立ち上がってくる。
    記憶は、結局全部は戻らなかったのだから、著者は1.5倍位の人生を生きたことになる。それも稀有な体験だ。
    「かあさんだよ」、ごはん、チョコレート、UFOキャッチャーなど、何度も読み返したくなる素晴らしさは、前に読んだ時と変わらないが、自分が年をとって、坪倉さんのご両親の偉大さを感じた。もし子どもが事故にあったら、自分は親と

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    2016年01月25日
  • 記憶喪失になったぼくが見た世界

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    電車の中で読み始め、読み終わりました。
    出だしの線の表現はとてもすごいなぁと、線を眺めながら思っています。

    母親として、お母さん目線でも考えてしまいます。
    1人で大学へ行かせる、しかも電車で。
    一人暮らしをさせる。
    旅に行かせる。
    済んだ過去はやわらいでしまうけれど、その真っ只中にいる時は一分一秒がどんなに不安で不安で不安でたまらなかったことかと思います。

    あとがきで俵さんが書いているように、本当に素晴らしいお父さんお母さんです。
    作者の生き方も、ご両親の生き方も、見習うところがたくさんあります。

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    2015年12月30日
  • 記憶喪失になったぼくが見た世界

    Posted by ブクログ

    とても優しくて、暖かくて・・・
    本当に素晴らしい本です。
    自分も何かに向け、頑張ってみたい!
    そう素直に思うことができる本です。

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    2013年06月27日

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