円居挽の作品一覧
「円居挽」の「オーク探偵オーロック」「カイジ ファイナルゲーム 小説版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「円居挽」の「オーク探偵オーロック」「カイジ ファイナルゲーム 小説版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
■織守きょうや「椿と悠」/扉絵 原百合子
1話目でこの短編集買ってよかった、1000円の価値があると思えた爽やかな青春小説。普段あまり挿絵を見ることなく(先入観なく読みたいので)小説を読んでしまうタイプなのだけれど、これは黒髪ロング日本美人の椿ちゃんと(赤いリップが似合う)、イギリス帰国子女の悠ちゃん(オレンジのリップが似合う)の挿絵を見て読み勧めてほしい作品。女子高生の放課後の買い食いから始まる友情のお話。百合ってこういうのでいいんですよ、恋愛まで行かなくて、ふたりの尊い関係を遠くから拝めていれば!という作品。こういう2人だけの関係をとことん深掘りする小説が好きです。
■青崎有吾「恋澤姉妹
Posted by ブクログ
ここのところよくジュブナイルミステリをよく読むのだけれど、これは白眉と思います。というか好きですね。
キャラは立っているが、キャラ付けされすぎていない絶妙なバランス。
単に「事件を解いた」→「人間的に成長した」のような安易な成長譚にせず、謎そのものにしても、その解決方法にしても異なる意見・性格の友人と議論し(時にはしっくりとくる結論がでないこともある)、人生の答えを見つけ出そうともがく様を丁寧に描いている。
4人のメイン主人公たちの描きわけが巧みなのは、作中何度か2人×2チームで行動した(その組み合わせを変える)時に如実に現れます。また続編ではさらにそれが際立つ。
いずれにしても、子どもの
ミステリバトル
能力バトルというと言い過ぎだが、それと似た雰囲気がある。頭を使う作品は好きだが、硬い文章や重い展開が苦手な人にオススメ。ラノベから大衆小説へのステップアップにも最適な作品である。
Posted by ブクログ
第一章はスタンダードに悪人成敗。感じの悪いやつが普通に悪いやつだった。シンプルに爽快感のある作り。
そこからは遠近の青春が繰り広げられる。
不思議なバー3号館だが何となく今回は関わりが薄い。蒼馬さんの存在が遠近の今一歩頼りない感じを際立たせる役割を果たしているのはわかる。
しかし三号館と蒼馬さんという最大の謎が解き明かされる事は遂になかったのだ。
トリックは意外性のあるものも多い。前巻よりも読んでてエンタメ性がある。京都という古都を全面に生かしたものが多かった。
ドラマ化した際は蒼馬さんが前面に出てくる事だろう。もしかしたら狙ってたりして?