作品一覧

  • 横浜大戦争
    続巻入荷
    4.0
    1~3巻880~950円 (税込)
    横浜の神々のバトルロワイアル!? 第4回神奈川本大賞受賞の超絶エンターテインメント長篇登場。 ランドマークタワーの68階で、横浜の大神が「横浜大戦争」の幕開けを宣言。 横浜の“中心”を決めるべく、それぞれの区を司る“土地神”たちが、くんずほぐれつの戦いを繰りひろげる。 大洋ホエールズのユニフォームを着ている保土ケ谷の神を主人公に、戸塚・泉・栄の三姉妹。 それぞれ身勝手な鶴見や金沢や港南、港北・緑・青葉・都筑の擬似家族。 横浜中心部を司る中・西の姉弟などななど。 舞台は旧ドリームランド、山下埠頭、こどもの国などに展開し、驚くべき結末が待っている……。 巻末にはイラストによる「神々名鑑」も。 前代未聞にして空前絶後のエンタテイメント長編。 ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • さよなら凱旋門
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    サラブレッド大河ロマン小説 現代→1916年。日本人騎手が「蹄鉄」に転生! フランスの凱旋門賞に出場した日本人騎手・藤晩夏は、レース中の落雷で異世界に転生してしまう! 口の悪い「蹄鉄」になった晩夏は、アラブ系の少年アリーの相棒として、ロンドン郊外からアメリカのケンタッキーへ、馬たちの成長を見守ることになった……。愛と裏切りと、狂気と堕落と執念と。さまざまな苦難と対峙して、世界的な名馬たちの誕生から、悲劇的な死に至るまで、アリーと晩夏は時代を走り抜ける。サラブレッドロマンあふれる大河小説!
  • 皿の上のジャンボリー : 上
    4.0
    1~2巻792~847円 (税込)
    1944年、東條首相暗殺の極秘任務に失敗した陸軍中尉のグンゾー。朝鮮半島にひん死の状態で流されたが、焼餃子を食べて生き長らえた。未体験の幸福感と美味……この究極の食べ物を世界に広めるのが新たな使命だと気づいたグンゾーは、旅に出る。朝鮮のマンドゥ、満州の蒸し餃子、モンゴルのボーズなど様々な餃子に出会い、いつしか仲間も増えて「究極の餃子」とはなんなのかが見えてくる。食欲そそる熱々のグルメ冒険小説!(文庫化にともない『焼餃子』を改題)
  • 落ち着いたあかつきには
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    学校に行けない自粛生活を過ごすなかで、自分の性自認が「女なのかもしれない」と気づいた男子高校生・ゆう。実は大学生になる姉の性自認も男だと発覚し、兄弟で男女逆転の大騒ぎに。いつもと違う「新しい春」を迎える。コロナ禍の高校生の青春と苦悩、春夏秋冬の様々な転機を描いた連作短篇。
  • 待ってよ
    3.0
    1巻815円 (税込)
    「ねえ、私のこと、気持ち悪いと思う?」 選考委員も驚愕! 奇妙で愛しさバクハツの松本清張賞受賞作! マジシャンのベリーは興行先で、妊婦のこうこに墓を掘り起こす手伝いを求められ、激しく抵抗。しかし墓穴から連れ出された老婆・ありさは日ごとに若返っていくのだった。時がさかしまに流れる街で、ベリーとこうこの関係は一体どうなってしまうのか? 奇想天外で落涙必至の物語。
  • バビロンの階段
    4.0
    1巻1,527円 (税込)
    青春大炎上……『横浜大戦争』で話題の若きストーリーテラー、超弩級書き下ろし! 目が覚めると、夕方の16時23分。外は雨が降っている。 大学を中退して、仕送りもなく、2年近く続いた居酒屋のバイトもやめた。携帯も壊れた。 ただひとり付き合っていた人妻ともケンカした。 アパートの部屋を飛び出した僕は、なんとなく訪れた新宿の古びたバーで、かつて天才児として名を馳せていた親友の「サクマ」と再会して、ひさしぶりにビールを飲んだ。そのときには、すでに、貨物列車に轢かれて死んでしまっていたはずのサクマと……。 親友の死の謎を追いかけて、僕はようやく、自分の意思で動きはじめていた。 「バビロン」とは何か? サクマは「バビロン」にいるのか? ユーチューバー、女天才弁護士、伝説の元プロレスラー、美少女の元同級生……使えるものはなんでも使って、親友の死の謎を追いかける!
  • 横浜大戦争

    Posted by ブクログ

    神々たちの戦争を通して、
    家族のあり方、働き方、生き方…
    いろんな面から、人や社会との関わり方を問いかけられている気がした。

    保土ヶ谷の神と栄の神が特に好き!

    0
    2023年12月03日
  • 横浜大戦争

    Posted by ブクログ

    区によって個性の違う神様たちが先ず面白くて、最後にある神様の図鑑も読んでいて楽しい。
    神様の関係性でその土地の歴史がうっすら見えて来ます。
    読んでいて続きが気になっていました。

    0
    2023年10月20日
  • 横浜大戦争

    Posted by ブクログ

    ある日突然、横浜大神の一声で始まった横浜大戦争。横浜市の各区を司る神たちが、横浜一になる為、各々の神器を駆使して闘う。主人公は保土ヶ谷の神。各区の神たちの関係性やディスり合いに笑った。横浜市の特徴や歴史が、面白おかしく学べる。

    0
    2023年03月28日
  • 横浜大戦争 明治編

    Posted by ブクログ

    土地神同士の戦いをメインに描いたバトル風の前作と異なり、土地神の持つ人間性や、人間との関わりが色濃く描かれていて、バトル・ロマンス・ミステリー混合のような全く系統の違う作品として大変楽しめた。

    このひと月、たくさんの本を読んでたくさんのことを考えた。この本を読んで、またひとつ、自分と今後のことについて考えを深められた(?)ような気がする。

    まだ、なんのために生きるのか、何を目標に日々を過ごすのかは見えない。でももう少し、自由に生きてもいいのかもしれない。


    『私が強くなれば、情も弱さから強さに変わる』
    出会いが増えれば、その分大切な気持ちや思い出も増える。その出会いがいつか終わりを迎えた

    0
    2022年08月26日
  • 横浜大戦争

    Posted by ブクログ

    横浜出身が羨ましすぎる!!
    この横浜の民であること、この横浜の土地勘があること、本当に羨ましい。

    バトル漫画を読んでいるような展開で、熱くなれる一冊だった。
    土地神の個性がバラバラなのに、みんな相手を思いやる姿が良い。
    ある意味その関係性が人間離れしてるのかもしれない。
    最後にある神々名鑑や、脚注がすごくワクワクした。
    今度横浜に行くときは、土地神の面々に少し思いを馳せて見ようと思う。
    私は戸塚の神が一番好きです。
    かわいい……

    アニメ化してほしい!!
    中村佑介タッチの絵で!!
    そんな妄想も捗る作品だった。

    0
    2022年06月10日

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