真園めぐみの作品一覧

「真園めぐみ」の「玉妖綺譚」「玉妖綺譚」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 玉妖綺譚 1巻
    完結
    4.0
    全2巻682~803円 (税込)
    石から生まれた精霊“玉妖”に魅入られた姉を連れ戻すため、新米駆妖師・彩音は相棒の精霊・くろがねと共に奔走する。
  • やおよろず神異録 鎌倉奇聞 上
    3.8
    精霊の恵み豊かな地、遠谷(おちだに)。そこは“流れ神”がこの世にあらわれる地でもあった。遠谷に生まれ、薬の行商で各地をまわる真人(まひと)は、祭りのために帰郷した。だが、祭りを目前にしたその日、村を正体不明の武士の集団が襲った。彼らは村人を殺し、神域を穢し、神社から御神刀を奪っていった。それだけでなく、真人の大切な友、颯(はやて)も彼らに連れていかれてしまったらしい。友を救うべく、真人は刀に引き寄せられてきた流れ神と一緒に、武士たちが向かったとおぼしき鎌倉を目指す。二代将軍頼家の時代の鎌倉を舞台にした、華麗なファンタジイ絵巻登場。
  • 玉妖綺譚3 透樹の園
    -
    妖力を奪われ眠りについた相棒の玉妖を目覚めさせる方法を知る唯一の人物、難波俊之の行方を捜し“はざま”をめぐっていた彩音は、ある“はざま”で奇妙な光景を目にする。男たちが異界妖を檻に追い込み、こちらの世界に連れ込んでいたのだ。妖は人間界では実体をもたず、檻をすり抜けてしまうのに、なぜ? 折しも都では“はざま”や異界妖の出現が増え、その存在を隠そうとする政府を悩ませていた。俊之捜しを続ける彩音は、いつの間にか遷都をめぐる陰謀に巻き込まれる羽目に……。石に宿る精霊、玉妖と驅妖師の絆を描く、シリーズ第3弾。
  • 小説 魔法使いの嫁 銀糸篇
    -
    金と銀の糸で編まれる、『魔法使いの嫁』の新たな地平――。 ヤマザキコレと確かな実力を持つ小説家達が文章にて紡ぎ出す、この世界の新たな彩。『魔法使いの嫁』初の公式小説アンソロジーが金糸・銀糸篇の2冊にて発売! チセとエリアス達だけではない、この世界の新たな側面を識る時、貴方はまた一つ、この世界の美しさを識る――。
  • 玉妖綺譚2 異界の庭
    4.0
    ずっと傍らにいた玉妖くろがねが妖力を失い眠りについて以来、ただでさえ半人前の驅妖師・彩音は、十分な仕事をこなせずにいた。そんなとき、難波コレクションの創り主難波俊之の甥彬良から、コレクションの玉妖で唯一まだ会ったことのなかった蒼秀に会える、との知らせを受ける。異界の知識をため込んでいる蒼秀ならば、くろがねを目覚めさせる方法を知っているかもしれない。彩音は期待を胸に、蒼秀の持ち主の屋敷を訪ねるが……。心の傷を隠して玉妖がらみの事件に挑む少女驅妖師・彩音。彼女は過去を清算し相棒を取り戻すことができるのか。/解説=卯月鮎
  • 玉妖綺譚
    3.3
    異界と現実世界との間にある“はざま”。そこで産する竜卵石は妖力をもち、主の“気”を受けて玉妖と呼ばれる精霊を宿す。中でもその美しさ、知性から伝説的な存在とされるのが、難波俊之が育てた“難波コレクション”の七つの玉妖たちだ。そのひとつ〈くろがね〉を受け継いだ修業中の驅妖師・彩音は、玉妖に魅入られ眠り続ける姉を救おうとする……。人々の目に見えない異界妖が跋扈する皇国大和の首都・櫂都を舞台に、少女驅妖師・彩音と相棒の玉妖くろがねが、妖がらみの摩訶不思議な事件に挑む。第1回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。/解説=井辻朱美
  • やおよろず神異録 鎌倉奇聞 下

    Posted by ブクログ

    古くから、あらゆるものに魂が宿るとして自然が慈しまれ、祈りの対象としてきたが、信じる心が失われつつあるというところに、同時に自然も失われつつあることがリンクする
    喪失は、果てしなく大きい

    0
    2023年08月31日
  • やおよろず神異録 鎌倉奇聞 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人の思いから生まれる神様たちは使命のために自らを犠牲にしては戻っていくの繰り返し。
    人とは違うことわりで存在しているとはいえ感情はあるというのでなんとも切ないです。
    これからも闇神のようなものは生まれるとは思いますが、そのときに祈る気持ち、敬う気持ちが失われていないといいですね。

    0
    2023年02月12日
  • やおよろず神異録 鎌倉奇聞 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    楓がなかなかかわいそうでしたが、何とか助け出せてよかったです。これからリベンジでしょうか。
    アニメとかやったら臨場感あってよさそうです。

    0
    2023年02月02日
  • やおよろず神異録 鎌倉奇聞 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    土地神や精霊たちと共存する隠れ里、遠谷(おちだに)生まれの真人と颯。
    各地で里秘伝の薬を売る行商人だが、年に一度春の祭りに2人は帰郷する。
    ところが、突然村が武士の集団が襲われる。
    彼らは聖域を穢し、神社から御神刀を奪い、土地神を切り捨てて去って行った。
    武士の集団に連れ去られた颯を追って、真人は鎌倉へ向かう。

    閉鎖的な里に外から入ってきた真人の父と颯の母、そのため、幼い頃から疎外感を感じて生きてきた2人。
    他人とは違う力を持ち、それでも里を助けたい真人と、里から離れたい颯。
    そんな2人が北条氏と比企氏の権力争いに巻き込まれていく。
    さまざまな精霊たち、土地神、堕神、凝に取り憑かれた地怪。御

    0
    2022年04月22日
  • やおよろず神異録 鎌倉奇聞 下

    Posted by ブクログ

    金位の朧月に助けられ、祈りを込めることで彼を助けて闇神を排除することができるのか。元々は人が生み出した欲望や怨念が凝縮したような闇神を、人の手だけで排除できなくなっている危うさをどう考えていったらいいのだろう

    0
    2022年03月04日

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