森本雅之の作品一覧
「森本雅之」の「交流のしくみ 三相交流からパワーエレクトロニクスまで」「パワエレ図鑑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森本雅之」の「交流のしくみ 三相交流からパワーエレクトロニクスまで」「パワエレ図鑑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
電気に関する知識はそれほどなく、インダクターやコンデンサーについて学生時代に習った気がするというレベルだが、そんな私にも分かりやすく学びの多い書籍だった。
電圧や電流についての基礎的な内容から始まり、インダクターやコンデンサーの原理やインピーダンスとは何か、更には交流の種類や用途、発電原理といった幅広い内容が書かれている。図を豊富に使用して説明しているので非常に分かりやすかった。
後半は近年急速に発展しているパワーエレクトロニクスについて記されている。パワーエレクトロニクスという言葉は聞いたことがあったが、それがどういうものを指すのかは知らなかった。本書を読むことでその大枠は理解できたと思う。
Posted by ブクログ
全くの専門外の方には、やや難しめ。ただ、じっくり文章を見ながら図解を眺めれば着いてこれなくはない。分かる所だけ読んでも、それなりに視野が広がる。
例えば、電流と電子の話。電流の向きは電子の流れの向きと逆方向。これは電子がマイナスの電荷を持つことが発見される前に、プラスの電荷の移動を電流と決めてしまったことに由来する。電流の大きさとはある断面を1秒間に通過する電荷の量、つまり電子の数である。電流は、電位差(電圧)に比例して変化する。
交流電流とは導線の中を流れる電流の向きが絶えず入れ替わる電流。この交流電流を負荷に供給する電源が交流電源。電源から電流を供給させる装置を負荷と呼ぶ。直流から交流