作品一覧

  • モナリザ・オーヴァドライヴ
    4.0
    1巻924円 (税込)
    久美子は、たったひとりで成田発ロンドン直行便にチェックインした。激化する経済抗争を避けるため、《ヤクザ》の大物である父親の指示でイギリスに身を隠すことになったのだ。だが久美子は知るよしもなかった――十三歳の自分が、ミラーシェードを埋めこんだ女ボディガードにひきずられ、擬験の大スターのアンジイや、伝説的ハッカーのボビイをも巻きこんだ大冒険に出発し、電脳空間の神秘をかいま見ることになるとは! 全世界注目の作者が、疾走感あふれるシャープな展開で満を持して放つ、ファン熱望の《電脳空間》三部作完結篇ついに登場。
  • ディファレンス・エンジン(上)
    3.3
    1~2巻946円 (税込)
    時は産業革命、英国の数学家チャールズ・バベッジによって発明された「差分機関」の完成で、蒸気機関が著しく発達した1855年のロンドン。蒸気が支配する異形の世界で、革命家の娘シビル・ジェラードは謎の紳士との出会いをきっかけに遥かな冒険を夢想し、古生物学者エドワード・マロリーは暴漢に絡まれる女性エイダ・バイロンを救い、国際的陰謀へと巻き込まれる! サイバーパンクの中心的な作家ふたりが紡ぐ記念碑的名作。
  • カウント・ゼロ
    4.2
    1巻990円 (税込)
    新米ハッカーのボビイ、別名カウント・ゼロは、新しく手に入れた侵入ソフトの助けを借りて電脳空間に没入していた。だが、ふとしたミスから“黒い氷”と呼ばれる防禦プログラムの顎にとらえられ、意識を破壊されかけてしまった。そのとき、思いがけないことが起こった――。きらめくデータの虚空のかなたから、神秘的な少女の声がきこえてきたのだ!ボビイは必死で電脳空間から離脱しようとするが…? SF界の話題をさらった『ニューロマンサー』と同じ世界を舞台にして、前作をはるかに上まわる衝撃的なヴィジョンを展開した、ファン待望のギブスンの長篇第2作登場!
  • ニューロマンサー
    3.8
    1巻1,122円 (税込)
    〔ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞〕ハイテクと汚濁の都、千葉シティの空の下、コンピュータ・ネットワークの織りなす電脳空間を飛翔できた頃に思いを馳せ、ケイスは空虚な日々を送っていた。今のケイスはコンピュータ・カウボーイ能力を奪われた飢えた狼。だがその能力再生を代償に、ヤバい仕事の話が舞いこんできた。依頼を受けたケイスは、電脳未来の暗黒面へと引きこまれていくが……華麗かつ電撃的文体を駆使して放つ衝撃のサイバーパンクSF!
  • クローム襲撃
    4.1
    1巻1,122円 (税込)
    全世界のコンピュータ・ネットワークの織りなす情報の宇宙、電脳空間。おれたちは神経系をデッキに直接つないで、この空間に侵入するスーパーハッカーだ。つぎのターゲットはクローム。暗黒街のボスが築いたこのデータの砦を切りくずし、大金をかすめ取ってやる…疾走感あふれるシャープな展開の表題作ほか、『ニューロマンサー』のヒロイン、モリイの若き日々を描く「記憶屋ジョニイ」、さらに記念すべき処女作や、盟友スターリングとの共作など、サイバーパンクSFの旗手として各方面から熱い視線をあびたギブスンが、ハイテク未来を鮮やかに描ききった全10篇を収録!
  • ニューロマンサー

    Posted by ブクログ

    カウント・ゼロを読む前に再読しました。前回読んでから今回までの間に数百冊は海外SFを読んだけどやっぱ凄い

    0
    2023年07月28日
  • ニューロマンサー

    匿名

    購入済み

     

    難しかった。
    サイバーパンクってことで読み始めたけど、頭に入りきらないところがあった。
    内容の半分も理解できていない気がする。

    #カッコいい #深い

    0
    2022年11月11日
  • ニューロマンサー

    Posted by ブクログ

    最高の体験だった。最初は戸惑ったが、読み進めていく内にまるで映画を観ているかのような映像が頭に思い浮かぶほど、スリリングで、ハラハラして、緊迫感があり、かっこよく……。どれをとっても文句ないジャック・イン体験だった。

    0
    2022年10月31日
  • クローム襲撃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ニューロマンサー」を読んで、目くるめくSF仕掛けに翻弄されて、元になったこの作品を読もうと思った。面白かった感で言うと、こちらの方が上。完成度は「ニューロマンサー」が上かな。

    麻薬よりも強力に脳内に作用するソフトウェア、高度に進化した整形というか人体改造、マトリックス世界への侵入、千葉シティ・・・といった「ニューロマンサー」で使われた仕掛けを描いた作品も勿論面白いのだが、一方で宇宙ものの2編もなかなか良かった。宇宙開発はソ連が優勢になるのは、人の命より国家が大事だからなんだろうね。

    もう歳で長編を一気に読む気力が無いのもあるが、SFは短編の方が好きなのかもしれない。

    0
    2022年07月20日
  • ニューロマンサー

    Posted by ブクログ

    言わずと知れたサイバーパンクの始祖。
    冒頭から特殊な用語が連発され、怒涛のごとくイメージの洪水を浴びさせられる。単語の意味を把握するのが大変で、読み進みにくいということでも有名だ。急な場面転換、つかみにくい人物の行動に混乱することも。500ページ超の大作ということもあり、小説としては読み切るのに気合がいる類だが、それだけの見返りはある。個人的には第二部のラストから突如面白くなってきて興奮した。挫折している人には、後半は面白くなるから頑張れ、と無責任に言っておく(笑)。
    数多の映画やアニメなどに影響を与えた起源ということで、源流的な素朴さを想定して読んでみたが、以外にもこのジャンルで考えられそう

    0
    2021年02月03日

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